記録ID: 4734038
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山
日程 | 2022年09月30日(金) ~ 2022年10月01日(土) |
---|---|
メンバー | |
天候 | 両日快晴 盆地は午前雲海 |
アクセス |
利用交通機関
[行]武蔵小杉 23:19-23:36 東京 \308
電車、
バス
かごたびライナー501便 \2000 八重洲口鍛冶橋駐車場 24:20-06:40 山形駅西口 霞城セントラル前 山形駅前“屬里蠅 07:23-08:35 湯殿山口 湯殿山口 08:45-09:05 湯殿山仙人沢 \2300 [帰] 肘折温泉バス停どこでも 14:00-14:55 新庄駅前 \600 新庄 15:17-18:23 大宮 つばさ\10830 (夜行バスだと翌日着の代わりに5000円以上安く済む) 大宮 18:34-19:29 武蔵小杉 湘南新宿ライン快速(平塚行) \814
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 湯殿山口~金姥 ハシゴはあるがそれ以上に流水上の岩を登る箇所があるので増水時は不安 月山~念仏ヶ原避難小屋 黒戸尾根が赤子に思えるキツさ 全般的に滑るのでロープやストック、しゃがみ歩きを駆使すべき 山頂近くは足下が草で見づらいところに大きな段差や水たまりが隠されていたりする 途中ゴロ岩地帯を下りすぎないよう注意 千本桜前後から急傾斜とロープ多発、なお滑るので注意 清川橋周辺はただでさえ傾斜が厳しいのに崩落じみた場所が多く 流水地点の渡渉もあるので危険で時間がかかる 念仏ヶ原避難小屋~猫又沢 崩落斜面のトラバースや沢渡りが何箇所か出てくる そしてやはり滑りやすい 渡渉点は増水時おそらく通行できないと思われる 猫又沢~登山道入口 これまでに比べたら非常に楽だが道は狭くよそ見するとずるっといく そして斜め斜面も多くしばしば滑るので気は抜けない |
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その他周辺情報 | 湯殿山口からの送迎バスは湯殿山バス停(土産屋と宿泊施設)まで そこから更に別料金のバスで登山口まで行くことができる 頂上小屋と神社が閉鎖すると湯殿山口からでバッジを買えるのはここだけ 肘折温泉 黄金温泉で2軒と肘折温泉街で2軒日帰り入浴可 食事どころも土産屋も豊富だが山菜野菜は手に入りにくい カルデラ館は炭酸冷泉も持ち帰れるので気に入った |
過去天気図(気象庁) |
2022年09月の天気図 |
装備
個人装備 | 長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 弁当 2回分の食料 飲料(4L) 地図(地形図) コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック 携帯トイレ ゲイター 目出し帽 シュラフ シュラフカバー シュラフマット バーナー コッヘル 紙コップ |
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備考 | 計画はもう少し念入りに ランプ買うといいかも 80Lリュックの使い方研究 |
写真
感想/記録
by Barklay
1日目
体感気温 15~20~10℃?
風 微風
消費水量 2.7L 調理で0.6L
2日目
体感気温 10℃~25℃?
風 微風~快風
消費水量 2L
週末晴れということで週頭から急遽候補探し、絞り込み、計画と慌ただしい週だった今回。案の定出発地点を間違え予定より遅れ、更に80Lでペースも上がらず、後半の道が厳しかったため遅れに遅れて避難小屋着が日没後に。さすがにクマと遭難の恐怖があり、反省点の多い山行となりました。食料も野菜から出た汁でベタベタだったし!
夜行バスは2000円という異常な安値、そこから2300円で登山口到着という恐るべきコスパ。700mも登ればまだら紅葉の絶景が迎えてくれました。道中ハシゴや流水岩場などやや経験者向けの場所はあったものの、そこまでの難所ではなくむしろ初めての避難小屋泊装備が重く肩が痛い…やはりぶっつけ本番はダメですね。
姥ヶ岳、月山ともに景観は最高だったのですが、いかんせん経験が少ないだけにどこがどの山かわかりませんでした…。鳥海山だけはわかりましたが、期待してた吾妻連峰もわからず、ついにはあれ秋駒じゃない?なんて妄想を始める始末。月山山頂では怪我したのか逃げないトンボ(アキアカネ?)と戯れ時間が押していることへの現実逃避してました。
肘折温泉ルートは過酷そのものでした。ごくたまに整備がされていて、見どころもあるので悪い道とはいえないのですが自然の脅威に追いついてない印象があります。それでも清川橋の架替えに感動した声があったりするので、好きな人は好きなんでしょうね。二日目なんて恐らくピストンと思しき人もいたし…片道10時間前後かかるルートなのに…!
