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Yamareco

記録ID: 4777203
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

八十里越(吉ヶ平から入叶津)

2022年10月09日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 福島県 新潟県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:58
距離
26.5km
登り
1,087m
下り
1,042m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:38
休憩
0:10
合計
8:48
距離 26.5km 登り 1,099m 下り 1,042m
4:30
101
6:11
6:12
125
8:17
8:25
44
9:09
42
12:09
12:10
68
会津塩沢にある河井継之助記念館にあったガイドマップのコースタイム(計8.5時間)
吉ヶ平〜番屋峠:1.5時間
番屋峠〜鞍掛峠:3時間
鞍掛峠〜木ノ根峠:1.5時間
木ノ峠〜大麻平:2.5時間

他にもタイム情報がWEB上にありますが一番厳しいかも。大麻平から叶津集落(国道252)まで加えるとプラス3時間程度の計11〜12時間と思われます。山区間を時速3kmでかなり順調に歩きましたが、コースタイム8時間30分に対して、実時間7時間40分です。
天候 晴れ〜曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
※下山後
浅草岳入叶津登山口〜只見駅(タクシー 2740円)
只見駅16:31〜小出駅17:47(JR)
小出駅18:06〜長岡駅18:41(JR)
長岡駅18:43〜東三条駅19:08(JR)
東三条駅19:10〜八木ヶ鼻温泉19:50(バス 700円)
八木ヶ鼻温泉〜吉ヶ平(電動アシスト自転車 14km 1時間ほど)
コース状況/
危険箇所等
吉ヶ平〜番屋峠:枝道多いので未明時は注意(標識とピンクテープあり)
番屋峠〜鞍掛峠:小〜中の沢渡りあり。足を滑らせると滑落する場所あり。
鞍掛峠〜田代平:良好
田代平〜木ノ根峠:木ノ根峠の新潟県側すぐ手前の、国土地理院地図にある分岐に曖昧なピンクテープがあった。ピンクテープが横向きになっていたが、最初はこの先崩落により通行止め(迂回路)と判断して50mほど入った。迂回路でなさそうなので引き返し、当初予定どおり戻る。その後に問題無し。
木ノ根峠〜大麻平:ぬかるみと小〜中の沢渡が膨大。沢では足を滑らせると滑落する場所あり。
番屋峠(乗越)
2022年10月09日 06:11撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 6:11
番屋峠(乗越)
番屋峠(乗越)から越後平野と粟ヶ岳
2022年10月09日 06:14撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 6:14
番屋峠(乗越)から越後平野と粟ヶ岳
ブナ沢。橋が架けられていた(左下)。
2022年10月09日 06:56撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 6:56
ブナ沢。橋が架けられていた(左下)。
ブナ沢渡って振り返る。他のレコでよく見る倒木。左側に橋。上流側の堆積部からでも渡れる。
2022年10月09日 06:58撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 6:58
ブナ沢渡って振り返る。他のレコでよく見る倒木。左側に橋。上流側の堆積部からでも渡れる。
空堀小屋跡
2022年10月09日 07:26撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 7:26
空堀小屋跡
鞍掛峠への登り口から烏帽子山
2022年10月09日 07:48撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 7:48
鞍掛峠への登り口から烏帽子山
鞍掛峠。風が通る。
2022年10月09日 08:25撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 8:25
鞍掛峠。風が通る。
鞍掛峠から越後平野と粟ヶ岳。新潟県境はまだ先ですが、ここで越後とはお別れの景色です。
2022年10月09日 08:25撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 8:25
鞍掛峠から越後平野と粟ヶ岳。新潟県境はまだ先ですが、ここで越後とはお別れの景色です。
小松横手
2022年10月09日 08:45撮影 by  SO-05K, Sony
10/9 8:45
小松横手
小松横手の松
2022年10月09日 08:45撮影 by  SO-05K, Sony
10/9 8:45
