富津岬 古墳巡りと海岸歩き〜青堀駅から大貫駅

2022年12月18日(日) [日帰り]

• GPS: 05:34
• 距離: 21.9km
• 登り: 16m
• 下り: 20m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:54
• 合計: 5:34

距離 21.9km 登り 25m 下り 28m

7:43 青堀駅
7:58 8:02 内裏塚古墳
8:12 8:46 三条塚古墳
8:49 8:55 飯野神社
9:09 九条塚古墳
9:33 9:34 稲荷山古墳
10:36 10:40 富津公園 中の島展望台
11:14 11:19 富津岬
12:55 弟橘姫の像
13:17 大貫駅

天候

🌦️→🌤️

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

中央林間0459🚃0505大和　小田急江ノ島線　157
大和0513🚃0533横浜　相鉄本線　262
横浜0600🚌0652木更津　京急バス　1,600
木更津0713🚃0720君津0724🚃0727青堀　JR内房線　242

🥾
起点：青堀駅
終点：大貫駅

大貫1333🚃1346君津1350🚃1515錦糸町　JR内房線・総武線　1,518
錦糸町1528🚃1639中央林間　東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線　577

写真

12/18 7:25

ずいぶん久しぶりの房総。
内房線はいつの間にか新しい車両になっていた。

12/18 7:41

青堀駅。
内房線の標準的な駅舎、といった感じ。
予報では雨は上がっているはずだったけど、まだ降っていた。
小降りになるのをしばらく待ってから出発。

12/18 7:42

駅前にさっそく古墳がある。
上野塚古墳。

12/18 7:46

線路沿いのちょっと微妙な西原古墳。
宅地が目前にあって入っていいのかな〜という感じ。

12/18 7:53

そして、内裏塚(だいりづか)古墳。

12/18 7:53

内裏塚古墳群、というこのあたり一帯の古墳群の名称にもなっている古墳。
前方後円墳で、内裏塚古墳群で一番大きい古墳。

12/18 7:55

古墳に登れる明瞭な道があったので登ってみる。

12/18 7:56

円墳部分の頂上に石碑があった。

12/18 7:58

登り口は三箇所ある。
南西側から登って東側に下りてきた。
入口に小さな狛犬。

12/18 8:00

内裏塚古墳。
また雨が降ってきたので収まるまで雨宿り。

12/18 8:09

住宅地を抜けて、三条塚古墳。
知らなければ雑木林にしか見えないけど...

12/18 8:11

三条塚古墳。
高さはないけど広い。
内裏塚古墳群で2番目の大きさらしい。

12/18 8:13

で、またまた雨が強く降ってきて、木陰でしばらく雨宿り。

12/18 8:21

葉に落ちた雨は幹を伝って地面に染み込む。
・・・ここで30分くらい雨宿りしていた。

12/18 8:44

雨がようやく収まって、墳丘を縦走してから出発。

12/18 8:45

古墳の周りの堀。

12/18 8:46

神社の隅に出てきた。
古い三猿の碑がある。

12/18 8:46

三猿の前に個性的な小さな狛犬が6体。

12/18 8:47

飯野神社。
また小雨が降ってきて、10分足らず雨宿り。
天気予報変わったのかと思って見てみたら、午前中小雨に変わっていたけど、降水確率0％？
小雨で降水確率0％ってどんな天気だ...

12/18 8:56

午前中雨なら、中止にして近所の古墳だけ見て駅に戻ろうかな〜とこの時は考えていたけど...

12/18 9:00

さっきの飯野神社と三条塚古墳は、飯野陣屋跡の敷地内にある。
周囲に濠も残っていて、県の史跡に指定されている。

12/18 9:02

飯野陣屋跡のすぐ近くにある亀塚古墳。

12/18 9:03

空を見れば、雨と晴がくっきり分かれていた。
もう雨は降らなそうなので、中止は中止。
予定していたコースを歩くことにした。

12/18 9:09

次の古墳は、九条塚古墳。
この古墳も前方後円墳。

12/18 9:22

ソーラーパネルと向こうは学校みたいだけど、ドーム状の建物は何だろう。

12/18 9:26

内房線の踏切を渡って、しばらく未舗装の道を歩くと...

12/18 9:26

稲荷山古墳が見えてくる。

12/18 9:31

稲荷山古墳は内裏塚古墳群で3番目の大きさ。
石室の中はまだ未調査だとか。

12/18 9:32

稲荷山古墳。
古墳巡りはこれで終了。

12/18 9:52

次は海沿いの公園を歩く。
向こう岸は工場地帯。

12/18 9:52

くじら発見。

12/18 9:54

公園の展望台。
高さがないので展望は物足りないけど、なかなか気持ちいい所。

12/18 9:59

ゆうやけ橋。
でも見るだけで渡らない。

12/18 10:11

公園が途切れると、富津漁港。

12/18 10:18

漁港の神社。
海に対して向きが変な気がするけど、富士山を遥拝する感じかな？
名前も古峰神社。

12/18 10:25

そして、富津公園。
何か大会でもあるのか、マラソンの人がとても多い。

12/18 10:28

富津公園の中の島へ。

12/18 10:29

まるで城のように周囲に濠がある。

12/18 10:29

中の島は、明治の頃に造られた軍事要塞跡。

12/18 10:32

富津元洲堡塁砲台。
明治時代後半の日露戦争の頃にはすでに時代遅れになっていて、大正の第一次世界大戦の頃に退役、その後大砲の試射場として使われていたとか。

12/18 10:32

ちょっと中を覗いてみたりできる。

12/18 10:34

そして、中の島展望台。

12/18 10:35

北側は海。

12/18 10:36

南側も海。

12/18 10:36

西側に富津岬。

12/18 10:36

富津岬の展望台が見える。

12/18 10:37

雪を被った箱根。
箱根は快晴みたい。

12/18 10:37

南側の鋸山。

12/18 10:38

東京湾観音、の背中。

12/18 10:38

東側の平らな山は、鹿野山。

12/18 10:42

欄干が低い古そうな橋を渡って中の島を出る。

12/18 10:47

ハス池。

12/18 10:49

広大な松林の遊歩道を行く。

12/18 10:58

道路を渡って砂浜に向かう途中に戦争遺構があった。
着弾観測壕。

12/18 11:04

そして砂浜へ。

12/18 11:04

西も東もひたすら砂浜。

12/18 11:12

そして、富津岬に到着。

12/18 11:12

第一海堡。
背後の富士山は雲に隠れている...

