次は晴れた日に行きたい鳳凰三山(夜叉神峠→御座石鉱泉)クラブツーリズムツアー登山

2014年08月15日(金) ~ 2014年08月17日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,606m
• 下り: 1,921m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:10

10:00 夜叉神峠登山口
11:13 夜叉神峠
11:18 11:47 夜叉神峠小屋
13:24 杖立峠
14:29 火事場跡
15:21 苺平
16:10 南御室小屋

2日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 1:51
• 合計: 6:29

6:45 南御室小屋
7:52 砂払岳
8:11 薬師岳小屋
8:32 薬師岳
9:09 9:30 鳳凰山（観音岳）
11:06 11:32 アカヌケ沢の頭
11:32 12:36 地蔵岳
13:14 鳳凰小屋

3日目

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:13
• 合計: 5:00

6:36 鳳凰小屋
8:15 8:28 燕頭山
11:36 御座石鉱泉
11:36 ゴール地点

天候

晴れ、ガス、小雨、大雨のフルセット

コース状況／危険箇所等

鳳凰小屋から御座石鉱泉への下りはヤセ尾根や崩壊地（鎖有り）があるので注意です

その他周辺情報

甲府駅まで車で15分くらいの所に有る響ヶ丘温泉湯めみの丘は脱衣所が広く洗い場も多く、食事もおいしく、ロッカーが無料だったので気に入りました。（空いていたためでもあり）

写真

8/15 9:17

天気予報も悪いし、やっぱり雲が多い。しかも低い。

8/15 10:02

小雨がぱらつく中、登山スタート。売店、トイレが有ります。

8/15 10:07

登り始め。

8/15 10:42

生徒会がこんなところにまで！

8/15 11:13

分岐

8/15 11:17

夜叉人峠小屋が見えてきた。ほっとする瞬間。

8/15 11:33

結構しっかりした小雨。でも、レインウェアを着なければならないほどでもない。お弁当を食べるのに、小屋の庇の下に入る。

8/15 11:47

本当ならここから白峰三山が見えるはずなのだけど…。残念。

8/15 12:06

登る〜。

8/15 12:45

日が差してきた〜

8/15 13:22

杖立峠。ヤマレコで見た鉄製のケルン。珍しいよね。

8/15 13:57

登る〜

8/15 14:02

日が差すと暑い〜

8/15 14:20

オトギリソウ。名前の由来は「弟を斬った」だそうです。蕾の赤とのコントラストがかわいい。

8/15 14:20

杖立峠と苺平の間

8/15 14:20

山頂は見えないけれど、雪渓が見える。

8/15 14:29

山火事跡ということですが、面影はあまり感じられない。

8/15 14:42

少し見通しがよくなってきた。

8/15 14:54

岩っぽい道

8/15 15:16

あまり写真が撮れなかったけど、登山道の脇は苔で覆われていて、美しい

8/15 15:21

苺平に到着〜。

8/15 15:55

道が下りになってくると南御室小屋は近い。

8/15 16:03

小屋から5分ほどの東側に開けたここが御来光ポイントです。ドコモの電波も入るらしい。

8/15 16:05

南御室小屋に到着〜。え？なんか、すごく小さくてボロい…（--;）と思ったのですが、良い方向に裏切られました。

8/15 16:10

8/15 16:48

トイレは外。小屋内には小用のだけ有ります。

8/15 16:50

個室は女性3，男性2。各1個ずつ洋式も有り。使用後はホースの水かバケツで汲んだ水で流します。トイレットペーパーがなくなったら、受付に積んで有るのをもらってきて付けましょう。男性小用は別に有ります。