小松横手の松
小松横手から鞍掛峠を振り返る
2022年10月09日 08:45撮影 by  SO-05K, Sony
10/9 8:45
小松横手から鞍掛峠を振り返る
小松横手から浅草岳
2022年10月09日 08:45撮影 by  SO-05K, Sony
10/9 8:45
小松横手から浅草岳
鞍掛峠〜小松横手〜田代平は気持ちいい
2022年10月09日 08:46撮影 by  SO-05K, Sony
10/9 8:46
鞍掛峠〜小松横手〜田代平は気持ちいい
田代平分岐
2022年10月09日 09:14撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 9:14
田代平分岐
田代平に寄る。紅葉は1〜2週間後。
2022年10月09日 09:09撮影 by  SO-05K, Sony
10/9 9:09
田代平に寄る。紅葉は1〜2週間後。
田代平の奥には入りませんでした。
2022年10月09日 09:09撮影 by  SO-05K, Sony
10/9 9:09
田代平の奥には入りませんでした。
木ノ根峠への分岐。入口が少し草が目立つのでGPSで方向を確認して入りました。標識の矢印は消失。
2022年10月09日 09:23撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 9:23
木ノ根峠への分岐。入口が少し草が目立つのでGPSで方向を確認して入りました。標識の矢印は消失。
木ノ根峠。この少し手前の国土地理院地図にある分岐にたまたまなのか、風のイタズラなのか、林道へのショートカットなのか、足下の道幅1/3〜1/2にピンクテープが横向きに貼られていました。崩落通行止めかなと思い、迂回路と判断して50mほど入りました。途中で明らかに迂回路では無い雰囲気だったので、引き返してここへ。
2022年10月09日 09:51撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 9:51
木ノ根峠。この少し手前の国土地理院地図にある分岐にたまたまなのか、風のイタズラなのか、林道へのショートカットなのか、足下の道幅1/3〜1/2にピンクテープが横向きに貼られていました。崩落通行止めかなと思い、迂回路と判断して50mほど入りました。途中で明らかに迂回路では無い雰囲気だったので、引き返してここへ。
松ヶ崎。木ノ根峠から大麻平間は小〜中の沢超えと、ぬかるみ区間が膨大で写真を撮る気持ちが沸きませんでした。ここはその区間の唯一の休憩スポット。
2022年10月09日 10:24撮影 by  SO-05K, Sony
10/9 10:24
松ヶ崎。木ノ根峠から大麻平間は小〜中の沢超えと、ぬかるみ区間が膨大で写真を撮る気持ちが沸きませんでした。ここはその区間の唯一の休憩スポット。
他のレポでよく見るナメ沢。真正面から渡るとスリップ厳禁ですが、右にある石の右側から容易に渡れます。
2022年10月09日 11:24撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 11:24
他のレポでよく見るナメ沢。真正面から渡るとスリップ厳禁ですが、右にある石の右側から容易に渡れます。
工事中の国道へ下山
2022年10月09日 12:10撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 12:10
工事中の国道へ下山
浅草岳入叶津登山口まで徒歩70分ほど。足が疲れる本日一番のハード区間でした。スマホから音楽をスピーカーで流しながら歩行。
2022年10月09日 12:10撮影 by  Oregon 7xx APAC, Garmin
10/9 12:10
浅草岳入叶津登山口まで徒歩70分ほど。足が疲れる本日一番のハード区間でした。スマホから音楽をスピーカーで流しながら歩行。
撮影機器:

装備

個人装備
歩行は長靴(カミック・ハンター ※現アイスブレーカー?)
下山後のためにアプローチジューズ持参
全域にわたって携帯電話圏外で人も少ないことからテント泊装備(12kgほど)で入山

感想

新潟100名山(これで96/103)、道路が開通する前に歩いておきたかった。

福島県側のぬかるみ体験から長靴使用を強く推奨します。通常の登山靴では、防水性能に優れていても、スパッツを着けていても厳しいです。おそらく嫌になります。長靴は、ぬかるみでも場所をあまり気にせず歩けるのに加え、沢を渡る際も水の有無に関わらず最も安定する位置に足を置くことができます。考えることが圧倒的に減りますので、結果的に判断と行動が簡略化され、スピードアップになります。

登りは少ないので、山区間は思ったより疲れませんでした。最後の舗装路が辛かったです。体力的には同程度の距離である角田〜弥彦〜国上縦走の方が疲れます。こちらの八十里越は、膨大なぬかるみと沢への対応、山深いことによる準備(装備)と心理的プレッシャー、そしてスタート地点に戻ってくる作業、があります。

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