真っ白白白〜、白水岳
- GPS
- 09:16
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,328m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この日は作業がお休みのため、ゲートを開けて駐車場まで行きましたが、工事作業中は通れない事が予想されます |
コース状況/ 危険箇所等 |
阿吽の滝横の急斜面通過は特に注意 所々笹被り区間あります 笹の切り口が尖っていたり、刈った笹が道を覆っていて歩きにくい箇所あります 自主的な整備により登山可能となっておりますが、登山中の怪我・トラブルその他責任は持てません |
その他周辺情報 | ひらたない荘あわびの湯(500円) |
写真
装備
個人装備 |
チェーンソー
ノコギリ
剪定鋏
|
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共同装備 |
W師匠による漫談
|
感想
白水岳に登り隊の活動が完結してこの登山道も数年で元の自然に戻るのかなぁと思っていましたが、残党、いや、尋常ならぬ熱意がある有志と新たなメンバーでこの9月に笹刈り整備が行われました。登山道はこれからも維持されそうですね(^^)
登山道の状況を確認がてら紅葉狩りしながら久しぶりにのんびり白水岳に登ろうと思いました。しかし「倒木をどうにかして来い!」というにしやん隊長の圧力に屈してチェーンソーを持ち出すことに・・・。切るのはよいが重いので運び上げるのが重労働だのぅと思い悩んでおりましたところ、その重責をのっち幹事長が引き受けてくれて一安心(^^)
スタートの準備をしているとダニー先生とその師匠も登場。思いがけず4人PTでの登山となりました。
山中では延々と続くダニー先生と師匠の掛け合いが漫談みたいで面白くて楽しませていただきました(^^)
9合目の太い倒木を処理したら私の任務は完了、あとはのんびり山頂を目指します。久しぶりに稜線からの絶景を拝みたかったがあいにく真っ白しろ〜の雲の中でそれは叶いませんでした。それでも皆さんのお蔭で楽しく登れたので満足です(^^)
それにしてもここは急登とアップダウンの連続で、改めてきつい山だなーと思いました。ニペソツより疲れました(;´Д`)
師匠が熱望されていた白水岳登頂。10月22日の大安吉日に決行です。いつもの寝坊を免れ無事出立。年に6回しかない天赦日だけあって、たどりついた駐車場には、これから出発せんとする偉大なるお二人が。
ああ、そのお方こそ「道南山岳界のレジェンド」waji-bb棟梁殿に加え、気配りと身体能力、気象予報と笑顔において他の追随を許さぬのっち幹事長でございます。共に歩める幸せに欣喜雀躍し、目頭を熱くしたことはいうまでもありませぬ。
私が阿吽の滝で素人細工をしている間に、精鋭3人は8合目急登部に到着。横たわる巨大倒木と対峙します。いよいよ、のっち幹事長がひょひょいのひょいと運んだ、リョービウルトラチェーンソーの出番です。ここでwaji-bb殿熟練の職人技炸裂。静かな山間に鳴り響くチェーンソーの音。阿吽の滝を通り抜け、ほそぅい木をコキコキしていた我が駄耳にも、その勇壮なるサウンドがはっきりと聞こえてまいりました。
こうして懸案だった難所は雲散霧消。残っていた倒木の真新しい切り口が、熟練の確かな技を物語っているかのようでした。
道中、脚を痛めた我が師匠はペースダウン。それでも、その不屈の闘志とあくなき情熱で歩き続けます。しかし、先導するのは道南山岳界の雄であるお二人。さすがの師匠も追いつくことかないません。その後ろを歩くわたくしも、慣れぬレシプロソー疲れでよれよれです。白泉岳、南白水岳、中白水岳に白水岳と要所でずいぶんお待たせしてしまいました。
と、ところがそんな私たちを、お二人はいつも、ねぎらいの言葉ととびきりの笑顔で待っていてくださったのでした。おまけに白水岳山頂では南国のお菓子と八雲銘菓まで頂戴する始末。ああ、遠赤外線こたつのよな心しみ入る優しさに、何度涙したことでせう。
も、もうお二人のいらっしゃる方角に足を向けて寝ることなんぞ断じてできませぬ(ほ、方角を確認しておりませんでした)。
真っ白白で景色は堪能できませんでしたが、深遠なる我が師匠も、お二人の山行の円熟ぶりとお人柄をそれ以上に堪能。ことのほか感じ入っておられました。
偉大なるお二人のおかげをもち、此度も何とか無事に帰ってこられました。
ありがとうございます。
週末、LINEでwajiさんが白水岳に行くとのこと。便乗してのんびり紅葉登山と思ったら、nishiyan隊長から「ただで登山できると思うなよ」とのお言葉が。倒木処理のご指示を頂いたミニ整備登山となりました。daniyama師匠とその師匠の監視付きです。
山頂手前の太い倒木を処理する為、チェーンソーを担いだのですが、これがなかなか重い。予定外の負荷登山となりましたが、これで少しは整備に参加出来たかな?
