日光白根山と男体山
- GPS
- 10:50
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,239m
- 下り
- 2,668m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:54
天候 | 08/30 曇天/雨天 08/31 曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
上越新幹線 Maxたにがわ401号 06:36東京-07:53上毛高原 関越交通バス 08:10上毛高原駅前2のりば-09:33鎌田 \1,950 関越交通バス 09:40鎌田-10:05丸沼高原スキー場 \860 丸沼高原ロープウェイ 10:15丸沼高原スキー場-10:30山頂 \1,100 08/31 東武バス 08:20湯元温泉-08:51二荒山神社前 \820 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト * 白根山:丸沼高原ロープウェイ乗り場2階、湯元温泉スキー場登山口 * 男体山:二荒山神社で登拝料(\500)を納めて登拝名簿に記名 コース状況 危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | * 男体山下山後の温泉 日光レークサイドホテルで日帰り温泉を利用しました。 \1,000でタオル付き。二荒山神社からは徒歩15分ほど。最寄りのバス停は中禅寺温泉になります。 * 日光駅行きのバスについて 中禅寺温泉バス停の日光駅行きは停留所が混雑します。 いろは坂を通過するためバスは立ち乗りが禁止されており、また中禅寺温泉に到着時点で80%程度の乗車率となっているので一度に乗れるのが数名程度になってしまい、待ち行列がなかなか捌けません。 08/31は16:20頃にバス停に着くと、その時点で待ち行列が30名ほど。16:25/16:40のバスを見送って、16:50(中禅寺温泉始発)のバスに乗れました。 JR日光駅到着は17:30頃。これも、いろは坂の渋滞状況によって変わるようです。 |
写真
感想
夏休みと9月連休の間となる8月末の土日。紅葉シーズンにもまだ早いため、どこの山も人出が少ないんじゃないかと予想。
こういうときは普段は混んでいて敬遠しているところに行くのがいいんじゃね?ってことで、いつ行っても混んでいる気がする日光白根山&男体山に一泊二日で登ることにしました。
08/30
1日目は日光白根山を丸沼高原〜湯元温泉へ縦走します。
東京駅から上越新幹線に乗り、上毛高原駅で下車。大清水行きのバスで鎌田まで行き、丸沼高原スキー場行きのバスへ乗り継ぎます。丸沼高原ロープウェイで登山口へ。下山後は湯元温泉で一泊する行程です。
08:00 上毛高原
上毛高原駅でバス待ちをしていた登山客は30名ほど。谷川岳方面のバスに乗っていった方が10名くらい。大清水行きに同乗したのは20名程度でした。
「さすが百名山。天気悪くてもけっこう行く人いるなー」などと思っていると、鎌田で下車したのは僕だけ。みなさん、尾瀬に行くんですね…。丸沼高原行きの乗客は一人でした。
10:00 丸沼高原スキー場
そんなわけで丸沼高原に一人で降り立つ。
グラススキーが大繁盛。ここでも登山客の姿は見あたりません。どうやら、もっと早い時間から登り始めているようです。
トイレ済ませて、登山ポストに登山計画書を提出。ついでに売店で登山バッチもゲットします。
ロープウェイでスキー場の頂上まで。既にガスってます。足湯があったりするのですが、さすがにこの天候でのんびり浸かっている人はいませんでした。
周りには軽装のハイカーがたくさんいました。登山口付近にあった案内板を見ると周辺を散策できるハイキングコースがあるようです。
二荒山神社に参拝して、獣避けの柵を抜けてスタート。
12:10 奥白根山山頂
山頂までは整備の行き届いた歩きやすい道が続きます。
やはり時間が遅いせいか道中はほとんど人に会わず。山頂周辺はまばらに人がいました。
山頂は案の定ガスっていて眺望なし。僕くらいの雨男になると、山頂=ガスってるのが当たり前なので気にしません。
