記録ID: 4693576
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
薬師岳→北ノ俣岳〜美しいカール・湿原と展望の北ノ俣岳
2022年09月16日(金) ~
2022年09月17日(土)
富山県
岐阜県
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 32:11
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 2,246m
- 下り
- 2,231m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 8:40
距離 12.7km
登り 1,702m
下り 352m
2日目
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:36
距離 17.7km
登り 550m
下り 1,886m
カメラ一台の日付設定が誤っています。
天候 | 16日・晴れのちガス 日没後の薬師岳山荘外気温10度。 17日・晴れ時々曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「ありみネット」 http://www.arimine.net/toll_road2.html ★通行時間は、6時から20時までなので、 早立ちしたい場合は、前日19:20までに ゲートを通過しないといけません。 ★19:20以降は、小見ルート亀谷ゲート前から 車列に並び、車中泊をすることとなります。 ★ゲート前にトイレがあります。 ★車列6番目に並びましたが、 折立Pは到着時既にほぼ満車。 メインPに駐車できないときは キャンプ場奥の臨時駐車場へ。 折立の駐車場バトル恐るべし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレは登山口・太郎平小屋・、薬師峠キャンプ場 *薬師岳山荘のトイレは、宿泊者限定とのこと。 薬師岳) ・三角点ベンチまで→ ぬかるみが多い樹林帯の歩きです。 展望もなく、忍耐のゾーンです。 ・ベンチから太郎平小屋まで→ 体力を奪われる急坂が長く続きますが、 展望は一気に開けて素晴らしい草原歩きです。 太郎平小屋のランチタイムは11:00〜14:00 名物は太郎ラーメンとネパールカレー。 水の補給ができます、(寄付金制) ・薬師峠〜薬師岳山荘・薬師岳山頂→ 大きな岩がゴロゴロした沢筋を通過し 薬師平に到着。さらに展望が開けます。 山荘から山頂までは、ザレ場の歩きです。 山頂から望むカール地形は絶景。 ここにしかない景色。 北ノ俣岳) 「池塘と草原を巡る木道歩き」 オマケのつもりが、立ち寄って大正解でした。 開放的な湿原帯がゆるい歩きで楽しめます。 山頂の展望は360度。 |
その他周辺情報 | 亀谷温泉・白樺の湯。 https://www.toyamashi-kankoukyoukai.jp/?tid=102269 林道ゲートを出てすぐの立地で便利 |
写真
装備
MYアイテム |
komaki
重量:-kg
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感想
9月16日から17日までの二日間、北アルプスの
薬師岳と北ノ俣岳に登ってまいりました。
北アルプスの貴婦人と称される
真っ白で、優美で大きな薬師岳。
長く憧れの山でした。
今回、ようやく体験する機会を得ました。
こちら薬師岳は、日帰りだとかなり手ごわい
登山ですが、一泊すると、少し時間が余るという
微妙なコースタイムなので、近くの北ノ俣岳と
セットで登ることとしました。
一日目)
東海北陸道の夜間通行止めという
まさかのアクシデントまで加わって
折立の登山口に至る前に既に
精神的に疲れてしまいましたが
気を取り直してスタートします。
展望が開けない忍耐の上りのあと、
たどり着いた三角点ピークで望んだ
白く尾根を広げる薬師岳と
大きな剣岳を見たら
ここまでのモヤモヤは
一気に解消しました。
進めば進むほど展望が開け
テンション上がりまくりでした。
山頂周辺から望むカール地形は
なかなか他の山では見れない
スケールの大きさで感激しました。
二日目)
ご来光を避難小屋ピークで楽しむ予定が
寝坊してしまい、山荘周辺での鑑賞と
なりましたが、朝日を受ける槍ヶ岳の姿など
泊り登山ならではの景色を堪能できました。
その後、太郎平小屋まで、順調にペース良く
下れたので、目論見どおり、北ノ俣岳に
登ってみることとしました。
太郎平小屋の食堂OPENまでの
時間調整的なつもりが、まさかの
絶景の数々。
なだらかな広がりの
スケール大きな草紅葉など
素晴らしい山でした。
今回の二座、機会があれば
花の最盛期に再訪問したく思いました。
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シャープな山が多い北アで抜きんでて大きな山体の薬師岳。
岩々のピークも嫌いではないですが、より大きな山体が好きな小生には、北アで行ってみたい山の上位に位置しています、・・・・否”いました”(←もはや過去形?)。
一口に膨大な山稜と言っても、懐に抱える大スケールかつ美麗な圏谷群は、流石は北アの派手さ!
また、やはり山中に泊っての山の朝夕は格別ですよね。
小生近年は安近短な日帰りばかり、もう北アどころか、泊り山行も難しいかな?
