記録ID: 5102670
全員に公開
アルパインクライミング
赤城・榛名・荒船
日程 | 2023年01月19日(木) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 5時間55分
- 休憩
- 1時間10分
- 合計
- 7時間5分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2023年01月の天気図 [pdf] |
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装備
個人装備 | tanukigo) ノミック リンクス 無線機 他登攀装備1式(yama_pound) 他登攀装備1式 |
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共同装備 | 50m8.0ダブル2本 180スリング2本 120スリング4本 アルパインヌンチャク10本 リンクカム#0.5〜#1 13スクリュー3本 17スクリュー6本 21スクリュー1本 |
写真
感想/記録
by yama_pound
先週末の暖気と雨の影響で何処の氷も芳しくない状態になっているとの情報があるなか1/19(木)はタヌキさんと昇天の氷柱を登ってきました。
氷が無くてオールドライ登攀になるのかな?
Climbing‼
ヾ響
・氷は全4ピッチともありました。(1/19現在、4P目は傘氷は崩落、その上部はドライです。)
・昇天の氷柱は今回で2回目。今回は偶数ピッチをリードしました。(前回は全ピッチリードで登攀)
・前回同様今回も1P目の洞穴脇のチムニー登りの区間がやはり核心でした。(身体がデカ過ぎ?てバック&フットできず、身体を岩に挟みながら落ちないようズリズリと高度を上げましたが足が上手く使えないとつらいです・・・)
・3P目フォロー登攀中、氷が割れやすくアックスを何回も振ってしっかり決めるのが面倒になり適当に登っていたら氷が切れてアックスが抜けてフォール1回しました。(タヌキさんすみませんでした。油断というか手抜きでした。)
・4P目で1.0m×2.5mぐらいの傘氷を越えるところは傘氷が貧弱そうだしドライかなと傘氷左から上に抜けようとしましたが体勢が悪くドライだけでは足を1段上げるのが難しかったので傘氷を手掛かりにして身体を上げようと『傘氷壊れないでね』と念じながら傘氷にアックスを決め荷重したら傘氷は崩落しました。(いつものスリング切れないでね。とか念じながら荷重すると切れるやつ・・・体重のせいか?)
私も傘氷と一緒にフォールしましたが幸いにも右ふくらはぎ、右ひじ、左尻の打ち身程度で大きな怪我はありませんでした。またビレイしていたタヌキさんも足に氷が当たりましたが打ち身程度だったので良かったです。
フォールした際にリーシュが切れてアックス1本を落下、アイススクリューキャリーの金具が空いてアイススクリュー1本も落下しましたが、傘氷が無くなったら右壁が使えて難なくドライで登れました。これなら最初から傘氷壊して登れば良かったのかなー?
・今回は落下した装備を回収するために懸垂下降で取付まで下りました。
反省
・フォローでも手抜きはしない。
・経験で『なるだろうなー』と思うことはほぼそうなる。(祈っても通じない。ワンチャンに期待しないほうが良い。)
氷が無くてオールドライ登攀になるのかな?
Climbing‼
ヾ響
・氷は全4ピッチともありました。(1/19現在、4P目は傘氷は崩落、その上部はドライです。)
・昇天の氷柱は今回で2回目。今回は偶数ピッチをリードしました。(前回は全ピッチリードで登攀)
・前回同様今回も1P目の洞穴脇のチムニー登りの区間がやはり核心でした。(身体がデカ過ぎ?てバック&フットできず、身体を岩に挟みながら落ちないようズリズリと高度を上げましたが足が上手く使えないとつらいです・・・)
・3P目フォロー登攀中、氷が割れやすくアックスを何回も振ってしっかり決めるのが面倒になり適当に登っていたら氷が切れてアックスが抜けてフォール1回しました。(タヌキさんすみませんでした。油断というか手抜きでした。)
・4P目で1.0m×2.5mぐらいの傘氷を越えるところは傘氷が貧弱そうだしドライかなと傘氷左から上に抜けようとしましたが体勢が悪くドライだけでは足を1段上げるのが難しかったので傘氷を手掛かりにして身体を上げようと『傘氷壊れないでね』と念じながら傘氷にアックスを決め荷重したら傘氷は崩落しました。(いつものスリング切れないでね。とか念じながら荷重すると切れるやつ・・・体重のせいか?)
私も傘氷と一緒にフォールしましたが幸いにも右ふくらはぎ、右ひじ、左尻の打ち身程度で大きな怪我はありませんでした。またビレイしていたタヌキさんも足に氷が当たりましたが打ち身程度だったので良かったです。
フォールした際にリーシュが切れてアックス1本を落下、アイススクリューキャリーの金具が空いてアイススクリュー1本も落下しましたが、傘氷が無くなったら右壁が使えて難なくドライで登れました。これなら最初から傘氷壊して登れば良かったのかなー?
