大ヌタ山、青崩嶺、遠木山、国盗り山、兵越峠、トサワ山、ハチモリ山、天塚
- GPS
- 08:24
- 距離
- 20.3km
- 上り
- 1,811m
- 下り
- 1,807m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<遠木沢ルート> ・取り付きは階段、看板があるので見つけるのは容易。 ・登り始め早々に藪だらけで手入れはされてない。下りには使わない方がいい。 ・登山用とみられる青いテープは少ない。測量用か林業作業用のピンクテープを巻いた木は参考程度にしないと違うルートに誘い込まれる。 ・沢からはつかず離れず行った方がいいが結構倒木が邪魔なので注意。 <大ヌタ山> ・分岐から尾根を行くより西側の作業道を進んで行った方がラク。東側の作業道は途中でなくなる。 ・青崩峠への車道に出るのに最後は岩場をちょっと強引に下りてしまった。もう少し南側を回り込むように下りればよかったかも。 <青崩峠〜兵越峠> ・最初は急登。結構黒い階段で整備されている。 ・青崩嶺に行く途中でルートが北に変わるところがあるがその前に尾根から北に巻くように道がついている。 ・青崩嶺を過ぎれば道はなだらかで歩きやすくなる。 <兵越峠〜ハチモリ山> ・車道に出て最初のヘアピンカーブのところにある林道から行く。 ・トサワ山へは林道のヘアピンカーブ付近のところから尾根に取り付く。目印にトサワ山登山口の看板がある。 ・トサワ山を過ぎてからは急な下り。足場も悪く滑落注意。 <ハチモリ山〜天塚> ・測量用か作業用のピンクテープは南東に伸びる尾根にもついているので迷い込まないよう注意。手を支えるところもないような急な下りになってくるのでそういう場合は素直に引き返した方がいい。 (自分は迷い込んでしまい、踏み跡らしき物をたどりつつ強引に尾根に復帰しようとしたが滑落してもおかしくはなかった) ・途中で針間野集落へ行く林道に出るが、登山道へは少し戻って藪をかき分けて尾根から取り付く。 <天塚〜林道有沢針間野線> ・天塚からの下りは急でルートもハッキリしない。 ・鹿よけネットが出てきてからはそこからつかず離れずで下りていった。 ・最後は右手に見えてくる林道に早く下りれるかと思ったが、高さも鹿よけネットもあるので、慌てずまっすぐ進んで行くと白い看板がおいてある林道に出てくる。 ・林道有沢針間野線に出てからはショートカットせずに素直に林道を下りるのが無難。 |
その他周辺情報 | 152号沿いにはいい温泉はない。 兵越峠を越えて418号を行けば天龍温泉おきよめの湯(火曜休み)があるが道は狭く着くまで1時間はかかるし、帰るまでの距離が長くなる。 三遠南信道の東栄ICから数キロ離れるが東栄温泉花まつりの湯(水曜休み)の方が帰るまでの距離は短い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
ダウンジャケット
雨具
帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
iPhone
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | ・モバイルバッテリーは満充電にしておくこと。 ・途中で行程を追加するかもしれないときはちゃんとそのエリアが入った地図を持つこと。 |
感想
妻と子供が里帰りしている間の紅葉登山、第二弾。
(第一弾は大川入山)
時期的には水窪の山が今よさげなので今回は遠木沢ルートで大ヌタ山に行って青崩嶺〜兵越峠と歩き、車道歩いて帰ってくるとするか。
朝少し寝坊してしまいったが何とか30分遅れにとどめて、草木トンネル出たところの山の駅?に駐車スペースに車を停めていざ出発。
電波状態はドコモMVNOと楽天モバイルはアンテナ1本程度に対してauはバリ3でした。
取り付きは階段も看板もあるので問題ないはずがいきなり階段途中から藪だらけ。
まぁ重さはないのでガンガンかき分けていけばOK
沢沿いの道は登山用の青いリボン?はほとんど無く、測量用だか林業作業用だかのピンクテープが巻かれているのを参考に歩く。
ただし目印程度にとどめておかないと途中で違う尾根に行ってしまうので注意。
あと倒木が気持ちうるさかったがそこは大した問題ではない。
途中夫婦トチノキがあるが見どころはそれだけ。
大ヌタ山行くなら林道堀切線から矢落峠経由で行った方がいいだろう。
疲れる尾根道ではなく尾根の西側についている作業道使って程なく大ヌタ山へ。
ここもauだけが電波余裕だったのでtwitter投稿はガラケーでやりました(笑)
次は青崩峠。どうやら8年ぶりみたい。
車道に出るとき少し強引に下りてしまったが本当は最後左に回り込みながら下りた方がよかったらしい。
青崩峠着くと紅葉や観音山の眺めがいい。しかし実は今回の山行で一番眺めがよかったのが青崩峠だとはこの時には知る由もなかった。
青崩峠から少し戻ってから兵越峠へは急な階段を取り付く。
急な登りとか巻き道に気づかず尾根上行ってルート外れたりとかいろいろ大変だったが、何とか青崩嶺へと到着。
珍しい四等三角点にタッチして富士山パルちゃんの写真を撮る。
お腹も空いてきたのでここでお昼にしよう。
山専ボトルに入れてきたお湯でカップヌードル食べてスパムおにぎりも食べてコーヒーを飲む。最高だねぇ。
青崩嶺から先はなだらかなアップダウンで遠木山、国盗山と兵越峠までガンガン歩く。
途中木の幹に紫色のテープをたくさん巻いてあったところがあったけどあれは何だったんだろうか?
