オプタテシケ山→トムラウシ山→扇沼山、三日間で40km!
- GPS
- 52:31
- 距離
- 40.1km
- 登り
- 2,865m
- 下り
- 2,745m
コースタイム
二日目:テン場5:34→6:54co1668m7:00→7:25コスマヌプリ肩→7:52co1590m8:02→9:41ツリガネ山肩10:14→12:08三川台13:22→14:53南沼キャンプ指定地15:43→16:17トムラウシ山頂16:28→16:48北沼→17:10テン場
三日目:テン場3:35→3:55トムラウシ山頂4:35→4:50テン場6:26→8:08三川台8:28→10:24扇沼山11:06→12:46台地林道入り口
天候 | 一日目(6/20):曇り、稜線上はガスの中 二日目(6/21):ガスのち晴れ 三日目(6/22):快晴のち晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回は美瑛の知人が借りてくれたので、知人宅で鍵をピックアップ。車一台を台地林道入り口にデポして、美瑛富士登山口へ出発。涸沢林道にはナンバーキイがかかっているので、森林事務所でナンバー確認が必要です。 札幌発3:00→5:00トリックアート美術館→5:30美瑛の知人宅→台地林道入り口へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
オプタテシケ山へは、この時期、雪渓が何ヶ所かありますが、夏道が分かりづらいところは一ヵ所だけ。雪渓が小さくなれば問題なし。 オプタテシケ山から双子池までは中腹下の雪渓が長くて滑落注意ですが、登山道は上から目視できるので迷う心配はないと思います。この長い雪渓尻で水を確保しました。 双子池キャンプ指定地付近は、笹藪と水たまりでなかなか適地が見つからず、時間も遅かったので許容範囲ということで狭い所でテント張りましたが、次の日少し先にいいテン場がありました。似たり寄ったりかな(^_-) 双子池キャンプ指定地から三川台への道、一部に笹かぶりになっている所もありますが、道は明瞭です。何度かあるピークのアップダウンが楽しい?辛い?危険な所はありません(たぶん)。 三川台からトムラウシ山往復、お花と景色の素晴らしい山道です。 三川台から扇沼山へは、兜岩手前の沢に降りる付近の長い雪渓で、夏道が分かりづらくなるところがありました。 ビバーク適地の写真が数枚ありますが、大雪山はキャンプ指定地以外でのテン泊は禁止です。あくまでも緊急時のビバーク場所という意味で写真をアップしています。 |
写真
感想
去年、俵真布からトムラウシ山一泊登山した時に見ていた
オプタテシケ山から三川台の縦走路を歩いてきました。
リーダーkonちゃんは、大雪山はだいたい歩いているけど、この区間が
繋がっていなかったようです。私は歩いてみたいと思っていたけど
山2泊と距離の長さに怖気づいていたルートです。
この区間は逃げ道がないので精神的にも辛いルートです。
一緒に歩いてくれた仲間に感謝!
山2泊装備、なるべく簡素に頑張りましたが、テントを背負っているので
15圓覆ったけど、重かったです。
初日は天気予報より回復が遅かったようで、修行の登り。オプタテからの下り
雪渓がどこから始まるか心配してましたが、斜度が緩んだ所からだったので
良かったです。一応軽アイゼン用意してましたが必要なかったです。
双子池キャンプ指定地ではガスの中でのテン泊支度が、テンション下がりました。
でも持ってきた貴重なビールとワインが元気回復になりました。
夜、テントをたたく雨の音でまんじりともせず。
朝起きると、相変わらずガスの中です。濡れたテントを背負うと思うと
テンション下がりまくり。このままの天気なら三川台でやめようと言う話も出たぐらい。
テンション下がったまま出発。きっとこの辺は素晴らしい景色なんだろうなと
修行の歩きをしていたら、雲が薄くなり青空も!
それからは三川台でやめようなんて話がでたことも忘れてルンルン。
何度かあるアップダウンも初めて見る景色に疲れているけど楽しい。
三川台の分岐で、簡素に済ませた朝食を取り返すべき豪華なウドン昼食です。
トムラウシ山までは緩やかなアップダウンです。途中ガスが出たりしましたが
前日のガスガスを思えば、文句言えない。花が綺麗な道をトムラウシ山へ。
南沼はまだ雪渓が大きくて、登山道から沼には見えなかったです。
南沼キャンプ指定地到着、メチャクチャ嬉しかった。
二日間の疲れも忘れるぐらい、なんか感動しまくりです。
サイチームも俵真布から来るはずだけど、まだ他にはテントなし。
横を流れる水でタオルを濡らし体を拭いたら、とっても気持ち良かったです。
晴れてきたのでトムラウシ山へ登ります。周りはイワウメとキバナシャクナゲが
素晴らしい。山頂からの景色は雲が多かったけど感激ひとしお。
北沼へ行きたいkonリーダーとみんなで北沼へ。
北沼、美しいですね。一回りしてテンバに戻ったら、テントが増えていた。
サイチームが到着して山頂へ行ったようです。
夕飯の支度をしていたらサイチームが山頂から下りてきました。
安着ビールで再び乾杯♪
翌日のお天気はさらにヨサゲなので、ご来光登山することにします。
でも、寝坊した。慌てふためきガンガン20分ほどで登ったけど
お日様は地平線から上がった直後だった。でも、なんて素晴らしい景色!
気分よくテンバへ戻り朝食、片づけ、支度してサイチームに先行して下山。
南沼ビューポイントやあちこちで写真撮っていたらサイチームが追い付いてきて
合流下山です。途中で鹿を見たり熊(?)を見たり、お花に感動しながら
景色に感動しながら無事全員下山です。
しばし感動の余韻が残る山でした。
コメント
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marikkaさん、こんにちは。
車2台と3日間という時間があればこのコースはとても魅力的ですね!
ただ道央圏住まいだと、「鍵」という敷居が問題です。
今年は何とか俵真布から南沼へ1泊で行きたいと思ってるのですが、、、
クチャンベツの林道も何年かぶりでいよいよ開通するようですね。
こちらからのコースも行ってみたいです。
yahさん、コメントありがとうございます。
去年は金曜日に鍵を取りに行き、美瑛の道の駅で前泊して
当日やってくる仲間を待ちましたが、今年は美瑛の知人に
お願いすることができたので、この計画が実現しました。
この鍵問題が入山者数の抑制になっているんでしょうね。
トムラウシに登るなら、このルートがお花も景色もおすすめです。
yahさん、俵真布からのコース、行けるといいですね。
クチャンベツのコースが使えると、また楽しみが増えますね!
marikkaさん、また教えてください。
鍵の返却は、ゲートに返却用のポストか何かあるのですか?
それとも借りた森林事務所まで返しに行くのですか?
鍵の返却は森林事務所前にあるポストに投函でOKです。
鍵、借りるのも日高のように名前入りの封筒を
箱に入れてくれればいいのにと思うのだけどね
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