笠取山【作場平-笠取山-唐松尾山-西御殿岩-将監峠-三之瀬】
- GPS
- 05:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,561m
- 下り
- 1,537m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:35
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | 小菅の湯 |
写真
装備
個人装備 |
SABER 3 MID OMNI-TECH(Columbia)
|
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感想
11月上旬に奥秩父主脈縦走路を歩いた際に、3日目に天候が崩れ、一日中ガスの中を歩くことになり、笠取山から雲取山、石尾根まで展望がまったくない山行になってしまいました。
今回、リベンジ山行として、主脈縦走路のうちの笠取山から将監峠までを歩きなおすことにしました。
青梅街道を走り、落合から北上し、作場平登山口駐車場に着いたときは真っ暗で、しばらく車の中で仮眠し、6時前に歩き出しました。
緩やかな傾斜でよく整備された登山道をヘッドライドの灯りを頼りに歩きました。しばらくすると少しずつ明るくなり、視界が開けると空ひとつない空の下に笠取山を望むことができ、今日の天気がすばらしくいいことがすぐにわかりました。
山腹の登山路が沢の中に入り、沢沿いに上っていくと沢の幅が狭まり水場が現れました。よく見ると、見覚えのある笠取小屋の水場で、笠取小屋に投薬したことがわかりました。
笠取小屋にはテントが数張ありましたが、小屋番の方が言うには、一気に気温が下がったのでテント泊は少ないとのことでした。
笠取小屋をあとにし、緩やかな登山道を登って、小さな分水嶺で、国師ヶ岳から古札山、笠取山、そして、富士山や南アルプス南部の山々の展望を楽しみ、笠取山に向かいました。
笠取山にはすでに登頂した方、取りついている方がいて、スキーのジャンプ台のような登山道が歩いているのが見えました。
笠取山の急坂を喘ぎながら登っていきましたが、テント装備のない日帰り装備のおかげで、それほどのきつさはなく、息は上がったものの、前回ほどの苦しさを感じずに頂上部(最高所ではない)に到着しました。
頂上部からは、富士山や南アルプスが一望で、雪をまとった名峰たちの輪郭がとてもしっかりと見えて、リベンジを達成できました。
頂上部でお会いした二人組の方から、唐松尾山の先にある西御殿岩の眺望がすばらしいことをお教えいただきました。
いくつかの岩場を越えて、笠取山の頂上に到着すると、いっきに下り、なだらかな登山道を歩いて唐松尾山を目指します。
稜線から外れ山腹の登山道を歩き、小さな上り下りを繰り返しながら黒槐の頭を通過すると、目の前に大きな山体が立ちはだかり、岩場を越えると唐松尾山の頂上に到着しました。
唐松尾山から下ると、主脈縦走路は稜線から外れ山腹を徐々に下っていくようになります。先ほどの方にお勧めされた西御殿岩に向かうには稜線から下りないように、笹が生い茂って少し判別しにくい踏み跡程度の登山道を歩いていきました。
ひときわ大きな岩場を越えると、視界が一気に開け、西御殿岩に到着しました。
360度の展望で、東方面は飛龍山や雲取山、遠方には筑波山、北方面は和名倉山とその奥に日光白根山、西方面には両神山や奥秩父の稜線、南方面には富士山や大菩薩嶺などが全部見えでした。
しばらく写真撮影に没頭した後、下山を始めようとルートを探しましたが、通り抜けるルートは傾斜が厳しそうだったので、引き返すことにしました。
少し下って縦走路に合流し、そこからは先日歩いたルートを山ノ神土、牛王院平を抜け、将監峠に到着しました。将監峠を下るとすぐに将監小屋があり、段々のテント場やきれいなトイレがありました。
テント場の一角で昼食をとることにし、WEBサイトで調べておいたサバビアータ(https://iinuiblog.com/tunabiata)を作りました。
初めての調理だったので、水分の加減が難しく、少し焦げ付きましたが、おいしくできあがりました。
お腹を十分に満たしたあと、作場平に向けて下山を開始しました。
車両も走れる登山道(林道ほどは広くない)を淡々と歩き続け、牛王院平からの登山道と合流したあとはすぐに三ノ瀬の北の車道に出ることができました。
あとは、車道を歩き、作場平に戻りました。
天候に恵まれピークからの眺望を楽しむことができ、ご飯もおいしく食べ、大満足の山行となりました。
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