薬師岳、今回初体験しまして、巨大さを
つくずく感じました。
薬師岳圏谷群を頂点として、大きく裾野を
広げる白い斜面はとても美麗でした。
スケールの大きな地形は、さすが北アだと
思いました。
同じカール地形でも、他の北アの山ように
山頂部が岩々していないところが柔和な印象で
心安らぐ山容ですね。
なかなか天気が安定せず、泊まり登山が
出来なかった今年、貴重な機会で
朝夕の雲と太陽の演出を楽しめました。
撮影に失敗しましたが、夜景と星空も
見事な山でした。
自分も、遠距離の運転、車中泊などが
億劫になってきています。気持ちから先に
老いることがないようにとは
思っているのですが
我が家も6年前の夏に順序が違いますが歩いた北ノ俣と薬師
その時の感動が大きすぎて未だに妻は「その先も行きたぃ!!」
と時折言ってるくらいです(笑)
奥深い地にある二座、山好きだと行きたい山々が眺められ
感動の連続だったかと思います!!
それと青淵三角点での眺めも同感です
辛く眺めが無い道をひたすら登って開け地点
そこで薬師と剱が望めた感動は疲れが吹っ飛びますね(^_-)-☆
なんと、一度は日帰り、2回目は、テント泊でとは
ご健脚が羨ましいです。
薬師岳から五色ヶ原に綱なる道、
北ノ俣岳から、黒部五郎岳、さらに
雲ノ平へと、その先も行きたくなりますね。
普段見る機会が少ない、黒部源流の山々は
見えると感動が大きかったです。
青淵三角点までの区間は、展望が開けそうな
予感を持たされつつ、かなり焦らされますね。
いきなり空が開けて、薬師岳剱岳が登場したので
感激ひとしおでした。
こんにちは
薬師岳は東海地方からだとなかなか行くまでに一苦労。
駐車地競争も大変ですね(笑)
このエリアは私にとっては夢のまた夢
もうひと山越えて雲ノ平なんてとてもじゃありませんが😅
台風前の良いタイミングで気持ちの良い山歩きが出来たのではないですか?
羨ましい限りです😃🤗
薬師岳までは自宅から片道250km、
岐阜県を岐南から北端の神岡まで縦断して
さらに富山県も、ほぼ横断してと移動が
大変ですよね。今回は41号線に迂回させられたので
さらに疲れました。駐車場は想像ですが
長期入山の方が多く、走行時間の制限もあるので
入れ替わるタイミングが見極め難いです。
雲ノ平は、自分も行きたいのですが、
今回の登山での疲労が未だ抜けないことを
思いますと、自分には、今回以上の
連続距離・時間は難しいなと感じました。
北アルプスの最深部まで行きましたね。
薬師岳は大きな山塊で、剱岳・立山や黒部からもよく見えて、凄く目立ってますね。
天気にも恵まれ、泊りの山行でしか味わうことができないお楽しみ満載で羨ましいくらいです。
僕も何年か前に折立から雲の平方面に行く計画を建てたのですが、雨続きで中止。
それから、ず〜っと延期になっています。当時から折立は駐車場探しが大変と聞いていましたが、そんなにバトルが激しいですか。年寄りにはますます敷居が高くなりましたわ。
それから、横江の立山サンダーバード。実にユニークなコンビニ(?)ですね。
鹿とかクマのサンドイッチはありませんでしたか? 大きなホタルイカのおにぎりを買って食べた思い出がありますよ。
一日違いで、割と近くにお越しになっていたとは
薬師岳、北側の山からも大きく望めるのですね。
一度見てみたく思います。
直前まで台風の進路に気を揉みましたが
好天に恵まれ、思い出深い登山となりました。
道中、多くの方と休憩中にお話を
させて頂きましたが、皆様長期入山されていて
太郎平小屋経由で、雲ノ平・高天原に行かれた方が
多くみえました。
折立の駐車場は、空き駐車スペースが
なかなか見つからなくて
マジで登れずに帰るのかもと思いました。
前日入りが確実だと思います。
サンダーバードは機会があれば
ぜひ体験してみたかったので
嬉しく思いました。鹿とか熊のジビエサンドですかっ!!
時間が遅かったので、この日は見かけませんでした。
おにぎりも、色んなバージョンがありました。
ホタルイカと、とろろ昆布を食しました。
北アルプスの山は、非日常なスケールの大きさと
山ごとの個性的な眺めがありますね。
コロナ禍で制約の多い山小屋泊ですが
以前のような詰め込みがなく、安心して
夕暮、夜景、早朝の眺めを楽しめました。
今回歩いゾーンは、花も意外と残っていて
最盛期はさぞ見事なお花畑なんだろうなと
感じました。
北ア主稜線の山を一望できて、大満足の
登山となりました。、
聞きしに勝る駐車バトルを体験されたようですが、無事最大の難関をクリアできて
良かったですね。
北アルプスでもこの山域は、鋭さよりもスケールの大きさを感じられる山が
多いですね。
私も何十年も前に雲の平から周回した頃を懐かしみながら拝見しました。
仰るように赤木岳、北ノ俣岳辺りから太郎兵衛平に向かって歩く尾根は開放的で
至福の時間だった事は未だに記憶から消えません。
駐車場の確保が関門だと予備知識がありましたが
空きスペースが見当たらなく焦りました。
ギリギリ停めれて一安心でした。
黒部源流に近いこのエリアは、なだらかな
山並みが多く、岩歩きが多いエリアとは違う
スケール感ですね。
黒部五郎方面から、太郎兵衛平、とても開放的な
歩きが楽しめそうですね。
いつか機会があれば歩きたく思いました。
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