梅雨明けて、清清しいブナの若狭駒ヶ岳(のはずが・・・)
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- GPS
- 04:09
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 661m
- 下り
- 655m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東谷の源頭部は小さな崩落があり、へつりに注意。特に降雨時はスリップ危険。 |
写真
感想
ようやくの梅雨明け、今日こそは雨に祟られることなく山登りが出来そう。と若狭駒へ。3連休の最終日ということもあり湖西道路もすこし渋滞していたがなんとか9:30には木地山につくことができた。早速準備をして登山開始。最初は人の畑を横断することになるので丁重に獣除けの網を2箇所通過。もちろんちゃんと閉めて置くことを忘れないように。丸木橋を渡り、沢(焼尾谷)を遡行する。ほどなく西谷分岐、もう少し行くと「県境尾根2.9キロ」の標識。ここから尾根に取り付く。尾根の高低差は450m、蒸し暑さを覚悟してスタートだ。最初は植林の中を喘ぎながら登る。まだ体にエンジンがかかっていないので苦しい登りだ。尾根登りと言ってもジグザグが切ってあるので激登りではなく、まだましなほうか。徐々に高度を上げていくと回りはブナ林になる。谷からの風が心地よくなってくるとブナの森の真っ只中に突入だ。高度500mを越えるあたりからは風が涼しく汗が引いていくのがわかるほどだ。1時間あまりをかけて県境尾根(江若尾根)に到着。ここまでくれば山頂はすぐそこ。北の方向には小浜に続く集落がはるかに見える。今日はもやがかかっていて海までは遠望することは叶わなかった。頂上には10人ほどの登山者がいて少し賑やか。いままでの静寂が嘘のような山頂だ。東方面が開けていて三十三間山方面が見えている。あそこにもしばらく行ってないなぁ。
下山は南尾根を使う。途中駒が池へ往復。こんな尾根上に池があるのはちょっと珍しい。池の中洲の苔が美しい。まさにもののけ姫の世界だ。
東谷への分岐に戻り下山開始。ここでにわかに空が暗くなり大雨が降り出した。いそいで雨具をつけ、一番急なところを降り始める。雷が鳴らなければいいがと思いつつ、思わずペースを上げると足が滑る。慎重に谷へと下る。谷に降りつく頃、雨が上がってくれた。この谷も静かでいい。カツラの大木、トチやサワグルミの木の緑に癒されながら谷を降りる。途中渡渉箇所が多数だが、雨による増水もなく。ただし濡れているので石が滑りやすい。注意注意。大雨の後はこの谷はやめたほうがいいかもしれない。汗だくになったり、緑に癒されたり、静寂を楽しんだり。今日もいい山になった。
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