8/15 16:48

水は掛け流し。使い放題。このような水場が3箇所有ります。

8/16 6:05

確かにそうだ。

8/16 5:58

その先に有るのがこちらの水場。水は掛け流し。使い放題。

8/15 16:57

入口を入って右のスペース。靴置き場と乾燥室。屋根が光を通すので明るい。

8/15 16:58

入口を入った正面。二つ目の入口が有ります。

8/15 16:59

入口を入って左のスペース。受付と売店が有ります。

8/15 16:59

セルフサービスのコーヒー＆お茶コーナー。

8/15 17:00

二つ目の入口を入って右。食事スペース。お座敷とテーブル席。

8/15 17:00

二つ目の入口を入って正面。食事スペース。奥にテーブル席。

8/15 17:00

二つ目の入口を入って左。厨房。（この時刻はカウンターは塞がれていました）

8/15 17:00

右奥に部屋が有ります。

8/15 17:09

部屋側から入口を振り返って見るとこんな感じ。

8/15 17:00

部屋はカーテンで仕切られていますが、カーテンの有る区画は女性に優先的に割り当てられている感じでした。たまたまかもしれませんが。この梯子を登って2階へ。

8/15 17:01

私の寝場所は2階。天井裏。梁がかっこいい。

8/15 17:01

ぐるっと見回す

8/15 17:01

人の歩くエリアが板で確保されていて、人の布団を踏まずに済みます。カーテンで目隠しされているエリアも有ります。

8/15 17:21

ヘリポート。奥にテント場。

8/15 17:21

小屋全景。このこぢんまりさがとてもよく、部屋からトイレまでの距離も、白馬山荘より近いくらいでした。トイレに行くのも水場に行くのも全く苦になりませんでした。

8/15 17:22

小屋裏の花壇。オダマキ。

8/15 17:22

オダマキをアップで。かわいい。

8/15 17:23

オトギリソウ

8/15 17:23

ヤナギラン

8/15 17:23

ヤナギランアップ

8/15 17:27

帰宅後調べたらヤマハハコの蕾でした。黄色い花が咲くらしい。見たかったな。

8/15 17:33

間違い防止のマーク。イイネ！

8/15 17:35

夕食。これと野沢菜の油炒めみたいなのと梅干しがありました。

8/15 18:13

小屋の見取り図（1階）

8/15 18:14

小屋の見取り図（2階）
19時には就寝。おやすみなさい。

8/16 5:29

登山道の3D地図。

8/16 5:09

夜中にザーザー雨の降る音がしていて、星も御来光も諦めていましたが、起きてみたらいい天気。何人かは御来光ポイントまで出掛けました。

8/16 5:10

朝日が当たり始めました。

8/16 5:13

金色に輝いています。

8/16 5:36

朝食。これプラス梅干し。

8/16 6:45

さて、いよいよこれからが本番です。快晴の中出発！のはずが…

8/16 7:27

がま岩

8/16 7:30

いつしかガスガスに。

8/16 7:49

大きな岩が次々に現れます

8/16 7:51

やや！前方になんだか別世界が広がっています！

8/16 7:51

稜線に砂地って不思議。

8/16 7:52

砂払山です。

8/16 7:52

虹が！ガスならではの景色です。

8/16 7:54

今回初のタカネビランジ。この後たくさん見られました。コマクサのように一人で凛と咲いているのではなく、岩陰に寄り添うように咲いています。

8/16 7:59

こんな風に見えただけでも「見えてきた〜！」って喜べる幸せ（？）

8/16 8:00

薬師岳が見えてきました。

8/16 8:01

が、一旦下る。じらされます。

8/16 8:01

なんかかっこいい！

8/16 8:03

まだ下るの？

8/16 8:11

で、薬師小屋に到着！ここのトイレもとってもキレイ。200円也

8/16 8:11

ステキな看板。

8/16 8:27

薬師小屋でレインウェアを着ていざ、出発！

8/16 8:27

8/16 8:30

ゴツゴツ岩を登れば…（岩を登る時って、なぜかペースが上がってしまう）

8/16 8:31

広〜い山頂に出た

8/16 8:32

ミニオベリスク

8/16 8:32

8/16 8:35

山頂〜♪自分がどっちから来たのかわからなくなりました。気を引き締めねば！

8/16 8:36

8/16 8:42

観音岳に向かいます。晴れていれば、空中回廊。(/_;)

8/16 8:44

8/16 8:47

なんか苦労しているらしい木

8/16 8:57

8/16 9:04

一瞬見晴らしがよくなったので振り返って見る。こんなにステキな道なのね〜

8/16 9:17

観音岳に到着〜♪

8/16 9:18

タッチ♪

8/16 9:23

8/16 9:31

下ります

8/16 9:50

8/16 9:59

また砂地

8/16 10:02

鳳凰小屋への分岐（地蔵岳をスルーする近道なんだけど、使う人いるのかしら？）

8/16 10:07

山小屋への道はこちら

8/16 10:12

登ると

8/16 10:17

松の木。一部分だけ生きている。石で縁取られています。特に名前は無いようなので、「黒龍松」と命名しました。

8/16 10:29

アップダウンを繰り返します

8/16 10:57

よっこらしょ

8/16 11:06

アカヌケ沢の頭に到着

8/16 11:07

ここで昼食。南御室小屋でもらったお弁当を写すの忘れた〜(>_<) クー!プラケースに俵型おにぎり2個、おいなりさん1個、たくあん、オレンジ…だったような記憶。メンバーの一人が持って来て下さった「ちょいかけカレー」が大活躍！

