皇海山
- GPS
- 11:53
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,037m
- 下り
- 2,148m
コースタイム
- 山行
- 1:44
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:44
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 10:24
天候 | 1日目:曇り 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
庚申山荘〜庚申山までの急登が2日目初っ端なので、かなりきつかったです。 鋸山までは難路は無し。鋸山前後はほぼ崖の上り下りで、岩も滑りやすく、足掛かりも無いので、腕力のみで対応しないといけない箇所がいくつかありました。 六林班峠周辺の登山道の笹は刈っては頂いてるんですが、如何せん、周りの笹の背が高すぎるのでw 足元は不明瞭です。笹藪あるあるの、横たわる木のトラップがいくつもあるので、足元注意です。 六林班峠から庚申山荘までは、何度か沢を横切りながら、似たような景色を進みます。谷側に傾いてる箇所が多いので、滑落しないように注意が必要です。 |
その他周辺情報 | かじか荘の日帰り入浴はコロナ禍の影響で、午後3時までです。CTx 0.8掛けなら、庚申山荘をAM4時位には出る必要があると思います。 |
写真
感想
1日目:道すがら、ないとう食堂さんで昼食。地元の人でもかなり賑わっており、店員さんもてんやわんやな状態だったので、利用するなら少し時間をずらした方が良いかもです。味はかなり良かったです。かじか荘でも、ランチをやっているので、そちらでも食べれます。
またローソン足尾店が最後の買い物場所になるので、晩飯・翌日の朝昼飯を買ってない場合はこちらで。ただし、バイカーや観光客も普通に使うので、品物が少ない場合がありそうなので注意(自分が行った時もお弁当はだいぶ少なくなってました)。
かじか荘で、庚申山荘の受付手続きと登山届(紙はかじか荘にあります)を提出して出発。初日は曇りがちで、気温・湿度ともやや高めだったので、かなり汗をかきながら登りました。しばらく車道と砂利道歩き。一の鳥居から登山道になります。
庚申山荘は収容40人程度ですが、かじか荘でも確認したところ、満員になることはまずないそうです。
自分達が行った日も、翌日晴れで好条件でしたが20人程度だったと思います。
備え付けの布団は利用可能、敷布団を敷いて、持参した寝袋を利用しました。
外にあるトイレはバイオトイレでかなり綺麗です(攪拌時にモーターを動かさないといけないので、夜中少しうるさかったです)。
小屋の中は電気がないので、日が落ちたら自然と消灯。
あと、水はあるにはありますが、沢の水をそのまま引いているので、どうしても小さな葉っぱなどのゴミが混じってしまいます。気になる人は浄水器などの持参をお勧めします。(ただ晴れてると、翌日2〜3Lは飲む事になるので、浄水するのも大変かも)
1Fの個室の方が良い、と思いましたが、小屋の中の水は基本出しっぱなしの為、夜中も水の音がずっとします。寝る時の音が気になる方は、2Fの方が良いかも(とはいいつつ、2Fは2Fで夜中トイレに行く時、階段を下らないといけないので難しい所です)
翌日は、早い人だと4時位には出発してました。自分達は5時少し前に出発。
庚申山までの初っ端の上りが、いきなりの急登だったので堪えました。
洞窟っぽい所を歩いたりなど、少し冒険チックな道でした。
登り切ってしまうと、鋸山まで、しばらくは平坦な道が続きます。
自分たちは間違えて、笹薮を少し歩いてしまいましたが
この辺りは、笹薮を歩かずとも良く、きちんと登山道が整備されているので注意が必要です。
鋸山の前後が、噂通りのほぼ垂直な崖を上り下りする事になります。
足掛かりが無く、腕力だけで下りないといけない箇所がいくつかありました。
手袋を付けた方が良いと思います。
不動沢のコルまで降り切ると、皇海山山頂までは急登のみ。
ここまでの工程が長いので、自分はかなりヒーヒー言いながら登りました。
山頂は木には囲まれてますが、言うほど、眺望が無いわけではなかったです。
鋸山まで戻り、そこから六林班峠経由で下山。
最初、笹薮を一気に降りて、何度も上り返す事になります。
また、六林班峠に近づくにつれて、周りの笹の高さが背丈位までになり
足元が全く見えなくなりました。
丸太が横たわっていたり、ふいに段差があったりするので、注意が必要です。
六林班峠以降は、途中何度か沢を横切りながら、右手に崖がある道を2時間程歩く事になります。
ずっと右に傾いており、なおかつ笹の茎が道に生えているので
崖に落ちないように、結構注意して歩く必要があり
景色も変わらず、精神的にも体力的にもかなり疲れました。
庚申山荘で、デポしていた荷物を回収・少し休憩して下山。
かじか荘の日帰り入浴になんとか間に合いたかったんですが
六林班峠以降で、予想以上に時間が掛かってしまい
結局、1時間程の遅れで到着。
帰りは、日光のやしおの湯で汗を流して
大谷PAで、晩飯を食べて帰宅。
皇海橋経由のルートが使えなくなったために
百名山の中でも、最難関に躍り出た皇海山。
最近、登山をしていなかった事もあり
後半かなりバテバテになりました。
しっかりトレーニングしていく事をお勧めしますw
あと、雨の前後だと、鋸山付近の岩場は、難易度が格段に上がり
六林班峠以降の道も非常に滑りやすくなると思うので
可能な限り、晴れてる日に行く事をお勧めします。
※自分が上った2〜3日前にも、六林班峠からの下山路で滑落死亡事故が起きてます。
ちょっと足を踏み外したら、崖の道なので
現地に行って、これは確かに危ないと思いました。
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