日没に追われるまま念仏ヶ原に突入、ナイトハイク寸前となるもヤマレコアプリのGPSと避難小屋の場所が違いかなり焦りました。らくルートなどで見ると合ってるんですけどね。水場とやらは暗くて確認できませんでしたが裏手の沢水を汲む模様。問い合わせにより避難小屋は10月中旬ごろまで開放とのことでしたが、トイレは閉鎖されてます。謎の豆電球やライトはありましたが付け方わからず、まぁ期待してなかったのでヘッデンで済ませました。着いた時点で誰もおらず、真っ暗な中不気味な小屋…というわけもなく、キレイだったためか心地よく過ごせました。一応布団もありましたがシーツや枕はありません。私は敷布団+シュラフカバー+掛け布団で寝ました。ぬくぬく快眠でした。おいしいパスタと億千の星もありましたが、時間が遅かったのと外はクマが怖かったのでスキップはしませんでした。レビューなどで2階から日の出が見えるとありましたが、打ち付け板と方向の問題で満足に見えるかは微妙です。
翌日、5時間だから余裕〜なんてものはものの見事に打ち砕かれました。最初に100mほど登るのですがそこからが本番でした。トラバース多数、ぬかるみ、滑り、崩落寸前…こんな天気の土曜なのに、すれ違ったのがたった一人とは、やはりそういうルートなんですね。ただところどころ景色は良いし、花が咲き誇るゾーンもあったり、清流は過酷だけども涼しくて休まったり、広大な森になったり、そして最後はやはり温泉! と悪いルートではないと思います。炭酸泉は台湾(蘇澳冷泉)のがよかったので期待していきましたが、カルデラ館では飲泉できる場所もあったので非常に満足度が高かったです。秋の味覚フェア?(きのこ汁やら惣菜)もやっていたのですが、行列に断念、また朝市に時間的に間に合わなかったのも残念でした。そのせいというべきか、おみやげ無駄に買い過ぎてリーズナブルな山行が破綻しました(笑)
課題は多かったものの、今回も来てよかったと思える山旅でした。しかし毎回毎回後半変なルートばかりなんですよね…。大半が温泉に通じるルートなんですが、クラシックルートってことなんでしょうか。
体感気温 15~20~10℃?
風 微風
消費水量 2.7L 調理で0.6L
2日目
体感気温 10℃~25℃?
風 微風~快風
消費水量 2L
週末晴れということで週頭から急遽候補探し、絞り込み、計画と慌ただしい週だった今回。案の定出発地点を間違え予定より遅れ、更に80Lでペースも上がらず、後半の道が厳しかったため遅れに遅れて避難小屋着が日没後に。さすがにクマと遭難の恐怖があり、反省点の多い山行となりました。食料も野菜から出た汁でベタベタだったし!
夜行バスは2000円という異常な安値、そこから2300円で登山口到着という恐るべきコスパ。700mも登ればまだら紅葉の絶景が迎えてくれました。道中ハシゴや流水岩場などやや経験者向けの場所はあったものの、そこまでの難所ではなくむしろ初めての避難小屋泊装備が重く肩が痛い…やはりぶっつけ本番はダメですね。
姥ヶ岳、月山ともに景観は最高だったのですが、いかんせん経験が少ないだけにどこがどの山かわかりませんでした…。鳥海山だけはわかりましたが、期待してた吾妻連峰もわからず、ついにはあれ秋駒じゃない?なんて妄想を始める始末。月山山頂では怪我したのか逃げないトンボ(アキアカネ?)と戯れ時間が押していることへの現実逃避してました。
肘折温泉ルートは過酷そのものでした。ごくたまに整備がされていて、見どころもあるので悪い道とはいえないのですが自然の脅威に追いついてない印象があります。それでも清川橋の架替えに感動した声があったりするので、好きな人は好きなんでしょうね。二日目なんて恐らくピストンと思しき人もいたし…片道10時間前後かかるルートなのに…!
