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Yamareco

記録ID: 5005279 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 朝日・出羽三山

【大朝日岳】中ツル〜御影森でのんびり天上散歩

情報量の目安: S
-拍手
日程 2022年09月10日(土) ~ 2022年09月11日(日)
メンバー
アクセス
利用交通機関

経路を調べる(Google Transit)
GPS
32:41
距離
20.8 km
登り
2,157 m
下り
2,167 m

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
歩くペース 1.3~1.4(ゆっくり)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち92%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
7時間45分
休憩
36分
合計
8時間21分
S朝日鉱泉06:5609:09二股出合09:1010:38長命水11:0614:57大朝日岳15:0415:17大朝日岳山頂避難小屋
2日目
山行
9時間0分
休憩
35分
合計
9時間35分
大朝日岳山頂避難小屋05:5906:08金玉水06:1006:27大朝日岳山頂避難小屋06:3606:59大朝日岳07:0108:31平岩山08:3309:49大沢峰11:26御影森山11:3813:21上倉山13:53上倉山北方水場14:0015:32朝日鉱泉15:3315:34ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
※過去ログ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図

写真

ナチュラリストの家は補修中。でも営業中
2022年09月10日 06:52撮影 by iPhone 11 ProApple
ナチュラリストの家は補修中。でも営業中
ナチュラリストの家のデッキから大朝日岳が見える
2022年09月10日 06:54撮影 by iPhone 11 ProApple
ナチュラリストの家のデッキから大朝日岳が見える
さて、最初の吊橋。なかなかスリリング
2022年09月10日 06:58撮影 by iPhone 11 ProApple
さて、最初の吊橋。なかなかスリリング
まだ2合目ですか
2022年09月10日 09:12撮影 by iPhone 11 ProApple
まだ2合目ですか
この角度。なかなかです
2022年09月10日 09:24撮影 by iPhone 11 ProApple
この角度。なかなかです
木の根の急登
2022年09月10日 09:30撮影 by iPhone 11 ProApple
木の根の急登
お、小朝日岳が見えた
2022年09月10日 09:49撮影 by iPhone 11 ProApple
お、小朝日岳が見えた
頑張れー自分
2022年09月10日 09:57撮影 by iPhone 11 ProApple
頑張れー自分
水場に行ってみる
2022年09月10日 10:56撮影 by iPhone 11 ProApple
水場に行ってみる
長命水の水場
2022年09月10日 10:39撮影 by iPhone 11 ProApple
長命水の水場
ブナの巨木が次々に現れる
2022年09月10日 11:07撮影 by iPhone 11 ProApple
ブナの巨木が次々に現れる
変に曲がったブナ。珍しい。
平になったところに、つつじか何かが根を下ろしてた
2022年09月10日 11:17撮影 by iPhone 11 ProApple
変に曲がったブナ。珍しい。
平になったところに、つつじか何かが根を下ろしてた
やっと5合目!
2022年09月10日 11:37撮影 by iPhone 11 ProApple
やっと5合目!
ひたすら登りが続く
2022年09月10日 11:49撮影 by iPhone 11 ProApple
ひたすら登りが続く
2022年09月10日 11:51撮影 by iPhone 11 ProApple
おお、小朝日岳がだいぶ近くに
2022年09月10日 12:35撮影 by iPhone 11 ProApple
おお、小朝日岳がだいぶ近くに
大朝日岳が見えた!
と思っていたけど、手前の肩だった
