野江股谷 沢登り

2022年10月08日(土) [日帰り]

• GPS: 06:45
• 距離: 5.6km
• 登り: 882m
• 下り: 894m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:45

8:30 野江股谷出合
11:30 11:30 標高820mの二俣
13:30 13:30 野江股の頭
15:15 ゴール地点

12時ごろに昼食で45分休憩あり。

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

※注意：ルート図にマッピングされた写真の撮影場所はなぜか正しくありません。

旧の関西起点沢登りルート100では中級・2級上・II+。遡行した実感でもこんなものかと。難しい滝は巻けるので、慣れている人なら登攀でロープは不要だが、第一ゴルジュを巻いた後に7-8m懸垂下降が必要。沢の大部分でラバーソールがバチ効き。

数年前に山斜面の大崩落があり、改訂版の関西起点沢登りルート100からは除外されてしまったようだが、崩落地の迫力も含め、ぜひとも遡行すべきおすすめ沢だ。

崩落地までのゴルジュ帯は、ラピュタのような、垂直方向に多層感のある不思議なゴルジュ。崩落地は、土石で埋まった沢も異様ながら、地滑りで削り取られた山体は圧倒的な自然の力を感じる。その上流はまだまだゴルジュが続き、落ち着くとトチ・サワグルミの美しい渓畔林となる。さらに、詰め・下山路の野江股の頭〜ナンノキ平は、ブナやホオノキが生える人跡わずかな美林が続く。(踏み跡が少ないので地図読み慣れていないと厳しい。一応テープは豊富なのが救い。)

野江股谷を調べて最初にこのページに辿り着いた人はラッキーだ。以降の写真は見ず、できるだけ前情報なしでこの美渓・美林・大崩落地をその目で捉えるべし！(笑)

その他周辺情報

奥香肌峡温泉は連休初日にも関わらず、ほとんど客がいなくてほぼ独占状態。。。

写真

10/8 8:25

入渓地点

10/8 8:30

10/8 8:32

10/8 8:33

10/8 8:34

写真では全然伝わらないのだが、入渓一発目(第一ゴルジュ手前)の滝・ゴルジュから大迫力。期待が高まる。

10/8 8:37

第一ゴルジュ入り口。泳いで突入すべし！

10/8 8:39

この日は曇りだったこともあり、かなり暗くてすごみがあった。

10/8 8:40

進んでから振り返る。

10/8 8:40

不動滝。写真に写っていない左側の壁は、うまい人なら登れそうな感じだった。

10/8 8:45

少し戻ってから巻き上がり、上から見た図。

10/8 9:10

10/8 9:13

美しい。

10/8 9:16

10/8 9:30

鶴小屋滝。ラバーソールがバチ効きで、水線沿いをステミングしながら直登できる。私は8分目くらいのところで落ちてしまったが(笑)。

10/8 9:35

10/8 9:36

10/8 9:43

10/8 9:46

10/8 10:04

10/8 10:12

この木を伝ってショートカット。

10/8 10:12

10/8 10:19

10/8 10:28

突如現れる、埋まった沢。

10/8 10:30

木々がめちゃくちゃ。

10/8 10:42

10/8 10:46

崩落の地滑り地点。

10/8 10:50

どんだけデカい崩落なのか。大雨の中崩れる瞬間を想像すると、ぞっとしますな。

10/8 10:53

美渓再開。

10/8 10:57

10/8 11:09

10/8 11:09

サワグルミは好きな木のひとつ。

10/8 11:16

標高820mの左俣に入った直後の滝。美しい。

10/8 11:20

10/8 11:24

10/8 11:28

10/8 11:28

10/8 12:21

10/8 12:41

詰め途中。ナンノキ平付近に詰上がろうとしたが、奥ノ二俣が分からず野江股の頭方向に詰上げ。

10/8 13:13

渓畔林から尾根林へ。

10/8 13:21

10/8 13:21

野江股の頭。下山時、方向注意。

10/8 13:31

すげえ雲海！と思ったら、本物の海だった(笑)

10/8 13:44

10/8 13:58

ナンノキ平のミズナラ巨木より

10/8 13:59

美しい！

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

感想

SoSo3

すばらしい渓谷。いつも思うが、沢登りは世の中で一番の遊びだと思う。