浅草岳 六十里越からピストン
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- GPS
- 07:08
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 1,568m
コースタイム
北岳への寄り道・花撮影・知人との立ち話等含みます。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
少し戻った向かいに浅草岳登山口。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
マイクロ中継局までは作業道への分岐が多々ありますが、登山道の道標だけに従ってください。 南岳から先の稜線は東面が切れ落ちた断崖沿いの道。一見危険に感じませんが、所によっては慎重な足運びが必要な個所もあります。 ムジナ沢方面との分岐から先、雪渓の登りがあります。この日はステップができておりアイゼンは使いませんでした。 |
写真
感想
高速道路料金の休日50%引きもラストとなった週末、遥か越後の国へお気に入りのヒメサユリに会いに出かけました。多治見から登山口まで6時間半のドライブでした。
朝6時の浅草岳登山口の駐車場はすでに結構な入り。ヒメサユリ人気がうかがえます。負けてはいられないと急いで準備をします。天気予報は午後から曇りで夕方前から雨。午前中が勝負か。
【浅草岳登山口〜マイクロ中継局】
いまのところよく晴れてはいるんですが風が強い。なんとか持ちこたえてくれと祈りつつ6時過ぎ、駐車場向かいの登山口から入山します。初めは急登で面くらいますが、すぐに水平道となり新潟・福島県境へ向かいます。
途中に送電線巡視路?の切り開きが分岐しますが、登山道には必ず道標があるのでそれだけに従って進みます。県境からは登りらしい道となり、鉄塔切り開きを抜けてブナ林の登りになります。ひと登りで向かい合った一組の反射板の立つ大きな切り開きに出ました。登山ガイドにマイクロ中継局と記されたところです。
【マイクロ中継局〜南岳】
ここからしばらくはダラダラの水平道となり、呼吸を整えるのによい感じでした。そしてようやく傾斜が出てきて登り始めるとツバメオモト・タケシマラン・マイズルソウなど初夏の花達が目を楽しませてくれます。
木々が灌木に替わり、展望が開けてきました。しかし、朝はすっきりと見えていた越後三山などの山々にガス・雲が迫ってきています。南岳に到着するとすっかりガスに包まれてしまいました。
【南岳〜鬼ガ面山】
今日は展望よりもヒメサユリが目的なので展望のない南岳をさっさと後にし、まずは鬼ガ面山を目指します。するといきなりたくさんのヒメサユリが登場です。しかもまさに見頃。
ただ道は断崖沿いで、よそ見をしてうっかり足を引っ掛けようものなら大事故にもなりかねません。崩落気味の箇所も度々あり、気をひきしめていかなければ。
ヒメサユリ街道をドンドン進むと先行のパーティーに追いつきます。その中に昨年2度もお会いした方の顏を確認。しかし一行はお花撮影に夢中の様子、ご挨拶はまたのちほどでと先を急ぎます。
たっぷりとヒメサユリを堪能して鬼ガ面山に到着。ここも速やかにスルー。
【鬼ガ面山〜貉沢カッチ】
その先もまだまだヒメサユリ祭りが続いており、完全に目線は下ばかりに向けられていました。そして気を付けないといけないポイントだと認識していたはずの北岳の分岐を間違って尾根通しに直進。道が突然なくなってここが北岳だと気づきました。
同じく間違って北岳にいた東京からの男性と一緒に登山道に復帰し、オノエランなど楽しみながら貉(ムジナ)沢カッチへ。かなり厳しいアップダウンにお疲れ気味の男性と別れ先へと急ぎます。
【貉沢カッチ〜浅草岳】
ヒメサユリに加えてニッコウキスゲやニガナ?などの花達の混生となってきて華やかさが増します。しかし山肌の様相も険しさを増しガスと相まって凄みが出てきました。このコース、かなりのヤセ尾根といえます。
そして前岳を巻くようにしてムジナ沢からのコースと合流。一株のシラネアオイが咲いていました。付近はまだ残雪が豊富で、浅草岳へは大きな雪渓を登らなければいけません。幸いステップがしっかりできていたのでこの日はアイゼンを使わずクリアできました。ハイカーの少ない平日だとアイゼン持参が無難かも。
やがて道は木道になり、ワタスゲ揺れる小湿原の中へ。そこをしばらくで浅草岳に到着しました。
【下山】
賑やかで狭い山頂は単独ハイカーには肩身が狭く?ランチを済ませてさっさと撤収です。下山を始めるとなんだか明るくなってきました。そして登りで確認したパーティーとすれ違い。ここでご挨拶させていただきました。一行は長野・関東方面のHP管理人&ブロガーの方々でオフ会ハイクだということでした。山頂を目指す一行を見送り下っていくと、ガスがドンドン晴れてきて展望もそこそこ楽しむことができました。雨の心配もなくなり、のんびりとヒメサユリを鑑賞しながら来た道を戻りました。
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