2022年09月10日 12:43撮影 by iPhone 11 ProApple
大朝日岳が見えた!
と思っていたけど、手前の肩だった
明日歩く御影森山の稜線
2022年09月10日 12:58撮影 by iPhone 11 ProApple
明日歩く御影森山の稜線
2022年09月10日 12:59撮影 by iPhone 11 ProApple
もう少し、頑張ろう!
2022年09月10日 13:05撮影 by iPhone 11 ProApple
もう少し、頑張ろう!
2022年09月10日 13:13撮影 by iPhone 11 ProApple
ヤマハハコ
2022年09月10日 13:25撮影 by iPhone 11 ProApple
ヤマハハコ
だんだん大朝日岳が近づいてきてる!
肩だったけど
2022年09月10日 13:26撮影 by iPhone 11 ProApple
だんだん大朝日岳が近づいてきてる!
肩だったけど
2022年09月10日 13:40撮影 by iPhone 11 ProApple
月山が見えて来た!
2022年09月10日 13:43撮影 by iPhone 11 ProApple
月山が見えて来た!
2022年09月10日 13:56撮影 by iPhone 11 ProApple
何度も振り返ってしまう。進まない
2022年09月10日 13:58撮影 by iPhone 11 ProApple
何度も振り返ってしまう。進まない
あれ?あのトンガリは肩?あの奥が大朝日岳のピークだった
2022年09月10日 14:03撮影 by iPhone 11 ProApple
あれ?あのトンガリは肩?あの奥が大朝日岳のピークだった
祝瓶山の鋭い頂が見える。その向こうに飯豊連峰。
2022年09月10日 14:04撮影 by iPhone 11 ProApple
祝瓶山の鋭い頂が見える。その向こうに飯豊連峰。
2022年09月10日 14:08撮影 by iPhone 11 ProApple
昼寝岩。ここでのんびりしたい
2022年09月10日 14:26撮影 by iPhone 11 ProApple
昼寝岩。ここでのんびりしたい
ウメバチソウ
2022年09月10日 14:29撮影 by iPhone 11 ProApple
ウメバチソウ
9合目!
2022年09月10日 14:31撮影 by iPhone 11 ProApple
9合目!
あと少しだぞー
2022年09月10日 14:33撮影 by iPhone 11 ProApple
あと少しだぞー
もうすぐ、ずっと見てた肩
2022年09月10日 14:42撮影 by iPhone 11 ProApple
もうすぐ、ずっと見てた肩
着いた〜
2022年09月10日 14:57撮影 by iPhone 11 ProApple
着いた〜
明日歩く稜線が素晴らしい
2022年09月10日 14:57撮影 by iPhone 11 ProApple
明日歩く稜線が素晴らしい
以東岳も見えた
2022年09月10日 15:07撮影 by iPhone 11 ProApple
以東岳も見えた
大朝日岳山頂避難小屋
2022年09月10日 15:15撮影 by iPhone 11 ProApple
大朝日岳山頂避難小屋
混み合っている小屋でなんとか寝床を確保して水場へ
2022年09月10日 15:15撮影 by iPhone 11 ProApple
混み合っている小屋でなんとか寝床を確保して水場へ
水場への道の途中で、大朝日岳を見上げる
2022年09月10日 15:48撮影 by iPhone 11 ProApple
水場への道の途中で、大朝日岳を見上げる
水場。小屋から徒歩10分。帰りは登りでもう少し。冷たくて美味い
2022年09月10日 15:51撮影 by iPhone 11 ProApple
水場。小屋から徒歩10分。帰りは登りでもう少し。冷たくて美味い
月山の左奥に鳥海山も見えてきた
2022年09月10日 17:25撮影 by iPhone 11 ProApple
月山の左奥に鳥海山も見えてきた
晩飯は味付け牛肉を炒めて丼に
2022年09月10日 17:33撮影 by iPhone 11 ProApple
晩飯は味付け牛肉を炒めて丼に
日本海に陽が沈んでいく
2022年09月10日 17:51撮影 by iPhone 11 ProApple
日本海に陽が沈んでいく
みんな小屋から出て来て眺める
2022年09月10日 17:59撮影 by iPhone 11 ProApple