日没に追われるまま念仏ヶ原に突入、ナイトハイク寸前となるもヤマレコアプリのGPSと避難小屋の場所が違いかなり焦りました。らくルートなどで見ると合ってるんですけどね。水場とやらは暗くて確認できませんでしたが裏手の沢水を汲む模様。問い合わせにより避難小屋は10月中旬ごろまで開放とのことでしたが、トイレは閉鎖されてます。謎の豆電球やライトはありましたが付け方わからず、まぁ期待してなかったのでヘッデンで済ませました。着いた時点で誰もおらず、真っ暗な中不気味な小屋…というわけもなく、キレイだったためか心地よく過ごせました。一応布団もありましたがシーツや枕はありません。私は敷布団+シュラフカバー+掛け布団で寝ました。ぬくぬく快眠でした。おいしいパスタと億千の星もありましたが、時間が遅かったのと外はクマが怖かったのでスキップはしませんでした。レビューなどで2階から日の出が見えるとありましたが、打ち付け板と方向の問題で満足に見えるかは微妙です。
翌日、5時間だから余裕〜なんてものはものの見事に打ち砕かれました。最初に100mほど登るのですがそこからが本番でした。トラバース多数、ぬかるみ、滑り、崩落寸前…こんな天気の土曜なのに、すれ違ったのがたった一人とは、やはりそういうルートなんですね。ただところどころ景色は良いし、花が咲き誇るゾーンもあったり、清流は過酷だけども涼しくて休まったり、広大な森になったり、そして最後はやはり温泉! と悪いルートではないと思います。炭酸泉は台湾(蘇澳冷泉)のがよかったので期待していきましたが、カルデラ館では飲泉できる場所もあったので非常に満足度が高かったです。秋の味覚フェア?(きのこ汁やら惣菜)もやっていたのですが、行列に断念、また朝市に時間的に間に合わなかったのも残念でした。そのせいというべきか、おみやげ無駄に買い過ぎてリーズナブルな山行が破綻しました(笑)
課題は多かったものの、今回も来てよかったと思える山旅でした。しかし毎回毎回後半変なルートばかりなんですよね…。大半が温泉に通じるルートなんですが、クラシックルートってことなんでしょうか。
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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
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この記録で登った山/行った場所
- 月山 (1984m)
- 姥ヶ岳 (1669.7m)
- 念仏ヶ原避難小屋 (1081m)
- 肘折登山口 (538m)
- 湯殿山神社本宮
- 装束場
- 仙人沢渡渉点 (889m)
- 湯殿山神社参籠所 (933m)
- 金姥 (1622m)
- 牛首 (1692m)
- 清川橋 (933m)
- 千本桜
- 三ケ月池 (1116m)
- 小岳湿原 (1214m)
- 磐梯朝日国立公園看板 (1161m)
- 湯殿山碑 (733m)
- 町村境 (1070m)
- 一の地 (975m)
- 赤沢川渡渉地点 (913m)
- 猫又沢渡渉地点 (708m)
- 湯殿山本宮バス停
- 月山頂上小屋
- 大森山 (791.2m)
- 小岳 (1226m)
- 大森山西鞍部 (667m)
- 肘折温泉待合所
- 鍛冶稲荷神社
- 柴灯森
関連する山の用語
ザック シュラフ 雲海 避難小屋 渡渉 水場 崩落 紅葉 巻き道 ヤセ尾根 アキアカネ 山行 ヘッデン ナイトハイク 峠 地蔵 栗 木道 肩 遭難 イワツメグサ 橋 温泉 トラバース 縦走 合 ピークハント ストック ピストン 三山登山 | 登山用品 | 山ごはん | ウェア | トレイルラン |
トレッキング | クライミング | 富士山 | 高尾山 | 日本百名山 |
もしかして湯殿山までのバスで後ろに座られていた女性の方でしょうか?
こちらこそお世話になりました。最高の行楽日和でしたね!
鶴岡方面に下山されたのですね。いつかそちらの方も行ってみたいです。
高速バス神奈川発ー山形線が各社増発していますね。私も、ちょっといいなと思い計画したんですが、いろいろ、あるんですね。
急な需要増で、いろいろ、バス会社の現場はたいへんそうですね。
でも、大変満足しました。いろいろありましたが、全体的にはよく晴れていた事も幸いし、よく花も咲いていましたね。
貴殿のレポートの「これもノコンギク?」コメントの花は不完全でわかりにくいけれど、イヌショウマとか、サラシナショウマだと思いますよ。
山形はお蕎麦もおいしいですよね。よい山行に見えます。
貴殿の写真とてもよかったです。
もしよければ、友達申請させてください。
(連絡取りたいとかは言いません。山で出会ったレコさんに、私個人の趣向でお願いしているだけです。)
別にお断りでもいいです。
即興の計画だったのでお互い色々と予定外のことがありましたね!
ちなみにこの写真はタンポポの綿毛のような完全な球形だったので、ショウマの類ではないと思います。ただ植物に強い方が友達になってくださるのは心強い限りです、是非ともよろしくおねがいします。
ここのお蕎麦は食感がとてもよかったです。あと山形は山菜料理出してる居酒屋なんかも沢山あって美味しいので、次訪れることがあれば是非味わってみてください。前山形駅前で行ってよかったところがあったのですが、探しても見つからなくて…潰れちゃったのかな。
次はどのコースですか?(笑)
こんにちは。こちらこそコメントまでありがとうございました。
わかります、あまり他の人が行かないルートだと同じレコをなぞってるだけでも楽しいですよね。走破タイムが自分だけ遅くて落ち込むこともありますが…。色々悪態も付きましたがなんだかんだ来てよかったと思えるルートなのが素晴らしいと思います。初避難小屋がここなのも本当に運がよかったです。
月山なら豪華絢爛らしき清川行人小屋とか、台地っぽいところの横を行くぽい六十六里越街道とか、あとは紅葉が一番凄かったといわれていた姥ヶ岳を南から登るのも……でも、なんとなく気になってるのは装束場から博物館へ下るルートですね。次は山小屋も味わいに来ます!
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