兵越峠といえば峠の国盗り綱引き合戦。
今年も行われなかったようだが、今までで遠州側は印2つ分ばかり負け越しているらしい。
しかし兵越峠では水窪100山の看板『ヒョー越』は見つけることはできなかった・・・
兵越峠には当初予定より早く13時前に着いたので、前から考えていた水窪100山のトサワ山〜ハチモリ山〜天塚と行くことにした。
持っていた地図にはそこら辺がちょうど切れていたけどまぁ大丈夫でしょと思ったが、まさかそれが原因でああなるとは・・・
車道から林道に入り歩いていくとヘアピンカーブ辺りでトサワ山へと尾根に取り付く。
トサワ山を過ぎてからの急な下りは手がかりも少なく足元も滑りやすくちょっと危なかったな。
あとiPhoneのバッテリーが少なくなってきたのでモバイルバッテリーで充電したんだが、なんと予備であるモバイルバッテリーの電池がほとんど残っていない始末。
それでも省電力モードで何とかつないできたけどハチモリ山に着くころにはもうiPhoneが完全に電池切れ。
ヤマレコアプリ使えなくなってしまった。みんなの足跡がルートファインディングに役立っていたのに・・・
ハチモリ山で富士山パルちゃんの写真を撮った後、西と南の二方向に伸びる尾根の両方にピンクテープがありどっちに行くか悩んだが、最終的に南下していくのだから南の方に下っていくことにした。
実は正しくは山頂からは南西に伸びる尾根と南東に伸びる尾根が出ており、自分は完全に間違えた南東の尾根に入り込み下りてしまった。
あまりの急な下りでこれはちょっとおかしいなと思った時には既に100mほど下ってきてしまった。
その後踏み跡らしきものを見つけたので先に進んではみたが、測量用だか林業作業用だかで結局は行き詰まってしまう。
そこからは見えている正しい尾根へと強引に取り付こうとしたが手がかりも少なく滑りやすいので実は結構危なかった。
何とか気合で登り返して、とりあえずザックを置いて水を飲んで休憩。
ここでもうちょっと落ち着いはりて行動食を取っていればよかったんだろうけど、時間的なことと体力的なこともあり、先を急いでしまった。
廃村の針間野集落へと横切った林道に出たが、天塚へはさらに尾根に取り付く。
天塚に着いたときに何か違和感が・・・ん?もしかして・・・
やっぱり・・・
『富士山パルちゃんがザックに入ってない!!!』
あっ!もしかして・・・さっきハチモリ山で写真撮った時に出しっぱなしでザックに入れてなかったかも!
ガーーーーーーン!!!
ちなみにさっき正式にルート復帰したところがハチモリ山からほんの少し下ったところだった。ここでザックの中身を再チェックすれば置き忘れてはいなかっただろうに・・・とほほ。
天塚から先は急で踏み跡も薄く、登山用のリボンもほとんど見当たらなかったので、最後は鹿除けネット沿いに下りていった。
途中右手に林道が見えてくるもそこも鹿除けネットだったり、高さが結構あったりするので、最後林道に出るまではまっすぐ進んだ方がいい。
林道有沢針間野線をショートカットせずに地道に歩くと何とか日没までに下山することができました・・・
兵越峠以降は、iPhoneのバッテリー切れ、予備のモバイルバッテリー切れ、紙地図がないままの行動、GPS端末でもバッテリー切れ寸前等々いろんなミスが重なってあわや遭難してもおかしくはない事態になっていたかもしれないことは反省すべき点だろう。
秋になり落ち葉でただでさえ薄い踏み跡も消えてしまったり、単なる目安のはずのピンクテープに頼り切ると危なかったり、ルートファインディングの能力が相当いったりといろいろ大変な水窪の山ですが、今後は反省を生かしてまた行きたいと思っております。
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