みんな小屋から出て来て眺める
翌朝。
満月が日本海を照らす
2022年09月11日 04:08撮影 by iPhone 11 ProApple
翌朝。
満月が日本海を照らす
山形市街かな
2022年09月11日 04:09撮影 by iPhone 11 ProApple
山形市街かな
月山と鳥海山と朝焼け
2022年09月11日 04:41撮影 by iPhone 11 ProApple
月山と鳥海山と朝焼け
蔵王と朝焼け
2022年09月11日 04:45撮影 by iPhone 11 ProApple
蔵王と朝焼け
みんな、思い思いの場所で撮影
2022年09月11日 04:57撮影 by iPhone 11 ProApple
みんな、思い思いの場所で撮影
西朝日岳から袖朝日岳。
いつか袖朝日岳まで行ってみたい
2022年09月11日 05:13撮影 by iPhone 11 ProApple
西朝日岳から袖朝日岳。
いつか袖朝日岳まで行ってみたい
やっぱり月山と鳥海山はいい
2022年09月11日 05:13撮影 by iPhone 11 ProApple
やっぱり月山と鳥海山はいい
雲海が霞む
2022年09月11日 05:26撮影 by iPhone 11 ProApple
雲海が霞む
さて、水も汲んで出発
2022年09月11日 06:37撮影 by iPhone 11 ProApple
さて、水も汲んで出発
改めて、頂上から以東岳方面
2022年09月11日 06:52撮影 by iPhone 11 ProApple
改めて、頂上から以東岳方面
再び頂上
2022年09月11日 06:55撮影 by iPhone 11 ProApple
再び頂上
吾妻連峰と磐梯山
2022年09月11日 06:59撮影 by iPhone 11 ProApple
吾妻連峰と磐梯山
雲海に蔵王も浮かぶ
2022年09月11日 06:59撮影 by iPhone 11 ProApple
雲海に蔵王も浮かぶ
祝瓶山の向こうに滝雲が流れていく
2022年09月11日 06:57撮影 by iPhone 11 ProApple
祝瓶山の向こうに滝雲が流れていく
さて、あの散歩道へ
2022年09月11日 06:59撮影 by iPhone 11 ProApple
さて、あの散歩道へ
かなり急なガレ場を慎重に。つづらで道は付いている
2022年09月11日 07:07撮影 by iPhone 11 ProApple
かなり急なガレ場を慎重に。つづらで道は付いている
ふぅ〜、降りた〜
2022年09月11日 07:18撮影 by iPhone 11 ProApple
ふぅ〜、降りた〜
お、チングルマ!
2022年09月11日 07:45撮影 by iPhone 11 ProApple
お、チングルマ!
西朝日岳〜袖朝日岳の稜線。何度見ても良い
2022年09月11日 07:47撮影 by iPhone 11 ProApple
西朝日岳〜袖朝日岳の稜線。何度見ても良い
トンガリ岩
2022年09月11日 07:54撮影 by iPhone 11 ProApple
トンガリ岩
平岩山へ
2022年09月11日 07:55撮影 by iPhone 11 ProApple
平岩山へ
お、石転び沢の雪渓
2022年09月11日 07:59撮影 by iPhone 11 ProApple
お、石転び沢の雪渓
散歩道から大朝日岳を振り返る。いい形だー
2022年09月11日 08:16撮影 by iPhone 11 ProApple
散歩道から大朝日岳を振り返る。いい形だー
平岩山手前の分岐。今日は左へ。右にも行ってみたいね
2022年09月11日 08:29撮影 by iPhone 11 ProApple
平岩山手前の分岐。今日は左へ。右にも行ってみたいね
やっぱり振り返る
2022年09月11日 08:30撮影 by iPhone 11 ProApple
やっぱり振り返る
ao_hachiさんを見送る
2022年09月11日 09:20撮影 by iPhone 11 ProApple
ao_hachiさんを見送る
これから歩く稜線
2022年09月11日 09:40撮影 by iPhone 11 ProApple
これから歩く稜線
昨日登った中ツル尾根
2022年09月11日 09:41撮影 by iPhone 11 ProApple
昨日登った中ツル尾根
さて、ここからアップダウン
2022年09月11日 09:49撮影 by iPhone 11 ProApple
さて、ここからアップダウン
水場は枯れてるとの話
