斑尾山〜嵐の前の大展望〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 406m
- 下り
- 406m
コースタイム
- 山行
- 1:53
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 2:25
(頂上の休憩時間12分)
<下り>0時間50分(うち休憩時間0分) 実移動時間50分
合計2時間25分(うち休憩時間32分) 実移動時間1時間53分
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
[復路] 信濃町荒瀬原林道駐車スペース=関越自動車道=練馬=東伏見自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特にない。林道は荒れているところもあり、低速で慎重な運転が必要だが、それさえ気遣いすれば大きなトラブルにはならないだろう。また駐車スペースは1〜2台ほどでたくさんは停められない。 |
その他周辺情報 | まだらおの湯 ひとり450円/人 2山合計で24423歩 |
写真
感想
本日、2つ目の山----斑尾へ。
泥だらけの山靴でアクセルを踏む。
ラジオでは台風11号が接近中であり外出を控えるよう盛んに呼びかけている。
そんな中、台風に突入せんとする自分(苦笑)。
別に迎え撃つつもりはないのだ。
「こんな日に登るのはオレだけだ」と高をくくり林道を運転する。
40分あまりのふもと歩きを省略したいと、登山道を横切る林道を進むのだが、クルマのハラをこすらないようけっこう気を遣う。
楽をしようとすると、神様は、このような代償を要求するということだ。
果たしてこの細く荒れた林道はクルマが入るのか?
林道を不安いっぱいに運転していると対向から突然クルマが現れて、クマが現れたときのようにびっくりした。
「どうやってスレ違うの?」と思っていたら、向こうが道幅をあけてくれた。
聞けばこの林道を切り開いたという地元の人。
ときどきこうして遊びに来ているのだという。
「登山道が横切るところ分かりますか?」と聞くと「いまオレそこまで行って引き返してきたけど草刈りしてあるから分かるよ」と教えてくれた。
その親切さに垂れ込めてた気持ちが少しだけ軽くなり、真っ白な森を進むと登山道ポイントへと導かれた。
湿り気のあふれる登山道を歩きはじめると、待ちかまえていたようにさーっと雨が降ってきた。
あわてて雨具をつける。
尾根に上がり、さらに一時間ほどトボトボと歩いているとすこしだけ光が差し込むようになってきて、いいぞと思っていたら突然のように大明神岳の頂上へと導かれた。
そしてそこには果たして登山者がひとり。
あれ?オレだけじゃなかったの?今日は・・・・とても驚いた。
そうこうしていると、今度は4人組も登ってきて頂上はにわかに騒がしくなった。
なんだか人に会えたことが嬉しくてオニギリやパンを連続的に喰らいながら、長居をきめこむ。
頂上に立つと、眼下には野尻湖がハッキリと見えるではないか。
左には飯綱山。さきほど登ってきたばかりの山。
その右に黒姫、そして妙高。
どれも”頭隠して尻隠さず”で、頂上はガスっているけれど雨はあがったようだ。
どこからかアゲハ蝶が飛んできて、自分のザックにちょこねんと止まる。
ほんわか弱い陽射しが自分を暖かく包み込んでくれている。
「すんません、写真を」と気が付いたら登山者にシャッターをお願いしていた。
斑尾山頂上を往復する。
大明神との吊尾根の左側山腹にはそれは素晴らしいブナ林が広がっていた。
頂上につくと、学生とおぼしき6人組もいて写真の撮影を懇願され「はい、チーズ!」。
「誰もいない頂上を濡れねずみで往復する」シナリオは、良い方にハズれ、こんなことなら麓から里歩きを味わいながらゆっくり登ればよかったと都合のよいことを思いつつ、クルマまで戻ったのだった。
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