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Yamareco

記録ID: 479508
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トレイルラン
塩見・赤石・聖

畑薙ダム発〜赤石岳〜悪沢岳周回 (MTB利用日帰り)

2014年07月18日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
15:52
距離
65.5km
登り
5,838m
下り
5,842m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:10 沼平駐車場出発(MTB)
5:50 椹島・赤石岳登山口到着(トレラン準備10分)
9:00 赤石小屋 (20分休憩)
11:10 赤石小屋分岐
11:20 赤石岳山頂(20分休憩)
12:30 大聖寺平
12:50 荒川小屋
14:00 荒川中岳
14:45 悪沢岳(荒川東岳)(15分休憩)
15:50 千枚岳
16:10 千枚小屋
16:50 見晴岩
17:50 小岩下
18:40 吊り橋
18:50 椹島でMTB回収(10分準備)
20:00 沼平駐車場到着(MTB)

天候 曇天。山頂付近は強風&ガスガス
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼平ゲート前駐車場利用。トイレなし。 
駐車場は小虫がたくさん!車中泊の準備をしていると、ルームランプにどんどん虫が寄ってきて大変でしたw
コース状況/
危険箇所等
第二東名、新静岡ICから県道27、189、60号利用で約70キロ。キレイに舗装されていますが、途中狭い箇所もあり延々とカーブが続きます。
沼平をMTBで出発♪
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沼平をMTBで出発♪
ダムの水はエメラルドグリーン。
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ダムの水はエメラルドグリーン。
椹島の赤石岳登山口近くにMTBを置く。待っててね。
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椹島の赤石岳登山口近くにMTBを置く。待っててね。
入口から小屋まで、目安になる看板アリ。
入口から小屋まで、目安になる看板アリ。
ハチはやだなあ・・。そおっと歩きました。
ハチはやだなあ・・。そおっと歩きました。
ギンリュウソウ。この花を見ると、いつもニョロニョロを連想してしまいます・・。
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ギンリュウソウ。この花を見ると、いつもニョロニョロを連想してしまいます・・。
いろんな山で「馬返し」は見ますが、ここは歩荷返し。より急坂なんだろうな・・。
いろんな山で「馬返し」は見ますが、ここは歩荷返し。より急坂なんだろうな・・。
距離が短いので良かったです。
距離が短いので良かったです。
赤石小屋。飲料水持ってって!と親切な小屋番さん。雪渓のことも教えて頂きました。
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赤石小屋。飲料水持ってって!と親切な小屋番さん。雪渓のことも教えて頂きました。
100円トイレ。とてもきれいでした。
100円トイレ。とてもきれいでした。
富士山の中腹が見えます。
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富士山の中腹が見えます。
木が全部グネってる。
木が全部グネってる。
赤石小屋で説明された雪渓の残り。入口&出口が溶けてオーバーハングになってしまっています。少し下にあったツボ足を使って通過しました。
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赤石小屋で説明された雪渓の残り。入口&出口が溶けてオーバーハングになってしまっています。少し下にあったツボ足を使って通過しました。
お花畑!
赤石岳到着。ガス&強風・・最近こればっか・・。
山頂ではどなたも会いませんでした。
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赤石岳到着。ガス&強風・・最近こればっか・・。
山頂ではどなたも会いませんでした。
通過した小赤石岳方向を振り返って。
通過した小赤石岳方向を振り返って。
大聖寺平のケルン。
大聖寺平のケルン。
若干晴れ間が覗いてきました。通ってきたトレイルが見えます。
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若干晴れ間が覗いてきました。通ってきたトレイルが見えます。
荒川小屋、カレーが名物らしいですな・・。
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荒川小屋、カレーが名物らしいですな・・。
中岳付近で、エラい軽装のおじさんに「今日泊まるの?」と聞かれたので「いえ、下ります」と答えました。今思えば、ここの管理人?
中岳付近で、エラい軽装のおじさんに「今日泊まるの?」と聞かれたので「いえ、下ります」と答えました。今思えば、ここの管理人?
悪沢岳到着!今年一番登りたかった山です。
相変わらずのガス&強風。ココも誰もいませんでした。
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悪沢岳到着!今年一番登りたかった山です。
相変わらずのガス&強風。ココも誰もいませんでした。
本日のピーク悪沢岳登頂。できれば日没前にトレランを終え、MTBに戻りたい。
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本日のピーク悪沢岳登頂。できれば日没前にトレランを終え、MTBに戻りたい。
丸山って、ホントに丸いんですw
丸山って、ホントに丸いんですw
アルプス来ると、雷鳥ほとんど会うなあ。
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アルプス来ると、雷鳥ほとんど会うなあ。
千枚岳手前の岩登り。けっこう怖かったです。誰も言わないから、普通の人は怖く感じないんだろうな・・。
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千枚岳手前の岩登り。けっこう怖かったです。誰も言わないから、普通の人は怖く感じないんだろうな・・。
千枚岳、ノーマークでしたが一番の難所でしたw
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千枚岳、ノーマークでしたが一番の難所でしたw
遠く荒川小屋が見えます。
遠く荒川小屋が見えます。
千枚岳、油断できないヤマでした。
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千枚岳、油断できないヤマでした。
これから進む尾根がこんもりと見えます。
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これから進む尾根がこんもりと見えます。
千枚小屋。たくさんの方がのんびりされてました。朝、椹島で見た団体さんかな?
千枚小屋。たくさんの方がのんびりされてました。朝、椹島で見た団体さんかな?
富士山見納め。
走りやすいトレイル。
走りやすいトレイル。
小岩下を過ぎて椹島に向かう道は、なかなかのアトラクション的。
小岩下を過ぎて椹島に向かう道は、なかなかのアトラクション的。
かなりの急坂で、赤い目印を探しながら下りました。まったく走れず。
かなりの急坂で、赤い目印を探しながら下りました。まったく走れず。
当然揺れます。
滝見橋、まもなく椹島。ぎりぎり暗くなる前にMTBに戻れました。あとは林道をバビュンと下って終了。
滝見橋、まもなく椹島。ぎりぎり暗くなる前にMTBに戻れました。あとは林道をバビュンと下って終了。
ニリンソウ。
シナノキンバイ?
シナノキンバイ?
ハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲ。

