榛名神社から天目山・杏ヶ岳周回

2022年11月26日(土) [日帰り]

• GPS: 07:23
• 距離: 11.7km
• 登り: 959m
• 下り: 955m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:20

7:28 榛名神社バス停
7:47 7:53 榛名神社
9:58 10:05 天目山
10:34 10:42 氷室山
10:58 10:59 天神峠バス停
11:46 12:30 杖ノ神峠
12:47 12:47 鷲ノ巣山
13:26 13:35 杏ヶ岳
14:47 14:47 榛名神社バス停
14:48 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

榛名神社市営駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

榛名神社から天目山への直行ルートと杏ヶ岳から榛名神社までの下りはバリルート、不明瞭です

写真

朝7時過ぎの榛名神社市営駐車場　
この時間だと他に車なし

まずは大鳥居にご挨拶

まだ人気のない参道

随神門

随神門をくぐると神域です

三重の塔

神橋

本殿は改修中でした　
令和7年までかかるそうです　
完全なリサーチ不足(^^;

参拝はこちら、額殿で行います　
本日の安全登山を祈願

参拝してさらに奥へ

大堰堤

大堰堤を越えて本格登山となります　
この道は関東ふれあいの道

九折岩（つづらいわ）　
今にも折れそうな雰囲気

九折岩の先で関ふれを外れて沢を渡渉、バリルートへ

二股を右沢へ　
ここから沢沿いに登って天目山に向かいます

おそらく炭焼きの跡

チャナメツムタケが出てました　
今日はキノコ目当てではないので採りません

堰堤　
左から巻けます

ケモノ道を使って巻きました

ムキタケが出てました

エノキタケも発見　
今日は見るだけ

地形図では沢沿いに破線ルートが描かれているが、それらしいのは全く見あたらず

水道管のような金属パイプが露出、この先は地面に埋まってます　　
人の営みがあった痕跡です

ポリタンクでしょうか　
水を出すための穴が開いてます

やさしい沢で高巻きするような場所はありませんが、支沢も多く注意が必要

所どころ目印があります

詰め上がって稜線見えたぞ

天目山南尾根の鞍部に出ました

尾根の反対側には道型が残ってますね

古いポールに手書きされてます

稜線に出たら目印多数

目印が多すぎてかえってルートがよくわからない

で、踏み跡と目印を追って行ったら山腹を巻いてしまっていて、地形図の破線ルートから遠ざかっていることに気付く

で、笹の急斜面を斜上して修正します

おそらく破線ルートの目印

薄い踏み跡を直登

山頂見えました

天目山山頂とうちゃこ

三角点かと思ったが違いました　

相馬山と二ツ岳がよく見えました

榛名湖は木々の向こう

記念に一枚　
ちょっと斜めってます(^^;

氷室山に向け下るのだけど延々と木階段が続いて歩きにくい　

氷室山との鞍部

氷室山山頂

氷室山から天神峠に向けた下りも階段地獄　
ここは右側が切れ落ちているが、階段が崖側に少し傾いている上に濡れて滑るので非常に危険でした　
今日いちばん緊張した場所です

本日のルート上で数少ない展望　
榛名湖の向こうに榛名富士、烏帽子ヶ岳、鬢櫛山　
尾根道はほぼ木々の中なので展望箇所は少ない

なおも続く階段　
かなり傷んでいる場所もあって気をつけて下る　
かえって危険なので個人的にはこの場所にこんな階段は不要だと思います

枯れたオヤマボクチ　
葉っぱは繊維質で蕎麦打ちのつなぎに使われます

天神峠の広場に出ました

車道を渡る

杖の神峠に向かいます

しばらく林道歩き

掃部ヶ岳から続く稜線　
左が耳岩かなぁ

林道の左手には鷲ノ巣山と杏ヶ岳

マユミの実がびっしり　
遠目には桜が咲いているように見えました

こちらはノイバラの実

杖ノ神峠直下で好展望　
榛名天狗山方面

真ん中に天目山　
右奥は三ツ峰山かな

榛名富士と相馬山

杖ノ神峠　
小広くなってます

まず昼メシ

峠の石仏さまにご挨拶　
いいお顔をされてます

杏ヶ岳はこちらから

道は細いです

天目山のような階段はないけど、こちらのほうが断然歩き易い

ひと登りで鷲ノ巣山

杏ヶ岳に向かって一旦急降下します

登り返し

杏ヶ岳北峰

向こうが本峰

杏ヶ岳山頂　李が嶽とも書きます　
呼び方も、すももがたけ、すもうがたけ、すもんがたけなどいろいろ

三角点と祠

三等三角点　
点名は杏ヶ嶽

あちこちに祠があります　

こちらの山名板は李が嶽　
地形図の記載も李が嶽でカッコ書きで杏ヶ岳となってます

登頂記念

さて、榛名神社に向け下ります　
こちらはバリルート

落ち葉の急斜面なんでチェンスパを装着

チェンスパ効いてます

小広くて気持ちのいい場所

ここでルートミス　
この先登りはないはずなのにピークが見えておかしいと気付く

分岐点まで戻りました　
この杭が目印だった

こちらが榛名神社方面　
地形図には破線ルートがあるけど踏み跡もなし

ものすごい急斜面なので後ろ向きに下る

シャラの木（ナツツバキ）の樹肌が日の光を反射してきれいです

尾根も落ち着いてひと安心

地形図の林道ぽい場所まで下ってきたが道なし

木々の向こうに大駐車場が見えました

けど、ここでヤブ漕ぎです💦

ヤブを抜けて大駐車場の上に出ました

少し車道歩き

最後に大鳥居をくぐり、振り返って榛名の神に感謝の一礼　
青空が素晴らしい

今日も怪我なく無事帰還(^o^)

感想

こたっきー

榛名山塊でもまだ未踏だった天目山と杏ヶ岳を結んで歩いてきました。
ルートは榛名神社〜天目山は榛名川源流沿いに登るバリルート、天目山から杏ヶ岳は一般ルートと林道、杏ヶ岳から榛名神社下降もバリルートとなる周回コースを設定。
バリとはいえ、ヤマレコ内でもポツポツ歩かれていて、地形図には破線の記載があるので道型くらいはあると思ったが、その気配はほとんどありません。プチルートミスしたりしながら無事周回してきました。
天気もまあまあで、冬枯れとなった山々を気持ちよく歩くことが出来ました。

で、今日いちばん緊張したのはバリルート上ではなく一般ルートの氷室山から天神峠への下り。
崖っぷちに木の階段が作られているのだが、これが老朽化して崖側に少し傾いていてしかも濡れて滑る（写真参照）。安易に階段に乗ったらあわや滑落のおそれもあって、非常に危険と感じました。
天目山〜氷室山を歩く方は要注意です。