羅臼岳 〜夢遊病登山〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,696m
- 下り
- 1,685m
コースタイム
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 11:10
・・・と思ったら、ちゃんとポケットに入っていました。(笑
なんで見つけられなかったのだろう??
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト手前の橋がいきなり倒壊していました。 昨冬の雪に耐え切れず、押し潰されてしまったそうです。 |
その他周辺情報 | ココに下山して熊の湯に入らないってのはないでしょう? 気持ちの協力金を入れます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
|
---|
感想
毎月月末月初は徹夜仕事になってしまい、月末2日間で合計睡眠時間が1時間半しか確保できませんでした。
そして10月1日、睡眠不足の中、「あっけし牡蠣まつり」が始まります。
仕事を終えてすぐに、幕開けに行われた「第20回厚岸町民花火大会」の警備と後片付けにボランティア参加してきました。しかも、直会にまで参加するとかバカなの?(笑
「警備」と言うより完全に観覧者の一人ですけど。(笑
そして2日(日曜日)、「3日は山に登りたいなぁ」と言う願望を叶えるため、片付けなければならない仕事を片付けます。我ながらため込み過ぎですが、直前になって、「私がいなくてもなんとか回りそう」なことが判明したのです。
気付いたら日付が変わっていましたが、大丈夫!これでナンとかなります!
準備は後回しにして急いで床に就き、1時半起床。
起きてからいそいそと準備を始めます。
2時半出発!・・・しましたが、眠いなぁ。
5時10分、知床羅臼ビジターセンターに到着します。
「登山者の方は奥の方(海岸側から来ると手前側になります)に駐車して下さい。」
珍しく、ビジターセンターの方がいらっしゃいました。
なんでも、この日は環境省の方と冬期コース閉鎖の準備作業を行うようでした。
さて、出発です!
当初目標は、羅臼岳〜サシルイ岳を目指していました。
寝不足の影響で体調はイマイチでしたが、私の場合、なぜかいつも9時を過ぎる頃から体調が回復してきます。根拠は全くないのですが、いつものことなのですっかりその気になっていました。(笑
しかし、アテにしていた体調がなかなか上がってきません。
それどころか、泊場を過ぎて涸れ沢に入った辺りから睡魔が襲ってきます。
「あぁ、このままここですぐに眠れそう」
こんなところで眠っていたらビックリされることでしょう。
すぐ後ろから、環境省ご一行様たちが登ってくるのです。
しかも、屏風岩を過ぎた辺り(このコース一番の急傾斜になります)から足が攣り始めます。芍薬甘草湯の出番です。(笑
だましだまし登っていましたが、次第に薬が効かなくなります。
お花畑分岐から先は、ザレ場になります。
屏風岩の先ほど急傾斜ではありませんが、足元が次々と崩れてこの辺が一番消耗するエリアです。「いたたたた・・・!」足が攣ることはたまにありますが、これまで経験したことがないほどの痛みでした。
歩みが更に慎重になります。
「でもきっと、原因は睡眠不足なんだろうなぁ」
岩清水の手前のハイマツのトンネルで、パタゴニアのスプーンケースを拾いました。
ナイロンのカバーの中に、木製のスプーンとフォーク、そして箸が入っていましたが、カバーの下部が破れ、箸の先端も千切れていました。
「キツネにでも食いちぎられたのかな?」
その場に引っ掛けておこうかとも思いましたが、きっとゴミになってしまうだけでしょう。「持って帰ってビジターセンターに届けておこう」
もしお心当たりの方がおられましたら、知床羅臼ビジターセンターまでお願いします。
登頂は、自分の計画より1時間ほど遅れていました。
「時間的なことより、今日の脚の状態でサシルイ岳はちょっと厳しいんじゃないかな」
それでも一応、羅臼平から三ツ峰に向かってみましたが、歩き始めたところでまたまた激痛が走って正式に断念。引き返すことにします。
「サシルイ岳はまた来年だね。その時は羅臼岳に寄らず、オッカバケ岳まで計画してみようかな?復路のサシルイ岳への登り返しがキツイと思うけど。」
泊場まで下山すると、少し体調が戻ってきました。
足の運びが軽い!
「でも今更だよね(笑」
今回は、屏風岩からの登りと三ツ峰から先の藪漕ぎを考えてトレッキングポールを持たずに登りましたが、やはりポールがあった方が楽であることがよく分かりました。
下山後はもちろん!
熊の湯で汗を流して帰路に就きます。
やはりいい湯です。
最高です!
熱めなのが更に良い!
と言うか、登山中、ひっきりなしに電話がありました。
「これは帰ったら一旦出社して、ちょっと仕事を片付けなくちゃなぁ・・・」と言うことで帰路を急ぎます。落ち着かない山行だったなぁ。
さて、来週末(9日)は「あっけし牡蠣まつり」焼き台コーナーで一條君と共に真っ黒になって炭熾し作業の予定です。ここ2年、屋外の飲食コーナーが中止だったので、3年ぶりの焼き台コーナーになります。
お天気がちょっと微妙ですが、どうせ参加するならたくさんのお客様に喜んでいただきたいものです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
2日で1時間半の睡眠時間・・大丈夫ですか?
それで羅臼岳とは超人的です!!!
予想通りの晴れ山行で、眠い中登られた甲斐がありましたね♪
花火は「綺麗〜!」と何も考えずに見られるのが良いです(^^)
おはようございます!そしていつもコメントありがとうございます!
普段から、1日2〜3時間の睡眠時間になってしまっているので、少し忙しくなると実は1時間未満の睡眠は珍しくありません。それでも、寝ると寝ないとでは大きく違ってくるので、チャンスがあるなら少しでも眠るようにしています。
これでも昔は1日9時間は寝ないと調子が悪かったのですがねぇ。(笑
私にとって、羅臼岳は地元と言って良い立地にあるので、大雪山系よりむしろ楽なんです。なのに、サシルイ岳やオッカバケ岳のピークは未だ踏んでいないのです。(縦走路はピークを通らない)
実はktuokkahbさんのレコを拝見してそこに気づいて今回の山行になりました。
またチャレンジします!
花火、本当に何も考えずに楽しんでいました。
警備員失格ですね。(笑
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する