2022年09月11日 09:52撮影 by iPhone 11 ProApple
水場は枯れてるとの話
御影森山が高く見える
2022年09月11日 10:00撮影 by iPhone 11 ProApple
御影森山が高く見える
アゲハを見ながら休憩
2022年09月11日 10:53撮影 by iPhone 11 ProApple
アゲハを見ながら休憩
さて、あと標高差100m
2022年09月11日 11:08撮影 by iPhone 11 ProApple
さて、あと標高差100m
もうひと頑張り!
2022年09月11日 11:24撮影 by iPhone 11 ProApple
もうひと頑張り!
御影森山到着だぜ
2022年09月11日 11:27撮影 by iPhone 11 ProApple
御影森山到着だぜ
長井葉山へ続く道。また今度
2022年09月11日 11:31撮影 by iPhone 11 ProApple
長井葉山へ続く道。また今度
祝瓶山〜。来年あたりいけるかな
2022年09月11日 11:32撮影 by iPhone 11 ProApple
祝瓶山〜。来年あたりいけるかな
さて、降ります
2022年09月11日 11:38撮影 by iPhone 11 ProApple
さて、降ります
いきなり危険箇所
2022年09月11日 11:58撮影 by iPhone 11 ProApple
いきなり危険箇所
そして樹林帯
2022年09月11日 12:07撮影 by iPhone 11 ProApple
そして樹林帯
大クロべは次の機会に
2022年09月11日 13:20撮影 by iPhone 11 ProApple
大クロべは次の機会に
こういう道、好きだなぁ
2022年09月11日 13:25撮影 by iPhone 11 ProApple
こういう道、好きだなぁ
上倉山
2022年09月11日 13:27撮影 by iPhone 11 ProApple
上倉山
水場は出てます。登山道上なので便利
2022年09月11日 13:57撮影 by iPhone 11 ProApple
水場は出てます。登山道上なので便利
もうすぐ旅が終わる。また来いよと言ってくれてるのかな
2022年09月11日 13:58撮影 by iPhone 11 ProApple
もうすぐ旅が終わる。また来いよと言ってくれてるのかな
ブナの森
2022年09月11日 14:00撮影 by iPhone 11 ProApple
ブナの森
2022年09月11日 14:05撮影 by iPhone 11 ProApple
久しぶりにアリジゴクを見た
2022年09月11日 14:12撮影 by iPhone 11 ProApple
久しぶりにアリジゴクを見た
激降り〜
2022年09月11日 14:21撮影 by iPhone 11 ProApple
激降り〜
まだ続く〜
2022年09月11日 14:56撮影 by iPhone 11 ProApple
まだ続く〜
それもこの辺りまで
2022年09月11日 14:57撮影 by iPhone 11 ProApple
それもこの辺りまで
良い道じゃないですか
2022年09月11日 14:59撮影 by iPhone 11 ProApple
良い道じゃないですか
おそらく、旧朝日鉱泉の古川屋の関係のお墓だと思う
2022年09月11日 15:07撮影 by iPhone 11 ProApple
おそらく、旧朝日鉱泉の古川屋の関係のお墓だと思う
ついに沢まで降りて来た
2022年09月11日 15:09撮影 by iPhone 11 ProApple
ついに沢まで降りて来た
秋の夕暮れの沢は寂しい
2022年09月11日 15:10撮影 by iPhone 11 ProApple
秋の夕暮れの沢は寂しい
中ツルとの分岐まで戻ってきた
2022年09月11日 15:11撮影 by iPhone 11 ProApple
中ツルとの分岐まで戻ってきた
確かに250歩でした
2022年09月11日 15:30撮影 by iPhone 11 ProApple
確かに250歩でした
帰ってきた〜
2022年09月11日 15:33撮影 by iPhone 11 ProApple
帰ってきた〜
2022年09月11日 15:35撮影 by iPhone 11 ProApple
ちょっと休憩させてもらった。
雰囲気のある良い宿
2022年09月11日 15:40撮影 by iPhone 11 ProApple
ちょっと休憩させてもらった。
雰囲気のある良い宿

