2014年標高年の山伏(やんぶし) 雷雨に阻まれ大谷嶺は撤退

2014年07月19日(土) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 8.7km
• 登り: 1,247m
• 下り: 1,245m

コースタイム

駐車場8:10-8:15登山口-8:45ワサビ田-9:00大岩-9:05三本目の木橋9:15
　-9:55蓬峠10:00-11:25縦走路出合-11:35山伏11:40-12:00山伏小屋(昼食)13:00
　　-13:10縦走路出合-14:05蓬峠14:10-14:40三本目の木橋-14:50大岩
　　　-14:55ワサビ田-15:30登山口-15:35駐車場
　　　　　　　　　　　　　　　　下山後、梅ヶ島温泉の山間のいで湯の宿清香に宿泊

天候

曇のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口手前に10台程度の空地(登山者用駐車場の看板)があります。
朝8時に着きましたが7台目。
すぐに8台目がやってきて山側はほぼ満車。
川側にも数台停められるスペースはありますが、護岸のない足元が水流に抉られています。
河原まで10m近い高さがあります。
下山してきたら車が落ちてなくなってそうで、とても駐車する勇気はありません。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山口にあります。
トイレはありません。
登山口から巨岩までは西日影沢の中を歩きます。
やや荒れたところもありますが、特に危険はありません。
蓬峠から先は稜線の中腹の樹林帯の中を登ります。
ほとんど、岩礫のザレの九十九折と木ノ根道の繰り返しです。
ザレはけっこう高度もあるので慎重に歩きました。
1,776mピークからようやく道が緩やかになり、すぐに頂上です。

その他周辺情報

山麓の梅ヶ島温泉の旅館に一泊しました。

写真

7/19 4:40

前夜は新東名のNEOPASA浜松
で車内泊。

7/19 1:08

夜食は館内で買ってきた
「しぞーかおでん」

7/19 8:07

登山者用の駐車場。
山側はほぼ満車。

7/19 8:07

川側は水流に抉られて…
駐車する勇気はない(^^;

