光岳、聖岳〜どこまでも続く道&楽しい出逢い
- GPS
- 54:12
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 4,059m
- 下り
- 3,957m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:33
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:31
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:35
5:46 易老渡
7:22-7:30 面平
9:46-9:50 易老岳
10:53 三吉平
11:58-12:27 県営光岳小屋
13:01 光石
13:11 光岳
13:20 県営光岳小屋
2日目 8月7日(木)
4:52 県営光岳小屋
5:07-5:20 イザルガ岳
6:01 三吉平
7:00 易老岳
8:15-8:31 希望峰
9:11-9:41 茶臼岳
11:56-12:03 上河内岳
12:10-12:25 上河内岳肩
12:56 南岳
14:23 聖平小屋
3日目 8月8日(金)
4:22 聖平小屋
4:43 薊畑分岐
5:32-5:40 小聖岳
6:28-6:47 聖岳
8:21-8:37 薊畑分岐
11:12-11:32 西沢渡
11:59 便ヶ島
天候 | 6日 霧時々晴れ 7日 霧後晴れ 8日 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
もっと先のトンネルの手前からの道「林道赤石線」もあるが、17時以前は工事のため通行できないことが多いので、昼間は、下栗の里経由が無難。 下栗の里の「天空の里ビューポイント」の先で北又渡方面へ右折。発電所の先からダートも多くなるが、舗装路が半分以上なので路面は思ったより悪路という感じではない。ただ、舗装路でも落石がたくさん落ちており、注意が必要。また、道も細く、回避場所も少ない。 易老渡、便ヶ島とも立派な駐車場があり、特に便ヶ島は立派なトイレ、東屋、炊事場があり、テント泊、車中泊はこちらが便利。(ともに500円)易老渡には水なし、トイレも「?」という感じ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
易老渡、便ヶ島とも登山ポストあり。 特に分かりにくいところや危険なところはないが。聖平からの下山路は最後の部分が急坂で、ザレているところもあり、注意して歩く必要あり。 西沢渡では、重い荷物を背負っての沢の石の跳び越しはちょっと危険。重労働だが、かご渡しを使った。大変だけれど、話のタネにはなる。 易老渡からの登りも相当な急坂。聖岳も同様。 |
その他周辺情報 | かぐらの湯が近くにある。泉質がなかなか「いい感じ!」。 |
写真
感想
とにかくここは、登山口に着くまでが大変でした。カーナビをセットしたところ、どうも変です。ルートを見てみると、延々と天龍村あたりを通るようになっていました。飯田から矢筈トンネルを越えて行く道があるはずだと、カーナビがうるさく左折だ右折だというのを聞かず、勘で進んでいくと、やはり「矢筈トンネル」という案内があります。ここまでくればカーナビも観念するだろうと思っていると、「ルートを変更します」と言ってきます。よしよし!しかし、「この先3キロ通行止めです。」うそだー!車はけっこうやってくるぞ!何のことはない。すんなりトンネル越えていくではないですか。
山でお会いした方に話すと、同じように「通行止め」ということで、それを信じてしっかり迂回させられたと言っていました。みなさん!矢筈トンネルは通れます。よっぽどの災害に遭わない限りは大丈夫だと思います。カーナビを過信しないように!
それでも、林道走行は不安でした。工事だというがだいじょうぶか!これもちゃんと迂回路があります。工事の時間を気にすることはありません。ただ、雨が降るとすぐ崩れそうな道です。山に行っている間、大雨が降って、帰れなくなったらどうしよう。そんな不安もありました。
しかし、ここは、すいごい急坂。易老渡からの登り道は「こんな道は絶対に下りたくない!」と思い、西沢渡への下りでは「こんな道絶対に登りたくない!」と思いました。どっちも眺めが全くない道、沢に近づくにつれて急になります。それに、聖岳の登りもなかなかの急坂でした。
光岳の小屋には昼ごろ着き、光岩まで往復。午後はまったりというかヒマをもてあまして、周りを眺めていると、ガスが切れて富士山が見えてきました。「富士山が見えるよ!」と言うとそれに反応した2人がやってきました。「あーあ、またガスっちゃった。」と小屋の前に戻ると、そのお二方は、もう酒宴を始めようとしているところでした。それを見るとやっぱりこっちも飲みたくなります。「ご一緒に…」と無理やり酒宴に参加してしまいました。
お話を伺うと、明日、明後日と同じ行程をたどること、家も近くだということもあるのか、それから2日間、前後して歩き、最後の天空の里観光、そして、温泉まで、ご一緒させていただきました。
二日目の聖平でも、酒宴に誘っていただき、家庭菜園のトマトの生ハム巻き、高野豆腐の煮付け、それに何と屋久島の焼酎「三岳」までご馳走になってしまいました。大変おいしくいただきました。本当にお世話になりました。また、お酒でも…。
聖岳の山頂では2人の方とお話をさせていただきました。「もう下ります。」と哀愁を漂わせながら下っていった女性の方、本当はこれから縦走をするつもりだったのでしょう、でも、台風が来るということでやむなく下山でした。男性の方は百間洞の方に進んでいきました。どちらも無事に帰られたかな?
平日だということもあるのでしょうか、本当に人が少ない!1日歩いても出会った人は10人以下。そんなところでした。最終日、延々と続く縦走路を見ながら、「あそこを全部歩いてきたんだ!」なんて、最高!。そして、いろいろな人々との出会いも最高!でした。
聖岳の山行記録拝見しました。いいですね、うらやましい限りです。僕も去年今年とこのコースを企画しては道路封鎖や悪天で見送ってきました。聖ちゃんにはふられっぱなし、来年は行けるかしら?
ここは、静岡県、長野県、どちらから行くにしても、アプローチが簡単ではないですよね。天候不順な今夏、これだけの山行ができたのはラッキーだったと思います。長野県側は、とにかく登り下りがきつくて単調ですが、静岡県側より短期間で行かれるのが魅力ですね。でも、聖平小屋にいた人のほとんどは、赤石岳とセットで静岡県側からでした。長野県側の遠山郷や天空の里あたり、なかなか魅力的なところです。ぜひ一度訪れてみてください。お勧めします。
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