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Yamareco

記録ID: 5006199
全員に公開
ハイキング
箱根・湯河原

箱根山(駒ヶ岳・神山・冠ヶ岳)防ヶ沢登山口

2023年07月02日(日) [日帰り]
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GPS
06:37
距離
10.5km
登り
856m
下り
854m

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
0:42
合計
6:37
距離 10.5km 登り 856m 下り 854m
5:40
107
スタート地点
7:27
8:00
83
9:23
9:31
16
9:47
9:48
149
12:17
ゴール地点
05:40 駐車スペース出発
05:45 防ヶ沢登山口
06:47 大涌谷分岐(通行止め)
07:04 防ヶ沢分岐 07:05
07:27 駒ヶ岳 08:00
08:25 防ヶ沢分岐
09:23 神山 09:31
09:47 冠 ヶ岳
10:03 神山 10:06
10:59 防ヶ沢分岐 11:02
12:10 防ヶ沢登山口
12:17 駐車スペース帰着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内−首都高速(C2)−<東京IC>−東名高速−<厚木IC>−小田原厚木道路−<箱根口IC>−国道1号(小田原箱根道路)−箱根新道−<箱根峠IC>−道の駅箱根峠(車中泊)−<大芝>−県道75号−防ヶ沢登山口駐車スペース
(都内−小田原厚木道路−箱根新道−道の駅箱根峠:120km)
(道の駅箱根峠−大芝−県道75号線−駐車スペース::9.2km)

■復路:防ヶ沢登山口駐車スペース−県道75号−<大芝>−国道1号−<畑宿入口>−県道732号−<須雲川IC>−国道1号−<箱根口IC>−西湘バイパス−<小田原西IC>−小田原厚木道路−<厚木IC>−東名高速−<東京IC>−首都高速(C2)−都内

■駐車場:元箱根の「大芝」交差点から県道75号線に入り、パノラマパークの先にある防ヶ沢登山口を過ぎて400mほど行った右側に3台ほどの駐車スペースがあります。
マップコード:57 180 536*66
コース状況/
危険箇所等
■登山口ー防ヶ沢分岐(駒ヶ岳/神山分岐)
登山口には「現在ハイキングコースは閉鎖しています」と書かれています。入山禁止とは書かれていないので、藪とは聞いているけど、行けるところまで行くつもりで入りました。

登山道の草刈りは恐らく数年はやられていないでしょう。登山道も荒れていますが、崩れたところは新しい木材で補修をしているようです。
荒れていますが防ヶ沢分岐までは登山道は判別できピンテもあるので迷うようなことはないと思います。

■防ヶ沢分岐−駒ヶ岳
登山道は明瞭です。一部崩れている場所もありますが、大半は補修されていて、ロープも張られています。
ハイキングコースとしては閉鎖されていますが、防ヶ沢登山口から駒ヶ岳間は人が歩いている感じです。

■防ヶ沢分岐−神山−冠ヶ岳
藪です。笹が身長よりも高いため、笹の上に顔を出して登山道を探すことができません。笹の中に入ると、ピンテもありません。
笹の下には比較的しっかりとした登山道があるので、笹藪を取り除けばハイキングコースとして復活するでしょうが、今は藪です。
難易度的には、今年5月に登った堂津岳より笹の密度が濃く厄介です。
防ヶ沢分岐でお会いした本日唯一のご夫婦は、神山へ向かったが藪で引き返して駒ヶ岳に登ってきたと言っていました。

中盤以降は、大岩ゴロゴロの涸沢の登りが主体になります。藪からは開放されますが、苔むした大岩との戦いになります。昨日の雨と霧でたっぷり水分を含んでいて滑ります。全ての大岩は苔で被われています。芦ノ湖の霧が育てるのでしょう。一面に苔むしているのに、登山靴ではぎ取られたような跡が見受けられません。藪で引き返すのか、しばらく人は入っていないようです。
神山から冠ヶ岳への登山道は藪もなく、普通の登山道です。

