ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4949010
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

鈴ヶ岳から鈴鹿縦走(多賀大社〜藤原岳〜御在所岳)

2022年11月25日(金) ~ 2022年11月27日(日)
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
22:01
距離
61.4km
登り
4,269m
下り
4,194m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:56
休憩
0:03
合計
2:59
距離 12.5km 登り 576m 下り 131m
18:22
81
スタート地点
19:43
5
19:48
5
19:53
50
20:43
20:46
35
21:21
宿泊地
2日目
山行
8:48
休憩
0:25
合計
9:13
距離 23.2km 登り 1,896m 下り 1,772m
5:29
79
宿泊地
6:48
12
7:00
31
7:31
7:41
7
7:48
20
8:08
7
8:15
5
8:20
6
8:26
8
8:38
15
8:53
24
9:17
7
9:24
9:27
1
9:28
15
10:04
10:05
19
10:24
3
10:46
10:47
15
11:02
28
11:30
11:31
11
11:42
8
11:50
11:51
12
12:03
39
12:42
12:43
26
13:09
31
13:40
13:41
4
13:45
14
13:59
21
14:20
14:22
20
14:42
3日目
山行
6:59
休憩
2:41
合計
9:40
距離 25.7km 登り 1,817m 下り 2,320m
4:39
79
5:58
6:01
11
6:12
7
6:19
6:21
0
6:21
7
6:28
6:39
6
6:45
4
6:49
6:50
13
7:09
7:15
2
7:17
14
7:31
22
7:53
7:54
6
8:00
20
8:20
10
8:30
18
8:48
14
9:02
9:13
42
9:55
5
10:00
7
10:07
10:13
2
10:15
10
10:25
10:28
1
10:29
15
10:44
10:45
10
10:55
11:21
0
11:21
11:23
3
11:26
10
11:36
11:43
29
12:12
12:15
1
12:16
12:19
3
12:29
12:31
4
12:35
5
12:40
6
13:02
14:06
13
14:19
ゴール地点
天候 土日ともに降水確率0%。
全く降りませんでしたが11/26は薄曇りでパッとしない空。
11/27は秋晴れに恵まれました。
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
近江鉄道多賀線の彦根駅
ここから多賀大社前駅へローカル鉄道
久しぶりに買った紙切符
2022年11月25日 17:37撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/25 17:37
近江鉄道多賀線の彦根駅
ここから多賀大社前駅へローカル鉄道
久しぶりに買った紙切符
車体は古いがイラストが萌え萌えです。
2022年11月25日 18:16撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/25 18:16
車体は古いがイラストが萌え萌えです。
アプローチで抜ける多賀大社の参道。
2022年11月25日 18:24撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/25 18:24
アプローチで抜ける多賀大社の参道。
自動販売機のラインナップと地点
2022年11月25日 20:32撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/25 20:32
自動販売機のラインナップと地点
廃バス停かと思ったら、あいのりタクシーだった。
あいのりタクシーを使えばアプローチが楽になるかも。
2022年11月25日 20:35撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/25 20:35
廃バス停かと思ったら、あいのりタクシーだった。
あいのりタクシーを使えばアプローチが楽になるかも。
このへんで寝ました。
2022年11月25日 21:20撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/25 21:20
このへんで寝ました。
早くも面白くなってきました。
2022年11月26日 06:32撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 6:32
早くも面白くなってきました。
そんなに標高は高くない山塊ですが、山の上のほうは個性的です。
2022年11月26日 06:48撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 6:48
そんなに標高は高くない山塊ですが、山の上のほうは個性的です。
ちょっと右見た
2022年11月26日 06:48撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 6:48
ちょっと右見た
カヌレのような鈴ヶ岳
2022年11月26日 07:53撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 7:53
カヌレのような鈴ヶ岳
ここまできて、ようやく日の出のようなものが見られました。
2022年11月26日 08:05撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/26 8:05
ここまできて、ようやく日の出のようなものが見られました。
信頼性を感じさせない境界標
2022年11月26日 08:08撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 8:08
信頼性を感じさせない境界標
御池岳の散歩道。