感想

今年一番やりたい山行を実行してきました。
日本6位の悪沢岳を日帰りするためのルートを探していたところ、東海フォレストの宿泊&バスに縛られないプランを実行している記録を発見。僕はMTB乗りなので、実現できそうだ!16日に山開きしたということなのでチャレンジしてみました。

前日深夜に畑薙に到着。インター降りてからが長い!タヌキやカモシカに注意です。
車中で仮眠し、夜明け前に出発。バスのルートをMTBで椹島まで走りました。ダブルトラックの砂利林道を16キロくらい。一部斜度のきついところもありますが、普通に乗っていけます。1時間30分くらいかかりました。下山してくる滝見橋にある「千枚岳登山口」を確認しに行き、林道脇にMTBを置いて、トレラン準備して大倉尾根をスタート。

登り始めはなかなかの急登。赤石小屋まで目安の看板があります。今日は行程が長いので、ペースを上げ過ぎないように登りました。
赤石小屋の小屋番さんは大変親切な方でした。トイレもキレイ。
雪渓が途中あり、小屋番さんのアドバイス通り、切った道よりツボ足で通過しました。富士見平から先はたくさんの花が咲いていてキレイ!カール大好き。
赤石岳分岐点で稜線に出ると、ガス&強風。最近いつもこのパターンだなあ・・。雨が降らないだけヨシとするか・・。

赤石岳山頂、まったく眺望なし。休憩したのち、悪沢岳を目指します。
小赤石岳を過ぎると、幅広な稜線になり、登山者ともすれ違うことが多くなりました。みなさん荒川小屋泊なのかな?
今回一つ後悔しているのは、前岳に寄らなかったこと。往復30分ほどだと思うですが、日没前に椹島のMTBに戻りたかったので、前岳をオミットしてしまったのです。
中岳付近では登山道整備のため、柵を運んでいる方々とすれ違いました。道の整備、ありがとうございます!

軽装のおじさんに「今日泊まるの?」と話しかけられました。下山して他の方のヤマレコ見ていて気が付いたのですが、荒川中岳避難小屋の方が宿泊の確認をしていたのかな?

念願の悪沢岳も当然ガスの中・・。最近の山行は二回連続で雨でしたが、今回は雨は降らなかったけど、眺望ナシ・・。日頃の行いですな・・。

あとは下山するだけ。たま〜に晴れ間も広がってきました。4日前に登った塩見岳は分からなかったです・・。
しかし千枚岳のイワイワぶりは想定外でした。ビビリな僕はけっこう怖かったのです。特に危険とは地図には書いてないのですが、登山者にとっては普通なのかな?

千枚小屋からは走りやすいトレイルが続き、だいぶコースタイムをカットできたかと思いきや、東海フォレストの設置している道標に記されている時間は厳しい!歩きの登山者がこのタイムで下山できるのかな?

林道を渡り地図とは違う迂回路を、案内に沿って進みました。トレイルも荒れ気味で、赤いマークを探しながら下山。岩場や急斜面の下りもありました。
吊り橋は当然揺れますw 下を見ないように、一気に渡りました。

無事に滝見橋に着いた時は安心しました。日没前に間に合ってヨカッタ。MTBに乗る準備をして、一気に林道を下ります。途中から日が暮れましたが、ヘッドライト&ハンドルバーに取り付けたライトで道を照らしながら、ガンガン漕いで飛ばして1時間で駐車場に到着。
僕はMTBのナイトライドの経験があるので大丈夫ですが、不慣れな方はスピード抑え目がイイと思います。

今回の山行、MTB移動は距離20キロ未満でアップダウンの少ない林道。僕は普段からMTBで山を走っているので特に気にしていませんでした。
問題は赤石岳〜悪沢岳のトレラン部門。コースタイムで17時間のロングコースでしたが、無事に下山できて良かったデス。これで景色が見えていれば最高だったのになあ・・。

下山後は温泉も閉まっていて入れずw 南アルプスは奈良田もそうですけど、夜が早いw 
畑薙からの帰りも遠かったです。濃い霧が発生して視界10メートルないくらい、ゆっくり車を走らせました。


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