感想/記録

※過去ログ

実はこれが初の大朝日岳。
昨年、以東岳から見た稜線の先のあのトンガリにやっと立てた。なぜかタイミングが合わなかったんだよね。藪ルートを優先したりして。
そんな訳でBCスキーでお馴染みのヒヨコ2号と中ツル尾根から。

登るなら中ツルからと言ったのは、相互フォローのひだるまさん。
なんでだっけ?
急にドンと標高を上げていくからキツいよ〜って言ってだんだっけ?
確かに沢を離れてからのあの急登はキツかった。
でも、ヒヨコ2号は何度も大朝日に登っていて、ここが一番楽かもって言っていた。
急登が続くけど、一旦下りる場所はないし、何しろ距離としては最短のコースらしい。
帰りは御影森山から中沢峰〜葉山で葉山山荘泊と計画してたけど、月曜日の仕事が休めなくなったのでこの周回。
御影森山〜葉山の朝日軍道歩きは次の機会に。

◼️中ツル尾根コース
まず沢沿いを歩いて行く。
ちょっとスリリングな吊り橋を3つくらい渡ったっけ?
沢沿いはなだらかな道かと思ったら、枝沢を跨ぐ前後など、ちょっとしたアップダウンが続く。
一度、沢に降りて岩の上を歩く場所があるけど、そこでのんびり休憩した。
出合まで2時間10分。ここから沢を離れていよいよ急登に入る。
本当にキツいのは長命水の手前辺りまでの、標高差300mくらい。
長命水はロープがある急な下りを距離で100mくらい。
水はチョロチョロだけど出ていた。
新しい塩ビ管なので、最近整備してくれたのだろう。ただ、秋には枯れることもあるので要注意らしい。
長命水までの急登を凌げは少し楽になるけど、まだちょっとキツめの登りが淡々と続く。
しかし、一度ドンと降って登り返すような場所がないので、精神的には楽かも。
急登を頑張り、小朝日岳を眺めながら森林限界の上に出る。
振り返ると、左手に鳥原山の稜線、その向こうに村山葉山、月山、鳥海山。
右に御影森山の稜線、その向こうに吾妻連峰や磐梯山、飯豊連峰。
目の前に小さく朝日鉱泉ナチュラリストの家が見えて、その後ろに頭殿山。
そのさらに向こうには蔵王から船形山などの県境の山々。
地形が手に取るように分かる。
素晴らしい眺望に足が止まる。
何度も何度も振り返りながら歩いていくと、目の前にいよいよ大朝日岳がドンと現れる。
しかしそのピークは手前の肩の部分。
その手前あたりになると大きな岩が現れだす。
上が平らな岩で休憩。
ここで横になって昼寝したい。
勝手に昼寝岩と命名。
頂上には15時。
さっきの眺望に以東岳など、朝日の山々も加わる。
ゆっくり眺めていたいけど、大朝日小屋に急いだ。

◼️大朝日小屋
久しぶりに天気が良い週末で、小屋は大賑わい。
15時半の時点でギリギリ入れた。
まずは水場へ。徒歩10分。
体を拭いたり、水を汲んだりして戻ってくるのに、30分は見ておいた方が良い。
小屋にはヒヨコ2号の知り合いがいたり、ゆうゆう館の店長から沢登りの先生として紹介してもらう予定になっていた方と会えたり、驚きの出会いがあった。
日本海に夕陽が沈むと太平洋から満月。
月山の向こうには鳥海山も見えていて、さらに鶴岡の街の灯りまで。
小屋番さん曰く、こんな日はなかなかないとのこと。
早めに就寝して、翌日は4時起床。
朝食を済ませて朝陽を待つ。
その頃には、続々と宿泊者が出発していく。
ボク達は朝陽を眺めてからパッキングして6時半過ぎに出発。
お世話になりました。