山頂、稜線付近は真っ白で紅葉のモコモコは望めませんでしたが、ところどころでブナの鮮やか黄色が見れたので良しです。何よりも皆様と登れたことに感謝。また、ご一緒願います。
【凍死未遂】
思い起こせば2017年1月金曜日の夜遅く、私は倉本聰先生最後の演劇をこの目で確かめるためにDany師匠とともに徹夜で富良野に向かっておりました。
路面は激しく凍結しておりましたが師匠のスバル4WDは峠道をスムーズに走り抜けておりました。唯一の問題と言えば私どもの眠気でございました。 お互い1週間の仕事疲れもあり、長万部の直線で最初の睡魔が襲います。この睡魔に勝つために考え出されたのが「『北の国から』合戦」です。
お互いが五郎さんや純のセリフを言い合いながら、気が付いたら富良野に着いている、という作戦です。
純(撤退師匠)「電気がない!?電気がなかったら暮らせませんよっ!」
五郎(Dany師匠)「そんなことないですよ。」
純(撤退師匠)「夜になったらどうするの!」
五郎(Dany師匠)「夜になったら眠るんです。」
しかしながら、作戦が上手く行ったのも美笛峠を越えたあたりまででした。支笏湖を過ぎたあたりで睡魔に襲われた2人はこれ以上の運転は無理と判断し苫小牧ウトナイ湖の道の駅で休憩する決断をしました。Dany師匠はシートを倒してわずか17秒で眠りにつかれました。1時間仮眠すれば復活出来ると考えた2人は、エンジンをかけたままヒーターの効いた車内でしばしの眠りについたのでした。
私は夢を見ていました。蛍(中嶋朋子)が「眠っちゃダメ、起きるのよ!」と富良野麓郷の畑から叫んでいます。「寒っ!」あまりの寒さに目を覚ましました。横を見るとDany師匠は874dbの地下鉄丸の内線並みの「ゴォーっ」といういびきをたてながら「笹刈りじゃ、成敗じゃ」と大千軒岳の登山道整備の夢を見て叫んでおられました。
目がなかなか開きません。眠いのではなくまぶたが凍ってくっついているのです。「あれ?」かけておいたエンジンが止まっている。慌ててキーを捻りエンジンをかけ、次の瞬間、外気温計が目に飛び込んでまいりました。
『マイナス16℃』
「師匠、死んじゃいます!起きてください!」
「せ、せいばいじゃ。曲がり竹ども、、」
「師匠、ヒーターつけて寝ましたよね。」
「あ、すいません。つい、いつものクセで止めちゃいました。」
「・・・・・・」
一命を取り留めた私どもは勇払原野の朝焼けの中テールを滑らせながら無事富良野演劇工場に到着したのでございました。
今回、道南登山界を牽引するW棟梁&ノッチ幹事長のお二人と同行させて頂き、懐の広さ、確かな足取り、豊富な知識と経験、豊かな人間性に感服致しました。
月並みではございますがDany師匠ともども今後とも宜しくお願い申し上げます。
あーっ、ダニー師匠とその師匠、お会いしたかった!
その掛け合いライブもききたかった!
ざ、ザンネン…
daniyamaさんのレコにしばしば登場する師匠様ですが、その文章は誇張でも演出でもないことが分かりました。というかそれ以上にお二人のやりとりが面白くて、生ライブを楽しませて頂きました。
お二人ともお互いを師匠と呼んでました。会話を聞いていると、「師匠、ところで…」「師匠、それは…」「師匠…」
どっちなんだい⁉︎ とツッコミたかったのは内緒です🤫
車中にて、どろろんどろぉんを操る希代の笹輪刀使い
笹柱myu殿のことをお伝えすると、
ことのほか感じ入っておられました。
いつか、生どろろんどろぉんを拝見するできる日を楽しみにしておりまする。
ありがとうございます。
ワジ棟梁がソロでまったり紅葉ハイクされるところが、のっち幹事長、今夏白水稜線9回目のダニー師匠、そのさらに師匠さんの豪華メンバーでの山行ですね。
9合目近くまで重たい荷物を背負って、寝そべっていた太いダケカンバを、チェーンソーでぶった切り、すしざんまい状態でカッコよいです。やっぱりワジ棟梁が動くと締まりますわ♪
これで難所が快通され、皆さんが快適に登られることでしょう♪
ワジ棟梁の白水愛🥰、しっかりと感じました☺️
隊長の圧力にはあがないきれず、チェーンソーの出番となりました。当初からの懸案だった障害物をようやく除去できて溜飲を下しました。
あ、私はそんなに白水岳を愛してはおりませんですよ。いつもコテンパンにのされて、どっちかっていうと嫌いです(汗) 私はもう整備から引退しますので今後は皆さんにお任せいたします
また、はるか後方にいた私の耳にも、棟梁匠の技炸裂豪快大音声がよぉでるよりもはっきりと聞こえてきたことを鮮明に思い出します。
偉大なるお二人に栄光あれ。
ありがとうございます。
先日は大変お疲れ様でした。終始「撤退王」を口にされておりましたが、足を痛めていながらあの厳しいコースを歩き通された気力と体力に感服致しました。
今回お天気は残念でしたが、いつか晴れ渡った絶景の白水岳に再訪して頂きたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
いつか晴天の日に是非登られてください。稜線からの景色を見て頂きたいです。白泉岳でも十分絶景ですので…
世の中にはすごい方がいらっしゃるものだと感服いたしました。
これをご縁に末永くお相手をお願い申し上げます。機会がありますれば再度皆様にご迷惑をおかけしないペースで登れるようホーム函館山で修行を積みリベンジ致します。ご指南くださいませ。
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