今回スルーしてしまいましたが、御池岳ピークも踏んでおけばよかったです。
2022年11月26日 08:13撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/26 8:13
御池岳の散歩道。
今回スルーしてしまいましたが、御池岳ピークも踏んでおけばよかったです。
御池岳は高高度の湿地帯
2022年11月26日 08:15撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 8:15
御池岳は高高度の湿地帯
なんだろう?シキミ?
2022年11月26日 09:17撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 9:17
なんだろう?シキミ?
苔。
2022年11月26日 09:39撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/26 9:39
苔。
送電線を度々くぐりぬけます
2022年11月26日 09:41撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 9:41
送電線を度々くぐりぬけます
天狗岩と天狗岩からの景色
2022年11月26日 10:27撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/26 10:27
天狗岩と天狗岩からの景色
2022年11月26日 10:43撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 10:43
藤原岳の小屋
2022年11月26日 10:44撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 10:44
藤原岳の小屋
藤原岳より東
2022年11月26日 10:55撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 10:55
藤原岳より東
藤原岳より西
2022年11月26日 11:02撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/26 11:02
藤原岳より西
2022年11月26日 11:46撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 11:46
うっかり散り遅れた紅葉
2022年11月26日 11:55撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 11:55
うっかり散り遅れた紅葉
2022年11月26日 12:47撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 12:47
2022年11月26日 13:07撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 13:07
2022年11月26日 13:15撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 13:15
2022年11月26日 13:35撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 13:35
竜ヶ岳へ
2022年11月26日 13:40撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 13:40
竜ヶ岳へ
2022年11月26日 13:43撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 13:43
竜ヶ岳
2022年11月26日 13:47撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/26 13:47
竜ヶ岳
竜ヶ岳から振り返る
2022年11月26日 13:52撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 13:52
竜ヶ岳から振り返る
竜ヶ岳山頂
2022年11月26日 13:55撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 13:55
竜ヶ岳山頂
2022年11月26日 14:02撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 14:02
2022年11月26日 14:06撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 14:06
石榑峠へ降りる
2022年11月26日 14:07撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/26 14:07
石榑峠へ降りる
2022年11月26日 14:19撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 14:19
2022年11月26日 14:30撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 14:30
地層のような模様
2022年11月26日 14:31撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 14:31
地層のような模様
石榑峠の水場
2022年11月26日 14:48撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 14:48
石榑峠の水場
石榑峠のトイレ(開設前)
2022年11月26日 15:07撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/26 15:07
石榑峠のトイレ(開設前)
今回は水場の前の盛土にしました。
2022年11月26日 15:32撮影 by  Pixel 5a, Google
3
11/26 15:32
今回は水場の前の盛土にしました。
電子ライターは不調。
マッチはヤスリがツルツル。
火器をもってきたのに火が使えなくて焦ったけど、電子ライターが気まぐれで着火してくれるようになって助かりました。セフセフ。