・今回は落下した装備を回収するために懸垂下降で取付まで下りました。
反省
・フォローでも手抜きはしない。
・経験で『なるだろうなー』と思うことはほぼそうなる。(祈っても通じない。ワンチャンに期待しないほうが良い。)
感想/記録
by tanukigo
本来アイスの山行を予定していたが、数日前に季節外れの暖気が入り氷質への心配がされた為、氷結状態が悪くてもMIXを交えながらなら登攀出来るであろう昇天の氷柱へ冬季登攀を楽しみに行ってきました。
日が昇る早朝アプローチ開始。駐車スペースより積雪は無く拍子抜けする中、山腹を巻くように付けられた一般道を辿り一般道離脱地点である一杯水まで。冷え込みは少なかったが山肌を覆う樹林には霧氷が綺麗に付着し快適だった。
一杯水より一般道を離脱し取り付きへ向かう。相変わらず積雪は無い。しかし積雪が無い為か薄っすらと引かれた踏み跡に導かれ足を進め途中、攀船記の取り付きを確認。今後の課題になるか? 攀船記を見送り目的である昇天の氷柱へ足を進め取り付きへ到着。
取り付きより望む1P目は暖気の影響は感じさせない程立派に育っていた。
準備を整え登攀開始。( )内は個人的な体感グレード、スケル
【昇天の氷柱】
1P(⁻ 40m)
出だし中央の浅い凹角状へラインを取ろうと離陸するがアックスを打ち込むと氷が異常に剥がれる為、右端のランぺ状へラインを移し高度を上げる。中央のラインに比べれば若干氷質は安定している様だったが氷が剥がれる事は変わりなく緊張を強いられながら高度を上げ洞穴直下へ。洞穴は抜けられそうだったがアックスを振ることが難儀しそうなので左のチムニーへラインを取る。完全なドライセクションに変わり狭いチムニーにバックアンドフットでジワジワ高度を上げ上部大立木でピッチを切る。
2P(⁻ 25m)
出だし右壁のドライより高度を上げる。中間部にて氷へ乗り移り高度を上げる。氷に乗り移ってからの数手が?程で上部はナメ。安定したテラスにてスクリューにてピッチを切る。
3P(后35m)
想定していたよりも氷は有ったが育ちが甘く氷は立っている。ただ安心なのはこの区間はハンガーが設置されている為精神的には安堵しながら離陸。しかし氷質は悪い。所々現れるハンガーは壁の側面に有る為、氷の成長が甘いことから背面にクリップする状態だった。
何れにせよ悪い状態での登攀が続く。
品祖な氷にアックスを決め、ベルクラにスタンスを拾い高度を上げる様は緊張だった。ハンガー2本でピッチを切る。
4P(后25m)
終了点から望む登攀ラインは品祖な氷が申し訳なく着く程度で名物である傘はいかにも落ちそうな様相だった。出だしチムニー奥に有る氷に無理やりアックスを決め離陸。この区間も氷にアックスを誤魔化しながら決めベルクラ、岩にスタンスを拾いながら高度を上げる。核心傘越えは心配が的中。1m弱張り出していた傘は完全に崩落した。リード、ビレイヤーと共怪我がなく幸いだった。
上部は氷が一気に無くなりドライ要素が強かった。
上部立木でピッチを切り登攀終了。
ガチャを落としたため下降は同ルート懸垂にて取り付きへ。
毎回訪れる度に表情が変わる昇天の氷柱。来シーズンはどんな表情を見せてくれるのか楽しみだ。温暖化の影響か訪れる度に痩せる氷には、蜘蛛の糸とでも改名したした方が個人的には良い気がする。
日が昇る早朝アプローチ開始。駐車スペースより積雪は無く拍子抜けする中、山腹を巻くように付けられた一般道を辿り一般道離脱地点である一杯水まで。冷え込みは少なかったが山肌を覆う樹林には霧氷が綺麗に付着し快適だった。
一杯水より一般道を離脱し取り付きへ向かう。相変わらず積雪は無い。しかし積雪が無い為か薄っすらと引かれた踏み跡に導かれ足を進め途中、攀船記の取り付きを確認。今後の課題になるか? 攀船記を見送り目的である昇天の氷柱へ足を進め取り付きへ到着。
取り付きより望む1P目は暖気の影響は感じさせない程立派に育っていた。
準備を整え登攀開始。( )内は個人的な体感グレード、スケル
【昇天の氷柱】
1P(⁻ 40m)
出だし中央の浅い凹角状へラインを取ろうと離陸するがアックスを打ち込むと氷が異常に剥がれる為、右端のランぺ状へラインを移し高度を上げる。中央のラインに比べれば若干氷質は安定している様だったが氷が剥がれる事は変わりなく緊張を強いられながら高度を上げ洞穴直下へ。洞穴は抜けられそうだったがアックスを振ることが難儀しそうなので左のチムニーへラインを取る。完全なドライセクションに変わり狭いチムニーにバックアンドフットでジワジワ高度を上げ上部大立木でピッチを切る。
2P(⁻ 25m)
出だし右壁のドライより高度を上げる。中間部にて氷へ乗り移り高度を上げる。氷に乗り移ってからの数手が?程で上部はナメ。安定したテラスにてスクリューにてピッチを切る。
3P(后35m)
想定していたよりも氷は有ったが育ちが甘く氷は立っている。ただ安心なのはこの区間はハンガーが設置されている為精神的には安堵しながら離陸。しかし氷質は悪い。所々現れるハンガーは壁の側面に有る為、氷の成長が甘いことから背面にクリップする状態だった。
何れにせよ悪い状態での登攀が続く。
品祖な氷にアックスを決め、ベルクラにスタンスを拾い高度を上げる様は緊張だった。ハンガー2本でピッチを切る。
4P(后25m)
終了点から望む登攀ラインは品祖な氷が申し訳なく着く程度で名物である傘はいかにも落ちそうな様相だった。出だしチムニー奥に有る氷に無理やりアックスを決め離陸。この区間も氷にアックスを誤魔化しながら決めベルクラ、岩にスタンスを拾いながら高度を上げる。核心傘越えは心配が的中。1m弱張り出していた傘は完全に崩落した。リード、ビレイヤーと共怪我がなく幸いだった。
上部は氷が一気に無くなりドライ要素が強かった。
上部立木でピッチを切り登攀終了。
ガチャを落としたため下降は同ルート懸垂にて取り付きへ。
毎回訪れる度に表情が変わる昇天の氷柱。来シーズンはどんな表情を見せてくれるのか楽しみだ。温暖化の影響か訪れる度に痩せる氷には、蜘蛛の糸とでも改名したした方が個人的には良い気がする。
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