石尊稜
- GPS
- 09:34
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 730m
- 下り
- 719m
コースタイム
天候 | 晴れ後、暴風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日はトレースがあり、容易に取付く事ができました。 |
その他周辺情報 | 小淵沢駅前の入船食堂さんで食事。ボリューム満点でした。 |
写真
感想
この辺の初中級登攀は大体やっていたのですが、石尊稜をやり残していた事に気付き、今回計画しました。
先ず取付きですが、赤岳鉱泉から20分位歩いた所にある看板(写真有り)を目印にして沢に入りました。10分くらい進むとトレースが消えたので、北側の小尾根に移り、そこで北側の沢を見るとトレースが付いていたので、それを進みました。沢を詰めて行くと傾斜がキツくなってきて、気が付くと石尊稜へ乗っていました。といった感じで自然な流れで取付く事ができました。もしかしたら、入る沢が一本違っていたのかも知れませんが、それほど苦労しませんでした。
さて実際のクライミングですが、やはりこのルートの核心は下部岩壁でした。下部は50mいっぱいで届くみたいですが、我々は25m程の所に支点があったのでそこで切りました。1ピッチ目は確かに細い
ですが、ピカピカのハンガーボルトが程よい間隔で打たれているのであまり恐怖感は無いと思います。2P目はプロテクションはあまり取れないものの、難易度は無いので問題ないと思いました。
下部岩壁を終えると長い雪稜歩きになりますが、慣れたパーティーならばフリーで登れるのではないでしょうか。我々は初めて来たルートだったので、肩絡みやスタンディングアックスでスタカットにしました。途中コールが届かなくなるのでホイッスルやトランシーバーがあれば有用です。
雪稜を終えると上部岩壁ですが、こちらもピッチグレード卦蕕箸了で難しさは特に感じませんでした。しかし天気予報通り天候が大きく崩れ行動するのに難儀しました。悪天候で視界が狭まりルートファインディングに不安が生じましたが、素直に稜線を進んで行きやがて石尊峰へ辿りつきました。
縦走路に出ても30分くらいホワイトアウト&降雪でトレースが確認できず、下山道を見失いかけましたがヤマレコの地図でルートを確認しながら進みピンチを脱しました。ホントにいつも助けられてます。
軌跡では赤岳鉱泉迄となっていますが、この後テントを撤収し車を駐めた赤岳山荘まで降りました。赤岳山荘から鉱泉までのルートは、すこぶる状態が良く我々はアイゼン、チェーンスパイク無しで行動できました。(アイゼン無しを推奨している訳ではありません。必ず携帯しましょう)
全体的には滞りなく、スムースに山行できたと思います。以上、報告になります。
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