2022年11月26日 16:04撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/26 16:04
電子ライターは不調。
マッチはヤスリがツルツル。
火器をもってきたのに火が使えなくて焦ったけど、電子ライターが気まぐれで着火してくれるようになって助かりました。セフセフ。

歩きだして早々に鈴鹿7山1dayの2人組に追い抜かれました。
2022年11月27日 05:57撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 5:57
歩きだして早々に鈴鹿7山1dayの2人組に追い抜かれました。
日の出前ピース
2022年11月27日 06:08撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/27 6:08
日の出前ピース
八風峠
2022年11月27日 06:12撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 6:12
八風峠
日の出です
2022年11月27日 06:37撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 6:37
日の出です
前を行く特急の二人。
2022年11月27日 06:47撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/27 6:47
前を行く特急の二人。
こじつけ気味な猫岩
2022年11月27日 07:31撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 7:31
こじつけ気味な猫岩
2022年11月27日 07:33撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/27 7:33
2022年11月27日 07:43撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 7:43
地上絵があった。
2022年11月27日 07:58撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/27 7:58
地上絵があった。
ハト峰峠。
ここにポツンとある特別な山。
2022年11月27日 08:03撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 8:03
ハト峰峠。
ここにポツンとある特別な山。
ヒカゲノカズラ
2022年11月27日 08:13撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 8:13
ヒカゲノカズラ
2022年11月27日 08:30撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 8:30
2022年11月27日 09:00撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 9:00
奇石的なバランス
2022年11月27日 09:47撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 9:47
奇石的なバランス
青岳踏み
2022年11月27日 09:59撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/27 9:59
青岳踏み
御在所岳の荒々しい山肌
2022年11月27日 10:16撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/27 10:16
御在所岳の荒々しい山肌
2022年11月27日 10:16撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 10:16
恐竜岩
2022年11月27日 10:29撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 10:29
恐竜岩
スキー場への取り付き
2022年11月27日 10:37撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 10:37
スキー場への取り付き
人ゴチャ山頂
2022年11月27日 10:43撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 10:43
人ゴチャ山頂
名物のカレーうどん。1000円。
トッピングのお肉が美味しかった♪
2022年11月27日 11:03撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/27 11:03
名物のカレーうどん。1000円。
トッピングのお肉が美味しかった♪
2022年11月27日 11:37撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 11:37
御在所ロープウェイ
今動いてるバス停はここらしい。
2022年11月27日 12:43撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 12:43
御在所ロープウェイ
今動いてるバス停はここらしい。
日帰り入浴一覧。
ワンコインで入れないと高く感じます。
2022年11月27日 12:49撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 12:49
日帰り入浴一覧。
ワンコインで入れないと高く感じます。
唯一ワンコインな国民宿舎へ行ったけど、土日祝は600円😥
不意打ちは嫌な感じ。
2022年11月27日 13:05撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 13:05
唯一ワンコインな国民宿舎へ行ったけど、土日祝は600円😥
不意打ちは嫌な感じ。
ここまで歩いてきたら、ここ以外入れないし、しょうがない。
2022年11月27日 14:04撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 14:04
ここまで歩いてきたら、ここ以外入れないし、しょうがない。
終了が早いので登山客は入りにくそう。
登山後の入浴としては、かなり歩くのでおすすめできません。
あと温泉地なのに湯船は循環なのでおすすめできません。
2022年11月27日 14:05撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 14:05
終了が早いので登山客は入りにくそう。
登山後の入浴としては、かなり歩くのでおすすめできません。
あと温泉地なのに湯船は循環なのでおすすめできません。
清気橋のバス停。
バス停の時刻表ってここに限らず読みにくいです。
ちゃんと目的の路線なのかどうかとか。
2022年11月27日 14:20撮影 by  Pixel 5a, Google
1
11/27 14:20
清気橋のバス停。
バス停の時刻表ってここに限らず読みにくいです。
ちゃんと目的の路線なのかどうかとか。
名古屋駅で味噌かつを食べました。
2022年11月27日 16:24撮影 by  Pixel 5a, Google
2
11/27 16:24
名古屋駅で味噌かつを食べました。
撮影機器:

感想

車のない登山はアプローチに悩みます。
今回はローカル鉄道が繫ぐ多賀大社から、道路を二時間半歩いて登山口。バスは途中まであるようだけど、たとえそれを使っても大半は歩かなければいけないプラン。乗り合いタクシーが使えるなら楽できるかもですが。

アプローチ道は谷筋でかなり寒いため野宿を諦めます。登山口近くで飼われている犬が吠えるので、なお里での野宿を諦めさせます。
麓に近い登山口は使用頻度も低く、少しわかりにくいなか、暗くてなおわかりにくいなか、少し高いところまで登っていきます。
平坦なところで適度にゴロリ。
面倒でツェルトも張らずにマットの上に寝袋とカバーで横になり空を仰ぐと、おそらくヒノキだろう落葉しない人工林は遮っていました。

翌朝、計画より少し早く歩きはじめましたが、日の出の時刻に太陽があがりません。
一時間ぐらい遅れて、初めてその姿を確認できる曖昧な雲模様でしたから、昨晩星空を見られなかったのはヒノキのせいだけではなかったかもしれません。

案外すぐに人工林地帯を抜け、稜線は多様な鈴鹿山脈。笹地あり花崗岩あり奇跡ありと、1200mそこそことは思えないほど面白い山でした。
最初に踏んだ鈴ヶ岳は人気が感じられない不人気な山で、後ろ姿は少しカヌレに似ています。
しかし、続けてピークらしくない鈴北岳を抜けた先の御池岳は、すれ違う登山者を数えること50名、鈴鹿山脈の愛されようを予感させます。
御池岳は鈴鹿山脈最高峰であり、山頂付近が湿地帯の台地となっており、きっと春や初夏には野草花が綺麗に咲くことでしょう。
しかしながら、なぜか鈴鹿セブンマウンテンには数えられていないのは、どういう選考基準なのでしょう。
私も今回は御池岳を巻いてしまいました。たいして時間はかからないだろうし、せっかくなら山頂を踏んでおけば良かった。