■火山性ガス
有毒ガスの発生に備えて、濡れタオルとウエットティッシュを持参しましたが、山行中に異臭を感じることはありませんでした。
昨晩は「道の駅・箱根峠」で車中泊をしました。箱根新道を越えてきましたが、雨と霧でセンターラインが辛うじて見える程度で、ナビが頼りの運転でした。4時半、だいぶ明るくなったので登山口に移動します。
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昨晩は「道の駅・箱根峠」で車中泊をしました。箱根新道を越えてきましたが、雨と霧でセンターラインが辛うじて見える程度で、ナビが頼りの運転でした。4時半、だいぶ明るくなったので登山口に移動します。
大芝の交差点から県道75号線に入り、パノラマパークの先、登山口を越えた先に3台ほどの駐車スペースがあります。
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大芝の交差点から県道75号線に入り、パノラマパークの先、登山口を越えた先に3台ほどの駐車スペースがあります。
駐車スペースから来た道を戻るように5分ほど歩いた場所が登山口です。
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駐車スペースから来た道を戻るように5分ほど歩いた場所が登山口です。
登山口には「現在ハイキングコースを閉鎖しています」と書かれていますが、入山禁止とかハイキング禁止とは書かれていません。(勝手な解釈です)左側には通れるスペースがあります。
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登山口には「現在ハイキングコースを閉鎖しています」と書かれていますが、入山禁止とかハイキング禁止とは書かれていません。(勝手な解釈です)左側には通れるスペースがあります。
なにやら後ろに視線のようなものを感じて振り返ると、でっかい富士山に見られていました。
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なにやら後ろに視線のようなものを感じて振り返ると、でっかい富士山に見られていました。
登山道は明瞭ですが、ここ数年刈り払いなどの手入れがされていない感じで荒れています。
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登山道は明瞭ですが、ここ数年刈り払いなどの手入れがされていない感じで荒れています。
登山道の真ん中に笹が芽を出していたり、花が咲いていたりします。
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登山道の真ん中に笹が芽を出していたり、花が咲いていたりします。
この辺は笹の丈が低いので登山道は判りますが、笹の根のトラップがあり、何度も転びそうになりました。この程度なら、まだ藪と呼ぶほどでもありません。
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この辺は笹の丈が低いので登山道は判りますが、笹の根のトラップがあり、何度も転びそうになりました。この程度なら、まだ藪と呼ぶほどでもありません。
防ヶ沢分岐まで登ってきました。十字路(現在はT字路で大涌谷方面は行けません)で右は駒ヶ岳、左が神山です。
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防ヶ沢分岐まで登ってきました。十字路(現在はT字路で大涌谷方面は行けません)で右は駒ヶ岳、左が神山です。
ここにもハイキングゴース閉鎖の文字があります。先に駒ヶ岳に登ってから神山に向かいます。
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ここにもハイキングゴース閉鎖の文字があります。先に駒ヶ岳に登ってから神山に向かいます。
開けた場所に出て正面に(箱根)駒ヶ岳です。
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開けた場所に出て正面に(箱根)駒ヶ岳です。
山頂まで登ってくるとロープウェーの頂上駅です。7時半ですので動いてはいませんが、まるで廃墟のようです。
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山頂まで登ってくるとロープウェーの頂上駅です。7時半ですので動いてはいませんが、まるで廃墟のようです。
頂上駅の西側に富士山の展望台がありました。富士山と愛鷹山です。
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頂上駅の西側に富士山の展望台がありました。富士山と愛鷹山です。
富士山をアップに...
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富士山をアップに...
愛鷹山塊(越前岳・位牌岳)をアップに...
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愛鷹山塊(越前岳・位牌岳)をアップに...
芦ノ湖です。奥には沼津の市街と駿河湾も見えます。
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芦ノ湖です。奥には沼津の市街と駿河湾も見えます。
頂上駅の東側に来ましたが、壁は崩れているし、手摺は錆びているし、窓には板が打ち付けてあるし...
本当に営業をしているのかしら。
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頂上駅の東側に来ましたが、壁は崩れているし、手摺は錆びているし、窓には板が打ち付けてあるし...
本当に営業をしているのかしら。
箱根元宮(はこねもとつみや)です。箱根神社の奥宮で、本殿はなく拝殿のみのようです。パワースポットということで、参拝をしてきます。
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箱根元宮(はこねもとつみや)です。箱根神社の奥宮で、本殿はなく拝殿のみのようです。パワースポットということで、参拝をしてきます。
箱根元宮の拝殿です。時間的に早いのか鍵が掛けられていました。
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箱根元宮の拝殿です。時間的に早いのか鍵が掛けられていました。
駒ヶ岳の山頂に来ました。
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駒ヶ岳の山頂に来ました。
駒ヶ岳には三等三角点があるはずですが、探しても見つかりませんでした。どうやら山頂にはないようです。
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駒ヶ岳には三等三角点があるはずですが、探しても見つかりませんでした。どうやら山頂にはないようです。
駒ヶ岳山頂から北の方角です。奥には丹沢の山塊、大室山から大山まで見えています。手前は未踏ですが、明神ヶ岳と明星ヶ岳だと思います。
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駒ヶ岳山頂から北の方角です。奥には丹沢の山塊、大室山から大山まで見えています。手前は未踏ですが、明神ヶ岳と明星ヶ岳だと思います。
大室山と檜洞丸をアップに...
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大室山と檜洞丸をアップに...
蛭ヶ岳、丹沢山の稜線です。
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蛭ヶ岳、丹沢山の稜線です。
大山をアップに...
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大山をアップに...
山頂には30分ほど長居をしました。この天気ならたくさんの登山者が富士山に登っているでしょう。富士山も見納め、神山に向かいます。
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山頂には30分ほど長居をしました。この天気ならたくさんの登山者が富士山に登っているでしょう。富士山も見納め、神山に向かいます。
サンショウバラ(ハコネバラ)
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サンショウバラ(ハコネバラ)
防ヶ沢分岐まで戻ってきました。ここから神山へのハイキング道が始まります。標識も藪に飲み込まれるでしょう。
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防ヶ沢分岐まで戻ってきました。ここから神山へのハイキング道が始まります。標識も藪に飲み込まれるでしょう。
初っぱなから笹藪が立ちはだかります。
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初っぱなから笹藪が立ちはだかります。
ピンテが見つかっても、登山道が見つかりません。この笹藪の下に潜り込んで登山道を探します。
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ピンテが見つかっても、登山道が見つかりません。この笹藪の下に潜り込んで登山道を探します。
途中、カメラを出す余裕がなく神山山頂です。
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途中、カメラを出す余裕がなく神山山頂です。
基準点名:冠ヶ岳 等級:一等 標高:1437.66m(箱根山最高峰)
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基準点名:冠ヶ岳 等級:一等 標高:1437.66m(箱根山最高峰)
神山から見た冠ヶ岳です。
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神山から見た冠ヶ岳です。
冠ヶ岳の登り口には鳥居がありました。一礼をして神域に入ります。この先に祠がありました。
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冠ヶ岳の登り口には鳥居がありました。一礼をして神域に入ります。この先に祠がありました。
冠ヶ岳の山頂です。東の方角が少し見えますが、ほとんど展望はありません。
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冠ヶ岳の山頂です。東の方角が少し見えますが、ほとんど展望はありません。
冠ヶ岳から見た神山です。
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冠ヶ岳から見た神山です。
帰りも藪漕ぎをして防ヶ沢の登山口に戻ってきました。
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帰りも藪漕ぎをして防ヶ沢の登山口に戻ってきました。
駐車スペースに戻ってきました。車が増えています。1台は防ヶ沢分岐でお会いしたご夫婦の車のようです。もう一台は、はて?
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駐車スペースに戻ってきました。車が増えています。1台は防ヶ沢分岐でお会いしたご夫婦の車のようです。もう一台は、はて?

