竜王山・証如峰(茨木の自然歩道を行く)
- GPS
- 07:35
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,079m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:33
天候 | 淡雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰路:阪急バス[29]北千里行き 勝尾寺→千里中央 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●武士自然歩道、竜王山周辺、キシリタン自然歩道などよく整備されています。案内表示が随所にあり、迷うこともないでしょう。 ●竜王山東側の岩屋は胎内くぐりで岩の上に出られるが、岩の上に行くことだけが目的なら巨岩の右側から上がることが可能。垂直登りの胎内くぐりは、ご自身の経験やコンディションを鑑みたうえで挑戦されたし。(この項のみkumakumo記) ●千提寺からは、舗装路を進んでいます。泉原の集落からはかなりの傾斜の登りです。歩道もないために注意が必要です。 |
写真
感想
kumakumoの赤線つなぎプロジェクトの第3弾です。
今回の山行きで京都から宝塚まで繋がりましたので、
あと2回で、六甲山の西端まで繋がりそうです。
今回は、東海自然歩道以外を辿ろうと、茨木市の武士自然歩道・キリシタン自然歩道などを辿りました。この自然歩道は初めてでしたが、東海自然歩道よりも、整備されているように感じましたし、趣も深いものでした。
色々と見所も多く、予定していた石堂ヶ岡の三角点まで行くのか迷いましたが、残念ながら時間切れということになってしまいました。石堂ヶ岡に向かう途中の道沿いに、地形図では天狗岩と記載されていますが、これを確認できなかったのも残念でした。
最後は、箕面まで足を伸ばすか迷いましたが、1年ぶりにダルマの勝尾寺に寄ることにしました。多くのダルマを目にして、最後に癒やされて山行きを終えることができました。
今回ほど断念と未確認を重ねた日はあっただろうか。
バスを降りたら白いものが次々と舞い降りてきた。雪だ。変電所で
は、鉄塔の列が雪片を浴びながら隊列を組んでいる。静かな光景。
武士(もののふ)自然歩道から辿り着いた竜仙の滝も、高さの割には
もの静か。水は岩を伝ってお行儀よく流れてくる。むしろ車作大橋
からの渓流の方が賑やかな音を立てていた。
北山・竜王山自然歩道から深山水路遊歩道に入るが、そこで見た水
路は、知らなければちょっと大きめの側溝。そう遠くないところに
取水口があるというので、あまり期待せずに足を伸ばしてみる。す
ると、水路の終点から先で、堰堤や水門から大量の水が派手に落ち
ていた。
鉄塔だの滝だの各種名物岩だのと、のらりくらり寄り道しながら辿
り着いた岩屋。胎内くぐりがあるというから楽しみだ。鉄梯子と鎖
を見つけてさっそく上ってみたところ、いきなり鉄梯子がぐらつく。
突き当たりの白龍大神の御前まで行けば、なるほど鎖が下がってい
て、真上に小さく見える穴から光が射し込んでいた。
思い切って上っていくか、やめておくか。しばらく思案。
とにかく狭くて暗い垂直空間。手足を置く目印はなく、ヘルメット
もない。勢いでなんとか上りきったとしても、足がつるようなこと
にでもなれば、後の予定が台無しだ。ここは大人の分別と言い訳し
つつ断念。岩の外側に回り、鎖を取り付けた穴の上に到達した。
石堂ヶ岡への道は15〜16度の急勾配が続く。途中、崖のあたりに天
狗岩との地図情報がちょっと楽しみ。しばしば見上げながら歩くが、
とうとう崖を回りきってしまった。それでも、ここまでくれば一等
三角点のあるカンツリー倶楽部はすごそこだ。が、件のカンツリー
倶楽部の門に到着するも、三角点はまだまだ奥の方だという現実に
気づいた午後3時。二つ目の断念を認め、北摂霊園の方に向かった。
霊園はかなり広く、茨木市街地が一望できた。また、霊園を過ぎて
すぐに期せずして山頂に到達。「証如峰」と名付けられていた。証
如とは勝尾寺第4代座主の名前だそうだ。三角点は北摂霊園の敷地
内にあるらしい。その方に向かって目を凝らすと、「大切にしま
しょう三角点」の白杭が見えた。
帰りは箕面まで行かず勝尾寺からバスに乗ることにした。おかげで
東海自然歩道のだるまグループと一年ぶりの再会。天狗岩は見られ
なかったが、勝尾寺のいろいろなだるまちゃんに会えた。バスの時
刻まで1時間以上あり、「石堂ヶ岡も行けたかもなぁ」という思いが
よぎったが、おとなしく山行終了のアイコンをタップした。
今回、箕面まで行かなかったことも含めれば3つの断念を数えるこ
とになったが、それによって生まれた余裕があった。予想外の展開
もあった。なにより事故や故障による断念でなかったことが、これ
幸い。
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