8/16 11:30

お！？もしやあれは…

8/16 11:31

そうだ！アカヌケ沢の頭はオベリスクの展望ポイントだったんだ。忘れていた！すぐそこにいたとは！みんなで大騒ぎ。

8/16 11:38

地蔵岳にgo！

8/16 11:38

ここの砂はまた細かくて、砂浜のようです。

8/16 11:38

ここは本当に山？

8/16 11:39

お〜。賽ノ河原。オベリスクの足下に有るのね。

8/16 11:40

ここまで運ぶのは大変でしょうに。でも、願いが叶ったらお礼しなきゃね。

8/16 11:45

ガイドさんのお計らいで、予定になかったオベリスク登りスタート

8/16 11:46

ここは誰でも行かれる

8/16 11:48

ここも普通に行かれる

8/16 11:50

8/16 12:10

この溝部分を登りました。下りは少し難しいので、ガイドさんがロープを張ってくれました（使いませんでした）

8/16 12:00

見下ろすと、登らなかった人、賽ノ河原とそこに置いてきたザックが見えます

8/16 12:02

晴れ間が！(この時は下からもよく見えたそうです)

8/16 12:20

オレンジウェアのガイドさんが居る所を登りました。やはり下りは難しく、上からは見えない足場を教えてもらいながら下りました。

8/16 12:32

ここまで登りました。とんがりの先はとても無理ですが、もう一段上まで登れたと思って後悔しています。

8/16 12:36

ここに居る間にもガスったりガスったりちょっと晴れたりを繰り返し。晴れた隙にパシャッ！

8/16 12:38

鳳凰小屋に向かって下山していきます。角度が変わると姿も刻々と変わります。

8/16 12:39

富士山の須走みたいな道。ずり〜ずり〜っと靴底を滑らせながら下りました。

8/16 12:40

8/16 12:40

名残惜しくて振り返るも、どんどんガスに飲み込まれていきます。

8/16 12:45

下っていくと

8/16 12:47

樹林帯に突入

8/16 12:57

あとはもうただひたすら下りです。

8/16 13:14

鳳凰小屋に到着〜。まだ1時過ぎたところです。今回はゆとり山行なので、本日の行程はここまで。水場。ここだけですが、掛け流しです。

8/16 13:14

冬期小屋

8/16 14:00

水場アップ

8/16 14:01

水場アップ

8/16 14:13

テント場。この時点では空いていましたが

8/16 17:51

夕方にはこの通り満杯に。

8/16 14:13

トイレは小屋から少し離れた所に4つ（5つ？）ありました。男女共同。洋式で広々〜キレイ

8/16 14:22

談話室でコーヒーをいただきました。500円。

8/16 14:37

他の皆さんはビールやらワインやら。談話室は6畳ほどの和室にこたつが有りました。夕方まで照明は点かないのでとにかく暗い！外はどしゃ降りになり、やることといえばおしゃべりくらいです。山話に花が咲きます。

8/16 16:11

長らく占領していた談話室から出て来て、小屋の周りをうろうろ。

8/16 17:03

かわいい看板。こういうのがあちこちに有る。

8/16 17:06

さっきのどしゃ降りが嘘のように晴れてきました

8/16 17:16

夕食はカレー。じゃがいも多め。とっても美味しかったです！お代わり続出で順番待ち。食堂は狭くてムギュムギュなので、席を立つことができません。お皿を回して、よそってもらいます。みんなが食べ終わるまで、先に終わった人もおしゃべりしながら待っててね。