思っていたよりあっさりと登頂できてしまったのでエネルギーに余裕有り。空腹も感じないので昼食は後回しにして五色沼避難小屋経由で五色沼まで行ってしまうことにします。
13:00 五色沼
途中、雲が切れて五色沼を見下ろせたり、避難小屋近くで親子連れの鹿に遭遇したりといったイベントを挟みつつ五色沼に到着。
山頂から下ってくる間は人には会わず。五色沼では入れ違いで座禅山方面へ登っていく数名のグループの後ろ姿が見えたのみ。
しばらく沼周辺を散策していると雨の気配が。当初の予定では五色沼の外縁を周回するように、座禅山〜五色山〜前白根山を経由して湯元温泉に下る計画でしたが、雨が降ってくるなら話は別。どうせ眺望も楽しめないだろうしってことで、前白根山へショートカットします。
13:50 前白根山
ぽつぽつと雨が降る中、樹林帯を前白根山へ向けて直登します。このコースはあまり人が通らないのか若干道が不明瞭。まばらに付けられた赤テープと踏み跡を辿っていきます。
森林限界を超えて前白根山-五色沼避難小屋間の尾根道に合流したところで、にわかに雨が強くなったのでレインウェア装着。
前白根山山頂も雨の中。昼食の用意をするのも面倒なので、補給食でエネルギーだけ摂って湯元温泉へ下山します。
16:00 湯元温泉
山と高原地図にも記載されているとおり、前白根山〜湯元温泉までの道はけっこうハード。急坂な上に木の根は張りだしてたり、ガレ場だったり、砂礫/泥濘で足下が滑ったり。飽きないのはいいんですが疲れます。
ここの下りでお子さん連れのグループを追い越し。結局、奥白根山山頂〜湯元温泉の間で人に会ったのはそれだけでした。
湯元温泉スキー場のゲレンデは鹿天国。パッと見で20頭くらいの鹿がいました。少し離れたところから写真を撮っていると「ピーーッ」という鳴き声が。あれは警戒音だったのかな。
1日目はここで山行終了。温泉神社にお参りしてから宿へ入りました。
08/31
2日目は男体山へ。二荒山神社中宮祠からの直登ルートをピストンします。
湯元温泉の宿で朝食を摂ってから日光駅行きのバスで二荒山神社前まで。山頂で昼食を摂って午後に下山。
中禅寺温泉で汗を流して、ふたたびバスで日光駅まで。JR日光線で宇都宮まで行って夕食。東北新幹線で東京に帰る行程です。
09:00 二荒山神社中宮祠
またもや一人でバスから降ります。大抵はマイカーか日光駅方面からのバスで来る様子。
二荒山神社の境内には常に数名の人が出入りしている感じ。参拝者と登山者は半々くらいでした。昨日の白根山よりは人が多そうです。
登拝料を納めて登拝名簿に記名、登山バッチがあったのでついでに購入しました。
本来は境内から男体山を仰ぎ見るという配置なのでしょうが、この日は煙っていて男体山は拝めず。下からの眺めは諦めて、とにかく登ることにします。
11:50 男体山山頂
男気溢れる直登の一本道をひたすら登って山頂へ。この2日間は直登ばっかりしている気がします。
道中は常に視界の中に誰かがいる状態。追い抜いたり追い抜かれたりすれ違ったりで、100名以上に会ったと思います。トレランしている方もちょこちょこ見かけました。一泊二日の荷物を背負っている身としては、空荷に近いハイドレだけのバックパックが羨ましかったです。
山頂には20名前後の人がいましたが、けっこう広いので余裕あり。御神剣の前だけは写真を撮るための待ち行列ができてました。
そのまま、昼食を兼ねて1時間ほど休憩。前泊した宿で作ってもらったお弁当がおいしかったし、中禅寺湖は拝めませんでしたが綺麗な雲海が望めたので大変満足。足取り軽く下りに臨みます。
14:50 二荒山神社中宮祠
下りはあまり人にも会わずにさくさくと。雨後のため多少滑りましたが、注意していれば危険は感じませんでした。
これにて山行終了。
そのまま中禅寺湖畔の観光地を歩いて日光レークサイドホテルへ。お風呂をお借りして汗を流しました。
最後は宇都宮で餃子とビール。至福ですな。
この2日間、悪天候ということもあって、やはり普段より人出が少なかった様子。おかげさまで静かな山歩きが楽しめました。特に白根山は独り占めした気分。大満足でした。
それにしても、直登の多いこの2座は思ったよりもハードでした。月曜日は久しぶりに筋肉痛になりましたよ…。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する