強風の鹿島槍〜五竜岳縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,786m
- 下り
- 2,288m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:20
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:50
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
その他周辺情報 | 八方へ下山後みみずくの湯へ(リフト券提示で100円割引の500円) 車は回送利用で9,800円 |
写真
感想
初日と最終日の天気は良かったが、メイン歩きの中日の天気は最悪だった。
当日朝の天気予報は「9時から晴れで終日天気はOK]であったので、期待しつつ6時に冷池山荘を出発。
2時間で鹿島槍山頂に着くもガスで何も見えないが、まだ9時前だから!とこの時も天気予報を信じて、先のキレット小屋を目指した。
キレット小屋に着く直前、青空が広がり大きな五竜岳が目の前に見えたとき、あ〜これから晴れる!と思い、キレット小屋で休憩後、五竜岳へ向けて出発。
しかし、、、この後、晴れるどころか強風が吹き荒れ、時折ミゾレが混じり、強風と相まって頬に当たり痛い。どうしたものかと迷いながら、とにかく一歩一歩慎重に歩き続けた。途中、単独女性とすれ違い、彼女も「天気予報がこんなに外れるとは。この先どないしたらいいんや〜」と言っていた。
又、外人さんともすれ違ったのだが、彼は非常に陽気で「こんな天気もたまにはイイねー♪楽しんで行こうねー」と・・・彼がクライマーズハイだったのか、それとも私たちが悲壮な感じで歩いていたのを心配して力づけてくれたのかは不明です。
でも、この言葉で気持ちが少し軽くなったことも事実。
強風に飛ばされないよう、濡れた岩で滑らないよう、とにかく歩き続け、16時に五竜山荘に到着。8時間半程度で着く予定が10時間かかった、が、無事に到着できたことに安堵し、友達と思わず抱き合った。
今回の山行で思ったこと。
・命を守る山道具は高くても良いものが大事→途中雨具を着たら、寒さをピタリと感 じなくなった。安い雨合羽で山に登る人も居るだろうが、いざというときに役に立 ちません。
・途中キレット小屋に戻ることも考えたが、今来た道を戻る事もこれまた楽ではな く、結局歩きとおしたが、これが正しかったのか?わからない。エスケープルート が無い場合、どうすることがベストなのだろうか?と思う。いよいよ歩けなくなれ ばビバークしかないと思うけれど、今回の場合、ビバークなんかしたら返って寒く てやばかったとも思う。
・天気予報、当日朝のでも外れるくらい山の天気って変わるのだと思った。ここまで あたらなかった山予報は初めて。天気次第で山の難易度は何倍も大きく変わる。
五竜山荘で同室だったものです。1日違いでこんなに違う天気だったなんて。私もあの強風のなかテントを張る気にはなりませんでした。
白馬は友人が住んでいることもあり、昨年、今年とソロテント縦走しています。
またどこかでご一緒するときがありましたら、よろしくお願いいたします。
やはり同室だった方でしたか!!
cherroさんの山行記録拝見しました。
すばらしいお天気&静かな山歩きができたようで良かったですね♪
無事に冷池まで行きビールで祝杯 素敵です。
朝はずいぶん早く出たようですね。
私たちは、6時まで寝てました・・・
7時に小屋を出て前日苦しんだ鹿島槍や五竜を見ながら八方へ下山。
きれいに晴れ渡る山頂を見て、あー今あそこを歩きたい!と何度思ったことか
今回は残念な天気になってしまったけれど、これが山なのだとも思います。
まずはお互い無事に下山できたこと、それが一番です!!
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