◼️御影森山コース
朝の大朝日岳から眺める眺望は素晴らしい。
北は鳥海山から東は栗駒、南は磐梯山まで。
ドンと壁のように立ちはだかる飯豊連峰。
この手前には異彩を放つ鋭鋒、祝瓶山。
その方向に続く道が帰りのコース。
平岩山までのなだらかな散歩道。
ヒヨコ2号は以前、大朝日岳に登った時、あの道に呼ばれていると思ったらしい。
しかし、そこまで標高差300mのザレ場を一気に降る。しかもかなりな斜度。
これは登りではキツいだろうなぁ。
気をつけながら降って、いよいよ散歩道。
2人とも「良いねー」しか言えない語彙の少なさ(笑)
じっくり堪能するように休憩していると、ザレ場を軽快な足取りで降ってくる人がいた。
挨拶を交わし、少し話し込んでいると、お互いにYAMAPで存在を知っていたao_hachiさんだった。
世の中、いや、山の世界は狭い。
ao_hachiさんを見送り、ボク達も出発。
散歩道を堪能し、祝瓶山へのルートと分岐すると平岩山。
ここから灌木帯に入る。
小さなアップダウンを繰り返して標高を落としていく。
風が灌木に遮られ、暑さが増してキツくなってくる。
最後の御影森山への登りは鞍部から標高差100mちょっと。
それを眺めながら早めの昼食。
エネルギーを蓄えてから御影森へ。
登り切ると、行く予定だった中沢峰から葉山への稜線が見える。
葉山から稜線を北上して愛染峠。
そこから朝日鉱泉に続く廃林道も確認できた。
次回への期待が膨らむ。
御影森山からの降りは、だんだんと樹林帯に入っていき、気持ちの良い木漏れ日の道になる。
上倉山手前のクロベの巨木へは標高差50mを降る。
のんびりしすぎて時間切れで今回はお預け。
上倉山を過ぎ、1080mあたりの水場で補給。
959ピークからは激下り。
飯豊を思わせる斜度だけど、標高差350mほど。飯豊ならどこでも500m以上。
この差が飯豊と朝日のキツさの比率かもねとヒヨコ2号。確かにその通りだと思う。
彼女のイメージでは、男性っぽい飯豊、女性っぽい朝日。それにボクのイメージでは少年っぽい神室連峰。
これに独立峰の月山や鳥海山。
山形の山って素晴らしい。
沢に着いて吊り橋を渡ると旧朝日鉱泉跡。
15分ほどで登山口の朝日鉱泉ナチュラリストの家。
アイスコーヒーとソフトクリームで登ってきた大朝日岳を眺めながら一休み。
天気と出会いに恵まれた最高の2日間だった。


この周回はオススメです。
中ツル尾根ですれ違ったのは、先行してピストンしてきた2人だけ。あとは休憩する時にちょっとだけ追いついた2人とキノコ取りらしい人だけ。
帰りの御影森山コースは、ボク達を抜いて行ったソロの3人だけ。しかもみんな日帰り周回。ヒエェ〜。
どちらもこんなに素晴らしいコースなのに人が少ない。
登山道整備はバッチリ。藪で歩きづらいとか、崩れたままという場所もない。枯れ枝なども取り除かれている。
なんでこんなに人が少ないのか不思議。
確かに仙台からだと日暮沢や古寺の登山口より遠い。
それでも来る甲斐のあるコースだと思いましたよ。
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