木曽駒ケ岳
- GPS
- 23:35
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 289m
- 下り
- 295m
コースタイム
天候 | 初日:雨のちみぞれ、2日目:晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
3回目の雪山はKJKEIJIさんのありがたい新人企画。雪山は実践あるのみなので、こうして企画いただけるのは本当にありがたかったし、色々な経験が出来ました。
初日はみぞれ混じりのなか山荘へ。アイゼンにも徐々に慣れて雪に埋まることも減ってきた。でもそこからの設営は反省ばかり。まず登りで冷えていた&設営でもっと冷えると知ってたのにダウンを着なかった。そして適度に休憩やストレッチをせず雪かきを続けてしまった。結果、腰が冷えて夕方ごろに腰痛の兆し。(最近は調子良かったのに…涙)夜もほぼ眠れず、早朝外に出た際にピキっとやってしまう。立ってるだけでも痛い。ここから記憶があんまりない。痛すぎて下山できないと覚悟したけど、パーティが下ろす方法を考えてくれたことでこんな痛みに構ってられないと腹をくくり、ファーストエイドキットに忍ばせてたロキソニンを2錠飲んでどうにか下山。雪訓やこれ以前の山行でアイゼンワークを実践してたおかげでこの状況でもバランスを保てたのは大きかった。あと歩くうちに痛みもマシになり、下山後はお風呂や食事を取れたのは奇跡‥やはり原因は冷え。
とにかく自分の体調管理ミスでパーティ全体にご迷惑をかけてしまい、反省しかありません。ただ、万が一に備える重要さと体調管理の大切さを実感できたのは次への大きな学びとなりました。
KJKEIJIさん、何から何まで本当にありがとうございました。迷惑しかかけず申し訳ありませんでしたが、めちゃくちゃ頼らせていただきました。特に、不安な急斜面で確保いただいたおかげで安心して下れました。KJKEIJIさんが何とかしてくれるだろうから頑張ろうと思えたし、感謝しかありません。
Nagarockさん、夜痛みに唸る私にロキソニン&水を差し出してくれたり、一緒にテントへ荷物を取りにいってくれたり、細やかな気遣いやサポートを本当にありがとうございました。
yk_4さん、10kg以上ある私の荷物を嫌な顔ひとつせず受け取っていただき、本当にありがとうございました。恩人です。あの重さで普通に歩けてるのは、素直にすごいなぁと思いました。
Jn-Blueさん、テーピングやマッサージをありがとうございました。同性&同期ということで、Jn-Blueさんの存在が素直に心強かったです‥!
meenadさん、エールをありがとうございました。(嘘です)色々とサポートをありがとうございました!
(次回に向けて)
・当り前だけど、出発前の数日はしっかり睡眠をとる。今回は前週に睡眠不足だったのも良くなかった
・持ち物:靴下替えと薄手の着替、セーム、鎮痛剤&湿布&コルセット(腰痛対策は万全に)ゴミ袋は5枚あれば安心(3枚はギリだった)命に関わるものは必ずバックアップをとる
・シュラフに予めカバーを付けておくのは特に今回のような濡れやすい状況だと有効。(出番なかったけど…)今後も継続
KJKEIJI さん CL, Negarock さん SL の企画で厳冬期木曽駒へ。
雪訓に参加したのはいいものの、なかなか雪稜山行も初心者向けアイスも行けない中、非常にありがたい企画でした。来年以降自分でも後輩へ還元していきたい。
【自分の中での目標】
- 初めての雪山泊 ( 小屋泊の経験もなし ) を身をもって体験し今後に活かせる経験を積む
- 雪訓でのアイゼン歩行練習の棚卸し
【実際の感想、反省】
- 濡れたアイテムを体温で乾かす、冬靴等絶対に凍結させたくないものをシュラフに入れるなど知識だけのあれこれを実践できた。それにより
「ビレイパーカの内ポケットに入れるだけでは乾ききらない。水気を移す対象が必要」
「シュラフ内にビニールに入れた冬靴を入れるとき徹底的に周りを拭かなければいけない。なあなあで突っ込むと大ダメージがある」
「どうせテント内の水たまりで濡れるならはだしでテントに入るべき」
などが分かった。
残念ながら、諸事情によりテント泊をしたのが私一人であったため細かなテクニックについては不明なままになってしまった。
- 防寒装備に足りないものはなく6人テントに1人だけでも全く寒くなかった。ただし今回は風が強いだけでテント内室温自体は0℃前後と過ごしやすい温度だったため雪山山行としては参考にならない