7/19 8:14

西日影沢の入口。

7/19 8:15

登山口。
今までで一番目立つ登山口。

7/21 11:46

ガレを登っていく。

7/19 8:21

キノコ。
いや、食べてないって。

7/19 8:24

モノレールがあちらへこちらへ。
ワサビ田の作業用みたい。

7/21 11:47

沢を見下ろしながら歩く。

7/21 11:47

高さ2�僉�
黄色いトンガリ帽子。

7/19 8:33

白いパラソルは5�僉�

7/21 11:48

ワサビ田の跡。

7/21 11:48

こんな物が置いてある。

7/21 11:48

木橋を渡る。
高いのは増水対策か？

7/19 8:57

橋の上から。
雨の後とは思えない澄んだ水。

7/19 9:00

大岩。半端なく大きい。
陰にワサビ小屋。
荒れていて使用不可。

7/19 9:03

大岩が転がらないよう突っかい棒。かな？

7/21 11:50

大岩の上にはけっこうな大木。
う~ん。凄い。

7/21 11:50

3本目の木橋。

7/19 9:05

橋の上流の滝。
登ると気持ちよさそう。

7/19 9:06

通り抜ける風が心地よい。

7/21 11:50

橋の上から上流。

7/21 11:50

下流。

7/19 9:12

元気をもらって再び登り始める。

7/19 9:13

足元にさっき見上げた滝。

7/21 11:51

沢を離れザレの急斜面を登る。

7/21 11:51

ちょっとした岩場も出てくる。

7/21 11:51

水場がいくつもある。
冷たくて、ありがたい。

7/19 9:34

ガスが出始める。
え〜っ?!晴れてくれよ。

7/21 11:51

無情の雨にカッパを着込み、
濡れた岩場を行く。

7/21 11:52

カエルは嬉しそう。

7/19 9:57

蓬峠。
ガイドの記載とは違って暗い。

7/19 10:08

霧とオオイタヤメイゲツ。

7/19 10:16

ザレの九十九折。
こんなのいくつあったろう。

7/21 11:53

ブナの巨樹。

7/21 11:53

こちらはヒメシャラ。

7/19 10:52

倒木も巨大。

7/19 10:56

ツルアジサイの花。

7/19 10:57

ありがと。

7/19 10:59

白い花。何だっけ？

7/19 11:28

稜線のヌタ場。
足跡多彩。繁盛してるみたい。

7/19 11:31

ようやく山頂の笹原に出る。
雨も上がり爽快。

7/19 11:32

ヤナギランの保護ネット。
(あんたらの踏み荒らし)
とも書こうよ。

7/19 11:32

ヤナギランの開花はまだ先。
よく見ると1本だけつぼみ(^^)/

7/19 11:32

ズームアップ。

7/19 11:36

今年の標高年の山。
山伏。2014m。

7/21 12:11

二等三角点。

7/19 11:33

残念だが富士山は雲のムコウ。
てなことしてるうちに再び雨。
しかも雷鳴。

7/19 11:58

慌てて稜線を下り山伏小屋へ。

7/19 12:09

ホントに避難小屋。
他の人達は下山したみたい。

7/21 12:12

今日の昼食。
食べながら雨宿り。

7/19 13:26

結局土砂降りの中を下山。
九十九折が辛い。

7/19 14:30

下る。
急降下。

7/19 14:40

やっと三本目の橋。

7/21 12:14

増水した？

7/19 14:57

ワサビ田跡。

7/19 15:14

ちょっと違うところで現役のワサビ田発見。

7/19 15:14

水は清冽。
葉は瑞々しい。

7/19 15:37

駐車場に帰着。
川側にも1台駐車。凄い（笑）

7/19 16:11

今夜のお宿。清香。
温泉も料理も拍手。

7/19 16:42

湯の神社の樹間から
梅ヶ島の温泉街を覗く。

7/20 18:55

夕食に山葵が出て嬉しい。

7/21 12:20

すっきりしていい酒。

撮影機器：

PENTAX Optio W60 PENTAX

感想

ikomaniyon

2014年。今年の標高年の山は安倍奥の名峰山伏(やんぶし)。
安倍奥の山々や富士山の展望が楽しめ、
山頂にはこの季節ヤナギランの群落が花盛りらしい。
山伏を楽しんだら、その夜は梅ヶ島温泉に泊まり、
翌朝は安倍峠からでっかい富士山を眺めよう。
という企みでしたが、
あいにくの雨模様で、富士山の展望はないわ、
ヤナギランもずいぶん勘違いだったみたいでさっぱりだわ、
久し振りのカッパ登山で汗まみれになるわ、
と散々でした。
山伏から先は、大谷嶺まで縦走し大谷崩を下る計画だったのですが、
山頂で本降りになった雨に加え、雷鳴まで轟きはじめ、あえなくギブアップ。
避難小屋に撤退です(泣)。
楽しいとは言い難い山行になりましたが、
美しい沢沿いを遡行し、ワサビ田も楽しめ、
中腹の急坂に喘ぎ、山頂ののびやかな笹原の台地に憩う。
そんな山伏の魅力の一端は感じられた。かも。

そうは言っても、富士山の展望はぜひとも見たい！
夕方から、深い谷底の梅ヶ島温泉でも晴れてきました。
明日は安倍峠から大きな富士山を一望しよう。
そんなことを思いながら、
今夜の宿、梅ヶ島温泉のヌルヌルスベスベの温泉を楽しみました。

コメント

syo1270

あいにくの雨でしたね
山頂で遭遇した・・・10人組です。どうも私たちの中に雨男が
せっかく静岡までお越しいただいたのに、ヤナギランは8月始めが良いようです
また、機会が有りましたらお越しください。私の撮った山頂写真が撮れていてほっとしました。川沿いの危ない駐車は私です、大丈夫でした・・・へへへ

ikomaniyon

Re: あいにくの雨でしたね
ありがとうございました。
あまりスナップ写真、特に自分の写真はめったに撮らない(魂抜かれる(笑))のですが、
タイミング良く撮っていただき、たまにはいいかと載せてしまいました。
皆さんとても楽しそうで、大勢で行くのもいいなあと思いました。

8月のヤナギランはムリですが、9月に悪沢岳から赤石岳を縦走する予定です。
南アルプスは、’08年の甲斐駒･仙丈から始まって白根三山、塩見岳と南下してきました。
静岡の山、これからも楽しみたいと思います。
｢静岡県の山｣、4月から図書館で借りっぱなし(買えよ(笑))で、
何度も繰り返し読んでます。

tanosiku

渋いですね
こんばんは

みんなが押し寄せる100名山には目もくれず、こういう山登りもいいですね。
ところで 、来年の2015の心当たりは？

泊まったところ良さそうですね。
お疲れさま。

ikomaniyon

Re: 渋いですね
こんばんわ。

いい山みたいですが、
正直なところ、暗〜い山という印象です。
天気が良ければずいぶん違ったはずで、残念です。
やはり、荒天でなく好天の日に登りたいですね。

2,015m峰。探しているのですが、なさそうです。
どんぴしゃでヒットするのはフォスター山くらいで。
海外かあ、サウスシェトランド諸島？どこだそれ？
ってよく見ると南極。
来年は干支山で辛抱しましょうかね。
未年ってことで、羊蹄山なんてどうでしょう。