記録ID: 5095863
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ハイキング
伊豆・愛鷹
旧天城隧道 - 二本杉峠 - 浄蓮の滝
2023年01月15日(日) [日帰り]
静岡県
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:57
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 568m
- 下り
- 836m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:56
距離 16.3km
登り 571m
下り 839m
天候 | 曇り・霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
撮影機器:
感想
明治後期に旧天城隧道ができるまで、天城越えの下田街道(天城街道)はこのトンネルの場所ではなく、もっと西の二本杉峠を越えていたという。
だから、川端康成『伊豆の踊り子』や松本清張『天城越え』の登場人物たち(もちろん架空の人物ではあるが)が越えたのは旧天城隧道だが、吉田松陰やハリスが越えたのは二本杉峠の方だそうだ。
旧天城隧道の上の現天城峠には、稜線上の道と北側のトンネル入口へ降る道はあっても南側へ降る道はないので、ここは本来の意味での峠ではない。
1月15日、旧成人の日の日曜に、「踊子歩道」から旧天城隧道をくぐり抜け、また戻って現天城峠に上がり、二本杉峠まで伊豆山稜線歩道を縦走し、本谷川沿いの下田街道に降って浄蓮の滝まで歩いた。
この日は日曜だったが、天気が良くないせいか、車やバイクでトンネルを訪れる人は数人いたものの、歩いている人には1人も会わなかった。
ほぼ終始ガスに包まれ、富士山はおろか数十m先さえ見えないほどだったが、花はあまりない季節ながら、ブナやスギの大きな木があって楽しめた。下の方ではワサビ田が青々としており、また川端康成や井上靖などの文学碑もあった。
稜線歩道はその名前にもかかわらず、稜線上にはなく北側斜面に付けられたトラバース道。斜面は割と急で沢は深くえぐられ、立派な橋が架けられているところもあるが、全体的に荒れ気味で、倒木や崩れているところも多く、迷うことはないが、ちょっとだけスリリングだった。
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