12/18 11:12

海の向こうは横浜。

12/18 11:13

富津州。
砂地の浅瀬で、昔は第一海堡まで歩いて行けたとか。

12/18 11:13

富津州を堺に波の具合が見事に変化している。

12/18 11:14

第一海堡まで歩こうとする人いるんだ...

12/18 11:15

そして、お目当てだった展望台は、なんと工事中！
がっくり。

12/18 11:17

明治百年記念展望塔。
ここ登ってみたかった...
また今度、富士山が見える時にでも。

12/18 11:17

南側は荒々しい海。

12/18 11:18

ひたすら堤防を歩く。

12/18 11:27

堤防の終点。

12/18 11:28

次はひたすら砂浜歩き。

12/18 11:31

砂浜は貝殻の量が凄い。

12/18 11:32

巻き貝。
カタツムリみたいな。

12/18 11:33

これはまた見事な巻貝。

12/18 11:34

もうひとつ見つけた。
さっきのと色違い。

12/18 11:37

波打ち際をひたすら歩く。

12/18 11:42

波際のカモメ。

12/18 11:44

パラシュートが付いたサーフィン。
カイトサーフィンだったっけ？

12/18 11:55

カイトサーフィンの人たち。

12/18 11:56

ふわっと浮き上がって、見ていても楽しい。

12/18 11:58

富士山とカイトサーフィン。

12/18 12:10

下洲漁港に出て砂浜が途切れる。
基点南一号、って書いてある。
富津と下洲の境界。

12/18 12:19

そして再び砂浜歩き。

12/18 12:20

いつの間にか富士山の雲が取れてる。

12/18 12:20

波の花。

12/18 12:22

あれも戦争遺構？

12/18 12:25

そしてまたひたすらの堤防歩き。

12/18 12:27

輝く海。

12/18 12:36

漁協の境界。

12/18 12:42

穏やかな海に見えるけど...
強風で痛いほど砂粒が吹き付けている...

12/18 12:46

磯根崎。
あの辺りもいずれ歩いてみたいところだけど、道はあるのだろうか。

12/18 12:53

砂浜が終わってずいぶん立派な記念碑。

12/18 12:53

弟橘媛(おとたちばなひめ)の像。
日本武尊の妃で、三浦から上総に渡る時に荒れた海を鎮めるために身を投げた、という伝説。

12/18 12:56

大貫中央海水浴場。
本日の海岸歩きはここまで。

12/18 12:57

富士山はもうひと息だった。

12/18 12:58

富津岬から100分くらい海岸を歩き続けた。
強風で砂まみれ...

12/18 13:01

観光橋から岩瀬川。

12/18 13:05

内房線の線路を潜る。
レンガの橋脚で古そうな感じ。

12/18 13:14

そして、大貫駅に到着。

12/18 13:14

ここの駅舎も内房線標準型。
駅舎もホームもトイレの位置まで青堀駅と同じだった。

12/18 13:19

ホームに渡る跨線橋から。

12/18 13:20

電車は1時間に1本。
15分前の程よい時間に着いた、と思ったら...

12/18 13:43

強風のため15分遅れ...
帰りも新しい車両だったけど、座れないほど混雑していた。

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

MYアイテム

WashiTabi

重量：-kg

感想

WashiTabi

今回は、久しぶりの房総。
房総半島の内房側で、尖った突起が良く目立っている富津岬。
ここを目指して歩くなら、青堀駅から北側の海岸を歩き、富津岬から南側の海岸を歩いて大貫駅。
でも、これだと本当にひたすら海岸歩きになってしまいそうだったので、青堀駅周辺に散らばる内裏塚古墳群の一部を組み合わせて歩くことにした。

明け方まで雨で、歩き始める頃には止んでいると踏んでいたけど、思っていたより雨が長引き、しかもけっこう強く降ったりもして、前半の古墳巡りは雨宿りしつつになってしまった。
本当に古墳を少し見て終了にしようかと思っていたけど、雨が止んで空を見上げると、雲と青空が見事にふたつに割れていて、あ、もう雨降らない。
とうわけで、予定していた海岸歩きもいい天気で歩くことができた。

富津岬は海岸だけでなく、砲台関連の軍事遺跡も点在していて、思っていたよりも見どころが多かった。
中の島の展望台からも360度の展望。
が、一番行ってみたかった、富津岬の明治百年記念展望塔は、工事中で入れなかった...

そしてひたすら海岸歩き。
北側の海岸は波もほとんどない穏やかな海。
対して南側の海岸は堤防に波が激しく打ち付けていて、富津岬が東京湾の防波堤になっている、というのがよくわかる。
南側の海岸は、貝殻がとても多く散らばっていて、きれいな貝殻を探すと楽しそう。
海と砂浜と富士山の眺めがよかったけれど、強風で砂まみれ...

○写真(Googleフォト)
https://photos.app.goo.gl/QvydQ2Yr7EMitErW7