- 睡眠について。いくら暖かろうとパイプ椅子に座りながら仮眠をとるなど出来ない質なので面倒をおしてでもテント泊を強行したのは個人的には正解だった。結果論ではあるがおそらくメンバー内で唯一、十分な睡眠が出来、軽い高山病が出ていた 1 日目以上に体調は良くなったうえ、そもそも大した面倒はなかった。
- 防水装備について。テント内に水たまりや氷の塊が散乱する中寝たことでシュラフカバーのありがたみを痛感した。持って行った夏用エアマットはびしょびしょだったがシュラフ自体への影響は最小限だった。また、前評判からなんとなく持って行っていたテムレスが大活躍した。巷で言われる「整地にはテムレス」の意味が分かった。
- ウェアや小物 ( 特にテント濡れ対策のゴミ袋 ) が足りていなかった。アウターの防寒しか考えておらず、今着ているウェアや手袋が濡れた時どうするか、どうやって乾かすか、これ以上使えないなら何を着るのか、という観点が抜けていた。
無かったもの
1. 手袋のインナー。何をしているときも絶対外さない薄手の手袋で、ラックナーでは代用不可
2. ゴミ袋。濡れたザックと靴で 2 つはマスト、5 つくらいは欲しい。
3. ソフトシェルなど速乾性のある mid レイヤー。濡れた服やアクセサリーの上から着こみ湿り気を移す。乾燥中にも体温を逃がさないようにする。
- 体力面では依然不安が残る。氷だらけで行きよりもはるかに重くなったテントを担ぎ歩くことや下山は全く苦ではないがシンプルな登りが非常に遅い。息切れしない、汗だくにならないペースが遅い。それにより余裕のある yk_4 さんには寒い思いをさせてしまうなど深刻な問題が発生した。
ボッカトレのような 30 kg を超える高重量よりも 15 kg 程度で長く速く歩くことを意識したほうが良いとのアドバイスをいただいた。フリーの上達など目下やりたいことがある中、priority 付けするのは難しいが、素早く止まらずに長い時間行動できることは雪稜のみならずアルパインでも必須かと思われるので里山縦走等で鍛えたい。
初雪山🥶
小雨スタートからロープウェイ頂上で雪に変わってくれたらなと期待したがみぞれ…小屋に着く頃には上衣が濡れていた
まずは6テンの広さを整地しと風除けの壁を作る。整地は大変だったけど楽しかった😁
このときオーバーグローブが既にびしょ濡れ。防水だと思い込みインナー手袋とウールしか予備校を持っていなかったのが大きな反省点。(幸い小屋のストーブで乾かせたので助かった)整地の際はテムレス必須!
1日目は様々なトラブルに結局小屋でほぼ徹夜で苦労して作った寝床だったが使用せず(笑)
1人テントで寝てたが、小屋徹夜とテントで濡れるの覚悟で寝るのとどっちが良かったのか…この状況下でテント泊の勇気が無かった😓
翌朝はとてもきれいな朝焼けに寝不足も辛さも吹き飛んだ
毎回の山行が初めてで怖さと不安とでいつも緊張しっぱなしです。
雪山ともなれば尚更ですが沢山先輩方に迷惑かけながら教えてもらい一つずつ不安や怖さを払拭したいです。
経験しないと実際道具の活用方法、
必要性がわからないですね😓
貴重な経験をさせてもらえて本当に感謝ですありがとうございました😊
反省点
1.整地の祭にここまで濡れるとは想像できなかった。てが擦り傷かしもやけかヒリヒリしている。
2.パスを持ってなく実際の使用方法が岩トレで教わってたはずなのに、雪山での必要性をイメージできてなかった。
3.テント内の水濡れ対策
☆ザックをすぐビニールに入れる。
☆マットを濡らさない拭く物はすぐかわくマイクロファイバータオルがいい。
4.道具の凍結対策
靴は袋に入れて寝袋、小物服は懐に入れて体温で乾かす
5.インナーを着替えて濡れた上着は外側に着て体温で乾かす 乾きやすい化繊がいい
山行、お疲れ様でした。
色々と大変だったようですね
雪山では小さいミスが命取りになると思っています
みなまで言いませんが、今回各々が感じたミスや反省点を忘れず次回の山行に活かすようにお願いしますね
おっしゃる通りです。
経験の浅い自分としても今回はとても勉強になりました。
ただでさえ身をおくだけでリスクのある雪山。
ある程度の雪山経験やトラブルへの対処(今回で言えば「濡れへの対応力」でしょうか)に自信がないうちは、コンディションの悪い雪山へ行くのは自重すべきだと思いました。
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