御池岳の山域をすぎるとまた人気のない稜線。
ひとしばらく稜線を歩けば今回のお目当て藤原岳に到着します。
藤原岳は日本三百名山のうち一座。これと日本二百名山の御在所岳が今回の目当てです。
藤原岳を通過したのは11時ころだったのもあって、山頂や山小屋は昼食を食べる登山客で盛況していました。
小学生男子2人組が印象的でした。小学生だけで山登りなんでしょうか。
藤原岳は、ここもまた山頂付近が台地状になっています。御池岳のように湿地帯の風ではなく、奇石奇岩が望める台地です。なんとなく、大雪山系の白雲岳避難小屋周辺を思わせる景色でした。

藤原岳を抜けると治田峠で縦走者を追い抜きます。
御池岳、藤原岳、そしてこのあとにある竜ヶ岳など人気のある山には人がいるが、重曹している人は稀です。
この人には石榑峠で再開しました。

治田峠の先は植生があからさまに変わります。
見通しの良い笹の山、ところどころ露出した花崗岩。
その先には緑色をした竜(ドラゴンクエスト(初代)で姫を閉じ込めていたドラゴン)の背中のような竜ヶ岳です。
笹地の山自体は珍しいものではありませんが、鈴鹿山脈のなかで唯一ここだけ笹山なのは憎い演出です。

竜ヶ岳を抜けると宿泊地の石榑峠まではもうすぐ。
露出した花崗岩は六甲山を思い出させます。
予定より1時間以上早く石榑峠に到着したら、まずは水場で水を汲みます。
しかし、久しぶりに使う浄水器、ぜんぜん水が抜けません。ちっとも浄水されません。
登山口から見て水場の反対側には作りかけのバイオトイレ。まだ使えません。
火を沸かそうと電子ライターを…火がつきません。
電子ライターは高地で弱いため登山はフリント式を使うのが基本ですが、こんな低標高で火がつかないとかある?
いや、こういうときのために予備で用意していたマッチ…火がつきません。お前もか。
ガス缶にとりつけたガスストーブだけが、「トレーニング用の重しだよ」と語りかけてきます。うるさい。
彦根のスーパーで買ったカップラーメンが「軽いけど荷物を圧迫するのが僕だよ」と、うるさい。
火が使えなければカップ麺は食べられないし、汲んだ水を沸かせない。
これは通りすがりの誰かに借りるしかないか…と思っていたら、ライターがつきました。良かった…

石榑峠ではヘリポート?へテントを張るのが定番らしいですが、水場前の盛り土にしました。
ルート先のヘリポートのほうがメリットが多いと思いますが、今回は夜から朝にかけて風が強かったのでこちらでよかったです。

最終日、朝6時出発のところ4時40分に出発。
寒い中関節を痛めるといけないので、防寒着を着たままペースを抑えて歩いていると、トレイルランナー2人に追い抜かれます。
体も暖まっていたところだし、ランナーのペースがちょうどよいので、ちょっと頑張ってついていきました。
ついていきがてら話を聞くと藤原岳を0時に出発して、鈴鹿セブンマウンテンを1日で制覇するという面白いチャレンジをしているそうです。

案外調子がよくて、ほとんどそのままのペースで御在所岳まで行けてしまいました。
御在所岳は観光客が多く、かなり居辛さを感じましたが、名物のカレーうどんを食べると居辛さよりも食の満足感が上回りました。

予定通りのルートをするする降りて、登山道からしばらく歩いて、国民宿舎で日帰り湯に浸かりました。
ワンコインでは入れそうなところが国民宿舎しかなかったのですが、温泉地なのに循環湯のようでしたし、休日は値段が高く結局ワンコインでは入れませんでした。

最後はわかりにくいバスを2区間だけ乗って、湯の山温泉駅へ。
バスはルートも、季節ごとかわるダイヤもわかりにくいので、地元民以外は使いにくいものです。
全国のバス、コミュニティバスなども含めて、ナビタイムのような感じで網羅してくれるともっと使えるのですが。

仕上げに名古屋駅で味噌かつを食べ、赤福を買って3年ぶりの天泊縦走はおしまいです。




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:441人

コメント

出張のついでにと聞いてたのにこんなロング縦走されてたんですね😆ツェルトも自作した物には見えないクオリティじゃないですかー。生粋の山屋ですね‼︎少しの時間でしたが楽しかったです。お疲れ様でした♪
2022/12/1 12:50
車なしで夕方スタート縛りなのでこんな行程になりました。
序盤はロード歩きなので見た目ほどではありませんよ。
2022/12/5 8:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら