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記録ID: 478224
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ハイキング
甲信越

守門岳は二口コースのブナ林と大岳のヒメサユリが見所です

2014年07月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:25
距離
11.7km
登り
1,166m
下り
1,153m

コースタイム

二口駐車場(5:20)護人清水(5:52〜6:00)892m三角点(6:40)滝見平(7:10〜7:20)大岳分岐(8:35)山頂(9:10〜9:40)大岳分岐(10:00)大岳(10:45〜10:50)キビタキ小屋(11:33〜12:00)保久礼小屋(12:20)保久礼登山口?(自転車デポ場所)(12:40)二口駐車場(12:45)
天候 曇り時々にわか雨
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越自動車道小出ICから二口登山口まで約45分
コース状況/
危険箇所等
○登山ポストは、二口、保久礼の登山口にあります。
○二口登山口には綺麗な水洗トイレもあり快適です。
○二口コースは良く整備されていますが粘土質の滑りやすい登山道です。
○保久礼コースのけっこうぬかるみが目立ちました。
 キビタキ小屋から下は階段状の登山道なので登りは歩きにくいかも。
○キビタキ小屋き窓がないので内部は真っ暗です。床の泥汚れが目立ちました。
○二口から小出方面に行くと守門温泉青雲館があり、
 600円でつるつるの天然温泉に入れます。
二口登山口。綺麗な水洗トイレもあります
2014年07月15日 07:25撮影
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二口登山口。綺麗な水洗トイレもあります
橋を渡った場所にも駐車場があります
2014年07月15日 07:24撮影
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橋を渡った場所にも駐車場があります
橋を渡ると直ぐ右手に登山口
2014年07月15日 07:25撮影
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橋を渡ると直ぐ右手に登山口
熊出没の注意書きがありました
2014年07月15日 07:24撮影
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熊出没の注意書きがありました
直ぐに猿倉山の山腹に取り付きます。標柱には山頂まで3時間と書いてありますが、これはちょっと無理ですね
2014年07月15日 07:23撮影
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直ぐに猿倉山の山腹に取り付きます。標柱には山頂まで3時間と書いてありますが、これはちょっと無理ですね
直ぐにオカトラノオが沢山咲いていました
2014年07月15日 07:23撮影
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直ぐにオカトラノオが沢山咲いていました
熊にご挨拶用の鐘がぶら下がっています。ガスボンベの栓を活用しています
2014年07月15日 07:22撮影
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熊にご挨拶用の鐘がぶら下がっています。ガスボンベの栓を活用しています
早速ブナの原生林です
2014年07月15日 07:22撮影
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早速ブナの原生林です
30分で護人清水に着きます。美味しいお水です
2014年07月15日 07:21撮影
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30分で護人清水に着きます。美味しいお水です
ヤマアジサイが鮮やかです
2014年07月15日 07:20撮影
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ヤマアジサイが鮮やかです
またまたありました。か〜ん。といい音が出ます
2014年07月15日 07:19撮影
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またまたありました。か〜ん。といい音が出ます
こんなガイド板がありますが、ここと滝見台にしかありません
2014年07月15日 07:19撮影
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こんなガイド板がありますが、ここと滝見台にしかありません
またまた素敵なブナの原生林です
2014年07月15日 07:18撮影
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またまた素敵なブナの原生林です
谷内平の標識。ここで稜線に出ます。休むならこの直ぐ先の三角点が良いでしょう
2014年07月15日 07:18撮影
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谷内平の標識。ここで稜線に出ます。休むならこの直ぐ先の三角点が良いでしょう
893mの四等三角点。前方の展望が開けます
2014年07月15日 07:17撮影
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893mの四等三角点。前方の展望が開けます
四等三角点です
2014年07月15日 07:17撮影
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四等三角点です
うるさいくらい蝉が鳴いていました
2014年07月15日 07:16撮影
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うるさいくらい蝉が鳴いていました
中間点の滝見台。オカバミ滝が見下ろせます
2014年07月15日 07:15撮影
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中間点の滝見台。オカバミ滝が見下ろせます
振り返ると今登ってきた二口コースが俯瞰できます
2014年07月15日 07:14撮影
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振り返ると今登ってきた二口コースが俯瞰できます
滝見台から長い登りが始まります
2014年07月15日 07:14撮影
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滝見台から長い登りが始まります
花の終わったイワカガミの葉がつややかに光っています
2014年07月15日 07:43撮影
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花の終わったイワカガミの葉がつややかに光っています
長い登りが終わると大岳分岐の稜線に出ます
2014年07月15日 07:42撮影
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長い登りが終わると大岳分岐の稜線に出ます
果然、花が多くなりました。カラマツソウ
2014年07月15日 07:42撮影
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果然、花が多くなりました。カラマツソウ
ゴゼンタチバナ
2014年07月15日 07:41撮影
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ゴゼンタチバナ
ハナニガナと蜂
2014年07月15日 07:40撮影
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ハナニガナと蜂
ニッコウキスゲ
2014年07月15日 07:40撮影
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ニッコウキスゲ
クガイソウ
2014年07月15日 07:39撮影
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クガイソウ
天気が良ければ青雲岳は快適な休憩場所です
2014年07月15日 07:38撮影
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天気が良ければ青雲岳は快適な休憩場所です
守門岳を間近に木道脇に咲くニッコウキスゲ
2014年07月15日 07:37撮影
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守門岳を間近に木道脇に咲くニッコウキスゲ
そっぽを向いて咲いている花。名前を調べていますが、どうやらヤマトキソウのようです
2014年07月15日 07:36撮影
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そっぽを向いて咲いている花。名前を調べていますが、どうやらヤマトキソウのようです
三角点のある山頂へ出ました
2014年07月15日 09:38撮影
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三角点のある山頂へ出ました
昨日登った浅草岳が大きいです
2014年07月15日 09:38撮影
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昨日登った浅草岳が大きいです
今歩いてきた青雲岳の木道とこれから行く大岳への稜線
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今歩いてきた青雲岳の木道とこれから行く大岳への稜線
オオバキボウシ
2014年07月15日 07:35撮影
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オオバキボウシ
大岳の登りから守門岳を振り返ります
2014年07月15日 07:34撮影
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大岳の登りから守門岳を振り返ります
このあたりからヒメサユリが沢山見られました
2014年07月15日 07:33撮影
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このあたりからヒメサユリが沢山見られました
こんなに咲いています
2014年07月15日 07:32撮影
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こんなに咲いています
こっちにも沢山咲いています
2014年07月15日 07:32撮影
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こっちにも沢山咲いています
オニアザミとトリアシショウマも頑張って咲いています
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オニアザミとトリアシショウマも頑張って咲いています
大岳山頂ではボランティアが草刈りをしていました
2014年07月15日 07:31撮影
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大岳山頂ではボランティアが草刈りをしていました
キビタキ小屋。ここでラーメンタイム
2014年07月15日 07:31撮影
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キビタキ小屋。ここでラーメンタイム
キビタキ清水。小屋のちよっと下に湧いています
2014年07月15日 07:30撮影
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キビタキ清水。小屋のちよっと下に湧いています
保久礼小屋。中は見ていません。水場が直ぐそばにあります。テントも張れそうな広場になっています
2014年07月15日 07:30撮影
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保久礼小屋。中は見ていません。水場が直ぐそばにあります。テントも張れそうな広場になっています
前日にデポした私の愛車です。これに乗って二口へ戻ります
2014年07月15日 07:30撮影
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前日にデポした私の愛車です。これに乗って二口へ戻ります
歩いて30分コースを3分で戻りました
2014年07月15日 07:29撮影
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歩いて30分コースを3分で戻りました
帰りは、守門温泉で汗を流します
2014年07月15日 07:27撮影
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帰りは、守門温泉で汗を流します
つるつるな快適なお湯です
2014年07月15日 07:27撮影
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つるつるな快適なお湯です
SLランドのメイン施設として活躍していたキューロク型蒸気機関車。見る影もなく朽ちていました
2014年07月15日 07:27撮影
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SLランドのメイン施設として活躍していたキューロク型蒸気機関車。見る影もなく朽ちていました

感想

昨日の浅草岳に続いて今日は直ぐお隣の守門岳に挑戦である。
本当は、大原スキー場からのコースを計画していたが、一昨年からの林道を工事中が終わらず、ずっと手前のスキー場下から歩かなくてはいけないので、もっとも人気のある保久礼コースに変更した。

でも同じコースを戻るのも味気ないので、二口から登って大岳を経由して保久礼小屋に下って二口へ戻る周回コースを選んだ。
ただこのコースは、どちらから歩いても最後に舗装道路を30分ほど歩かなくてはいけないのだ。
そこで先日購入した折りたたみ自転車の登場である。
下山口の保久礼付近に自転車をデポしておき、最後はこの自転車に乗って林道を下って車に戻ろうという魂胆である。

結論を先に言えば、これは最高に気持ちよく、快適に林道を一気に走り、徒歩30分のコースを3分で下ってしまった。これは登下山口が異なるときには大いに活用できる方法である。

二口駐車場は小さいながらも綺麗な水洗トイレもあるしとても気持ちの良い登山口である。
土曜日であるが車中泊者は私だけだったので静かにゆっくり寝られた。

すっかり明るくなった午前5時過ぎに起きたが天気予報に反してどんよりした曇り空だった。
昨日にように日が昇るに従って晴れていくのだろうと勝手に解釈して歩き始めた。

登山口に「山頂まで3時間」と書いてあるが、私のガイド地図では山頂まで4時間45分である。
この差は何なんだろう、と思いながら気持ちの良いブナ林の中を登っていくと30分ほどで護人清水に出た。地図で1時間の場所である。
私がそんなに早く歩ける訳がないので明らかに地図の誤りである。