8/16 17:46

食べ終わった食器は当然洗わねばなりません。

8/16 18:03

小屋番のお兄さんが食器洗いに奮闘中。水が冷たくて大変では？

8/16 18:04

自炊室兼乾燥室

8/16 18:04

乾燥室と言っても、ストーブは焚いていませんでした。どしゃ降りに遭ってしまった方達のレインウェアがずっしりと…

8/17 5:53

我々が使った別館

8/17 5:53

階段の手摺りが自然の木

8/17 5:53

2段ベッド方式。やはり通り道が確保されています。南アルプス標準？

8/17 5:54

梯子が一箇所だったので、直接上り下りする人多数。

8/16 18:30

少し夕焼け。

8/16 18:31

沢でも水が汲めます

8/16 18:31

沢側から見た小屋。

8/17 5:12

翌朝。また良い天気。朝焼けしています。

8/17 5:14

色づく雲海

8/17 5:14

朝日に照らされる木々と月

8/17 5:37

朝食。牛肉のしぐれ煮（？）が生姜味でご飯が進みます。

8/17 6:17

ブログの写真撮影風景

8/17 6:17

小屋番さんも全員集合してセルフタイマーでパシャリ。だから、雨の日は撮影できないのだとか…

8/17 6:36

テント場から見た本館。テント場で準備体操をしたら御座石鉱泉に向けて出発です。

8/17 6:47

途中の富士見平で待っていると…おっ？

8/17 6:51

富士山見えた〜＼(^O^)／よかった〜

8/17 6:58

下りの途中で地蔵岳のオベリスクもお見送り。この後ガスガス。

8/17 7:02

山の斜面を行くので、このような橋が多いです。

8/17 7:07

途中に甲斐駒ビューポイントも有るはずなので聞いたら、「それならさっき通り過ぎたよ」あまりのガスガスにガイドさんもスルー。

8/17 8:03

途中の崩壊地では階段が斜めにずり落ちかけていました。脇に鎖が張ってあるので大丈夫です。

8/17 8:14

なんだか平らで広々した所に出ました。

8/17 8:17

燕頭山（つばくろあたまやま）です。

8/17 8:28

ガスガスだし、平らだし、木も多いし、距離的にも絶好のお花摘みポイントでした。

8/17 8:37

急勾配をひたすら下る

8/17 9:04

旭岳

8/17 9:25

急勾配をひたすら下る

8/17 9:54

なんとかいう珍しい花（レンゲショウマでした）

8/17 9:55

8/17 9:56

アジサイ（かな？）

8/17 10:21

するとそこに、だいぶ前にガスボンベを担いで我々を追い越して下山していった小屋番さんが下から登って来ました！

8/17 10:22

聞けば、初めてのボッカだそうで、「きついッス！ヤバイッス」荷物は約30kg　(@@)　段差が大きいので、登るのはキツイだろうな〜

8/17 10:23

鳳凰小屋のオーナー細田さん。

8/17 10:40

西ノ平に到着。ここまで来れば残り1時間を切っています。

8/17 10:40

崩壊地工事の拠点となっていました。

8/17 10:59

一時的と思われる標識。ビニールに印刷して木の看板に巻いています。

8/17 11:01

急こしらえっぽい登山道

8/17 11:02

この工事か！

8/17 11:12

痩せ尾根のてっぺんは少しずつ崩れているようです。

8/17 11:15

急勾配

8/17 11:34

御座石鉱泉見えた〜♪少し前から降り出した雨が段々本格的になってきた。

8/17 11:35

フシグロセンノウ

8/17 11:36

登山口に到着〜。お疲れ様でした〜。いえーい！v(^^)

8/17 12:23

バスに乗り込んだ途端、雨が本格的に！今回の山行は、こういう雨に濡れずに済んで、とってもツイテいました。

8/17 13:36

響ヶ丘温泉の湯めみの丘で昼食。豪勢に蒲焼き。だって、ウチの家族あまり食べたがらないんだもん。一人の時くらい食べさせろ！

8/17 15:22

甲府駅の電車待ち時間に信玄餅ソフトをいただきました。巻きが下手ですが、要はソフトクリームに信玄餅1パックを乗せたものです。

撮影機器：

TG-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

とっとこと

お盆休みを利用して、2泊3日の鳳凰三山登山ツアーに行きました。
南アルプスはアクセスが悪いこと、お盆で列車の予約が取り辛そうだったことからツアーを選択。
お盆休みということで激混みの山小屋覚悟だったのですが、南御室小屋は意外にも空いていました。
天気はよくなく、時折日は射すものの登山道の目の前すら霞むほどのガスと断続的な小雨でした。
そのため白峰三山や甲斐駒は全く望めず、地蔵岳のオベリスクも間近まで行っても見えないほどでした。アカヌケ沢ノ頭で一瞬ガスが晴れた時、あまりにもそばにオベリスクが見えたのでびっくりしました。そのような中で、富士山を見ることができたのは奇跡だったと思います。

登山道は大変歩き易く、ぬるぬる滑る赤土も、ザラザラ滑るザレ場も有りませんでした。（山頂付近には砂地の様な所がありましたが）ただ、御座石鉱泉側から登るには、段差が大きくて大変だろうと思いました。

今回は、入笠山に次いでまだ2回目の南アルプス。
南アルプスはトイレが汚いと言う噂でしたが、今回はどこもかしこもキレイで、これも驚きでした。これからは、南アルプスも視野に入れねば！と思いました。

毎回とっても疲れる山登り。また、疲れに行きます！
次は天気になあれ。

日本百名山11座目　v(^^)
百名山制覇は目指していませんが、「どうせ登るなら百名山」

コメント

fujifumi

お世話になりました
こんばんは、鳳凰三山ではお世話になりました。絶景は見られなくて残念でしたが、いろいろな花が咲いていて、癒やされました〜。私は2日目､３日目が結構きつかったです。足を鍛えなくては・・・。

とっとこと

Re: お世話になりました
コメントをありがとうございました。
天気は悪かったけど、楽しかったですね。
私は初日がきつかったです。三日目の下りも長かったですが、変化があって割と飽きなかったような気がしました。（既に苦しかった記憶は薄れかかっています）