感想

この週末は南アでテン泊山行を予定していた。しかし土曜日の天気が思わしくない。当初は午前中は雨で、午後は雨があがる予報だったので、昼頃から登り始め初日はテン場までを予定した。しかし週末が近づくにつれ終日雨予報に変わってきたのでテン泊はあきらめ、近くで日曜日の日帰り山行に変更した。じつは今回の山行には試したいものがあったので、雨でも構わず登山口の近くで車中泊をすることにした。

今回の山行から車載の冷蔵庫を入れ替えた。
今まで使っていた冷蔵庫は、エンジンを切ると冷蔵庫も止まるため、車中泊などに不便があった。
今回導入した冷蔵庫はバッテリー内蔵で走行中は充電しながら冷蔵庫を冷やす。エンジンを切っても、バッテリーで冷やし続ける。
内容量の割りに肉厚で外観はかなり大きいが、(カタログスペックで)-22℃まで冷やせる強力なコンプレッサーを搭載している。もっとも冷凍域まで冷やすとアレも凍ってしまうので、0℃以下にすることはまずないだろう。

心配だったのはバッテリーの持ち時間。
都内を出発時に、ほぼ常温の状態で水とかアレとか、ほぼ満杯にして冷却温度を3℃に設定した。(もしも凍ってしまったら困るので...)
都内から箱根峠まで普通なら2時間弱、今回は芦ノ湖の霧で路面が見えずに多くの車がハザードを焚いて路肩に駐まっていたが、道の駅まで3時間はかかったと思う。道の駅について冷蔵庫を確認すると、設定温度の3℃まで下がり、アレはギンギンに冷えていた。冷却機能については問題ない。
エンジンを止めてバッテリーからの供給に切り替えた。冷えているのでコンプレッサーの起動はなく静かなまま、消費電力は40W程度、これなら持つかな?

翌日、登山口まで10km程度走り、山を10キロほど歩いて戻って来たが、バッテリーは残量あり、庫内温度は2℃ほど上がった程度で、十分冷えていた。
コンプレッサーの稼働時間が長くなるとバッテリーの減りも早いので、車走行で0℃位まで冷やし、バッテリーに切り替えたとき5℃位に上げておけば十分使えそうだ。ただ、バッテリーがかなり熱くなるのはチョット心配、無人の車中で発火しなければよいが。(レビューを見てもこのような事故はないようだ)
この冷蔵庫にはECOモードもあるので試してみたい。

作りはしっかりしているように見えるが、電気系統の耐久性が心配だ。この機能で2年間保証が付いてこの値段は安いと思うが、冷蔵庫よりバッテリーの方が高いというのは、なんだかなぁ...

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未入力 箱根・湯河原 [日帰り]
箱根 神山・冠ヶ岳・駒ケ岳(坊ヶ沢からお中道経由の周回)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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