真沢・祓川(中ノ岳経由十字峡下山)
- GPS
- 19:52
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 2,679m
- 下り
- 2,612m
コースタイム
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 9:51
天候 | 両日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
1日目は高巻き、高巻き&高巻き。
2日目は登攀&登攀の沢。
核心は1日目の高巻きでこれをいかに短く済ませるかにかかってくる。
けっこう踏み跡明瞭。みたいな記録があるがさっぱり分からず急傾斜のニラスラブに苦戦させられた。
去年行った大朝日岳の荒川中俣沢の倍は悪い高巻きだった。
出てくる大滝も一筋縄ではいかなず、必ずワンポイント悪い箇所がありメインロープか補助ロープを出して突破した。
空身なら問題ないのだが泊まり装備だとヤバい。
爽快だが油断できない沢だった。
核心の高巻きだが、1本目は登れないゴルジュの滝が出たら少し戻ってルンゼを登る。登っていくと登れない滝にぶつかるのでトラバース。
ニラスラブが出てきたらスラブに出ずに灌木を登ると灌木とニラスラブの堺がバンド状に横に伸びるようになる。そこの灌木にスリング&カラビナがあったので、カラビナを回収し捨て縄を追加して50mダブルいっぱいの懸垂。
降りたところから左上すると御月沢の20m滝下に出る。
2本目は、御月沢の滝下から草付を灌木帯まで登りトラバース。途中で草付きになるがトラバースに支障はない。沢が河原状になったら50m1本で懸垂し沢に戻る。
3本目は西沢出会いの中間尾根を行く。
ニラスラブと灌木の境目を繋げようとするが灌木が密で苦戦させられた。
だんだんと傾斜も急になり上に逃げてしまう。
なんとかトラバースしていると急なルンゼが現れるので、沢が見えるところまで下降。
途中でルンゼがさらに急になったためロープで20mほど降りてニラスラブに出て偵察。すると良さげな灌木があったので近づいたら捨て縄が巻かれていた。
この灌木から滝の落口へ斜め懸垂。40mほどだった。
3本目のトラバースが1番難しいと思う。ニラスラブをトラバースできればいいのだろうが…、チェンスパあればいけるのか?
滝は関門の滝で中間のテラスから30m1ピッチ。弊の滝で水流横断時に補助ロープ&スリング連結15m肩絡み。祓川大滝最上部で30m1ピッチそれぞれ使用した。
それぞれ出だしの2〜3mが悪く、転げ落ちたら一番下まで落ちるのでロープだしたほうがいいと思う。
出だし以外は快適。
とにかく滝がデカすぎるだった。達成感はハンパない。
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