美味しい護人清水の湧水を飲んで歩き出すと、また30分ほどで892mの三角点に出た。
ここも地図では1時間コースである。
どうもこの地図の筆者は随分余裕を持った時間を設定しているようだ。

最近、遅いながらもバテない歩き方がわかってきたので時間を気にせずマイペースで登ることにした。
この二口コースはブナ林が素晴らしい。歩いても歩いてもブナの林が続くのだ。ブナという木は人の気持ちを爽やかにさせる。晴れていても雨が降っていてもブナ林の中は気持ちがいいのだ。
ブナ林が終わって木々の背丈が低くなってくると標高1000mの滝見台に出る。
右下のオカバミ沢に大きな滝がかかっている。
オカバミ滝というらしい。ここが山頂までの中間点である。
登りはじめて2時間弱。良い時間で歩けている。

滝見台からが本格的な登りで、登山道に「ここから長〜い登り。マイペース、マイペース」の手作り看板がぶら下がっている。
今日は時間的に余裕があるので、ゆっくりゆっくりマイペースで登った。
1時間ちょっと登ると傾斜が緩くなり大岳分岐へ飛び出した。
目の前に奥会津方面の山々がうっすら見えているがどれが何て山なのか全くわからない。
目立ったピークが2,3あるので、粟ヶ岳、御神楽岳、会津朝日岳かなと、知っている山の名前を当てはめてみたが、あまり当たってはいなそうだ。

ここから山頂までは気持ちの良い稜線漫歩である。
と思いきや、ぽつぽつ雨が降ってきた。嘘だろう。
天気予報では、今日は一日晴れの予報のはずだ。
雨が降るとは聞いていない。
だから今日は山頂でゆっくりするため、カップメンとコンロまで持ってきたのだ。

この時間にはほとんど人はいないだろうと思っていたが、何と早い人もいるもので、大岳分岐から山頂までの間に6人もの登山者と出会った。ベンチがある青雲岳ではコンロで朝ご飯を作っている人もいた。
山頂にも若者が二人いてこちらもラーメンを作っていた。
写真を撮ったり天気の話をしたりしているうちに続々と登山者が到着する。
何でも天気予報は昨夕から急変して午後から雨模様だという。
だからみんな午前中勝負で登ってきているらしい。

時々、ぽつりぽつり降ってくるが雨衣を着るほどではない。展望もまあまあある。
昨日登った浅草岳が目の前に大きく見えている。
その右手は越後駒ヶ岳であろうか。去年登った未丈ヶ岳や荒沢岳はどれだろう。
方位板が設置されているが大雑把な描写なのであまりよくわからない。

ここで早お昼のカップメンにしようかと思ったが、時々降ってくる雨を気にしながら食べるのも何だから、この先、下山コースにある小屋で食べるか、車に戻ってから食べることにした。

昨日、30年ぶりに浅草岳でヒメサユリと再会したが、ここ守門の大岳付近にも沢山のヒメサユリが咲いていた。何度見ても可愛らしい花である。
守門岳山頂まで行かず、ここ大岳へヒメサユリだけを見に来ている親子連れもいた。
保久礼から2時間ほどで登って来られるのだから子連れ登山にはちょうど良いかも知れない。

登りは遅いが下りは意外と早い。
キビタキ小屋には昼ご飯にちょうど良い時間に着いたのでここでお湯を沸かしてカップメンを食べることにした。窓もないし、あまり綺麗な小屋ではないが、雨風を凌げるのだからありがたい。

人は、お腹に暖かものが入ると元気が出てくる。
保久礼小屋を横目に見て、自転車をデポしたもう一段下の登山口へと下った。
登山口の看板にワイヤー錠で結んでおいた愛車にまたがって舗装された林道を快適に走って二口駐車場に戻ったのが午後1時前。
帰宅コースの途中にある守門温泉で汗を流し、先月開通した圏央道を通って家に着いたのが午後6時過ぎ。昔では到底考えられない車利用のスピード登山である。

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コメント

青雲でゴハン
お疲れ様でした、天候はイマイチでしたが、この季節は、しようがないですかね。
私が青雲でゴハン食べてました、ご飯炊くのに(煮る)時間が係り寒くて・・・
カップラーメンも有ったのでラーメンにするべきでした。
これからも 楽しい山行きを願っています。
突然 失礼しました。
2014/7/15 22:50
Re: 青雲でゴハン
コメントありがとうございます。時間から見ると、私が山頂に向かって青雲岳を通ったとき、板敷の隅で風をよけるようにしてご飯を作っていた方ですよね。大原から登って大岳往復なんてすごいですね。これからも気を付けて楽しんでください。
2014/7/17 8:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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