記録ID: 4828356
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
唐松岳・不帰嶮・天狗岳縦走
2022年10月22日(土) ~
2022年10月23日(日)
富山県
長野県
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 14:07
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,795m
- 下り
- 2,288m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:23
距離 14.3km
登り 2,574m
下り 602m
16:46
2日目
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:27
距離 8.8km
登り 232m
下り 1,691m
天候 | 【纏め】時々降雨があることは知っていたが、瞬間最大風速20mぐらいの爆風になるとは想定外だった。 【詳細】8時、リフトに乗って登り始める段階から、予想外の風が10mぐらいあり、リフトが止まったりして、しかも小雨が時々降っていた。 唐松岳に到着したのは予定時刻より早い11:39。もし13時を過ぎていたら撤退する予定だったので、そのまま前進した。しかし12:30第2峰南を通過し、13:00第1峰あたりで爆風と共に周囲は雲に覆われてしまい、時々横殴りの小雨が降ってきた。引き返すかどうか迷ったが、第二峰と第三峰と唐松岳を登り返すよりも、第1峰を降りてしまえば、天狗岳を登って当初の目的地の天狗山荘を目指すだけだと思って先に進んだ。 しかし天狗岳の登りの斜面は、雨風が強い西側で、時々、身体が殴り倒されるぐらいのガストがあり、稜線を歩く時は耐風姿勢を意識しながら移動した。幸いなことに雨は大したことがなかったが、それでも指の感覚がなくなっていくので、常に動いていなければならなかった。行動食のナッツとドライフルーツをボリボリ食べながら、歩き続けてなんとか天狗の頭を通過し、天狗山荘へ。実は不帰嶮でザックのレインカバーが、固定が甘くてぶっ飛ばされていたが、幸いにもザックの中身はそれほど濡れていなくて、小雨だったことが幸いした。 天狗山荘のテン場は風が強かったが、しっかりテントを張って、石で即席の防風壁を作ったお陰か、安心してぐっすり眠れた。もしかしたら夜になって風が治まったのかも知れない。翌朝は雨風の合間をぬって、7時過ぎにテントをたたみ、相変わらず強風の稜線から鑓温泉へ向かって下山。 東側は嘘のように穏やかで、ガスが上がると晴れてきた。鑓温泉で生き返った後、猿倉へ向けて出発。猿倉山荘に到着した後、しばらくして雷鳴が聞こえて来た。でも雨が降って来た時には八方バスターミナルに到着してました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
バスタ新宿 23:05 → 05:44 白馬八方(アルピコ交通5551便、7500円) 【復路】10/23 猿倉からタクシーで白馬八方(アルピコタクシー、3650円) 白馬八方 15:15 → 20:28(予定) バスタ新宿(アルピコ交通5552便、6400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は風雨が強かったが、不帰ノ嶮の鎖場はしっかり整備されてて問題なかった。 白馬鑓温泉からの下りは、掛け流し以外の源泉が登山道に濁流のように流れ込んでいて歩けなかった。 |
写真
撮影機器:
感想
白馬・杓子岳・白馬鑓・天狗岳・唐松岳の稜線が西風10mを超えるような気象条件の時は、撤退&即下山。道中に風裏は殆ど無いので逃げ場がない上に、駆け上がった風が時々爆風になる。もし今回、もっと雨が強かったら気象遭難になっていたと思う。元気をくれた雷鳥に感謝!
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指の感覚がなくなる中ナッツとドライフルーツを食べながら突き進んでいく姿は勇ましさを感じさせますね...!終わったあとの温泉が沁みそう??😌
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