お泊まりで天城を歩く 2日目 初の百名山 天城山
- GPS
- 07:33
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 956m
- 下り
- 938m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:26
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
09:00時点で10台程度駐まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道概況】 ◆天城高原ハイカー専用駐車場〜四辻 これからのウォーミングアップになるなだらかな登り。下り始めるとすぐに四辻に。 ◆四辻〜万二郎岳 木立の中のなだらかな登り道を進んでいく。道標もあるので迷うこともない。 開けたカーブを過ぎると登りになり、階段を昇り、背の低い木立を抜ければ万二郎岳山頂。 ◆万二郎岳〜馬の背〜石楠立〜万三郎岳 万二郎岳から岩場の道を開けた鞍部に下る。鞍部からはほぼ平坦な稜線を歩き、梯子を登ると馬の背に到着。さらに岩場を昇るとアセビのトンネルとなる。トンネルを抜けると岩場&梯子を下り、石楠立の鞍部に。ここから階段を登り、いったん平坦になったあと最後の梯子&階段を登ると万三郎岳山頂。 ◆万三郎岳〜万三郎岳下分岐〜片瀬峠〜小岳〜ヘビブナ 万三郎岳から少し下ると万三郎岳下分岐に。片瀬峠へはブナの原生林の中を進む。 ブナやヒメシャラの木立を進むとほどなく片瀬峠に。そのまま少し登れば小岳に。ヘビブナへは小岳から少し下って平坦な道を進む。 ◆万三郎岳下分岐〜涸沢分岐点 長い下り階段が延々と続く。(500段以上(・・?)階段が終わると斜面を進む形で道が続く。涸沢分岐点手前で沢が分岐のように道に降りてくるが、岩に白いペンキで矢印があるので見落とさないように。 涸沢分岐点は尾根の方にはロープが張られていて立ち入り禁止のようです。 ◆涸沢分岐点〜101石柱〜四辻 そのまま登山道を進むと岩混じりになり、歩きづらい間所が続きます。1箇所だけ岩にロープが張られているが、使わなくても大丈夫でしょう。 V字形にある梯子を過ぎると101石柱に到着。そのまま進み、杉などの林を抜ければ四辻に。 全行程で迷うような箇所はなく、道標も適度にあるので安心です。 |
写真
感想
朝6時前に宿の周りを散歩しているとき、薄い雲がだんだんと晴れて大山や丹沢の稜線が見え、前日の小雨混じりの天候とは一変、素晴らしい天候に恵まれそうな2日目は待ちに待った初百名山の天城山へ。
宿からは天城高原駐車場まで約10分。ちょうどベコニアガーデン前では鹿の家族が道路を横断するところに遭遇。なんだか幸先がいい感じ(^^) 駐車場は上段部の半分ぐらいしか埋まっておらず、静かな登山が出来そう。
登山道はほとんど自然林の中を進む感じで、木漏れ日が気持ちいい(^^) また風もそよ風を感じるくらいで、快適に歩き始めます。登山道脇にある岩などはほとんどが苔生していて、本当に自然の中を進んでいくことにウキウキします。
四辻からはさらに木々が密集していて期待がどんどん膨らんでくると、いきなり開けたところに出ました。休憩していたご夫婦から「この1箇所だけから富士山が見えますよ。」と教えていただき、枝の間から覗いてみると…富士山さぁ〜ん\(*^▽^*)/ 教えていただかなければ気づかなかったと思います。ありがとうございました_(._.)_
富士山パワーのおかげか、苦手な階段も元気に登って万二郎岳に到着。小休憩後、目指すは万三郎岳へ。山頂からの下りの途中にある岩場からはまたも富士山さんが(^^) これから登っていく馬の背や万三郎岳もクッキリ見え、渇を入れ直しました(^^ゞ
馬の背から進むと有名なアセビのトンネルに。花が咲いている時期は渋滞するであろうここも今は貸し切り状態。花も見たいですが、お嬢連れなので迷惑にならないこの季節が自分達にはベストです。
アマギシャクナゲの群生地を過ぎ、階段を登って木立が低くなったところで万三郎岳山頂に。初の百名山登頂であり、自己最高点です\(*^▽^*)/ ここまで登ってきてもお嬢は息一つ乱していません。もう少し高い山も大丈夫なのかな(・・?
今回は2日に分けて天城縦走をと考えていたのですが、初日に八丁池までしか歩けなかったので、せめて2日目はヘビブナまでは歩こうと決めたので、休憩もそこそこにして先に進みます。
万三郎岳下分岐点からはブナの原生林の中を歩くことに。ハイキングを始めて歩きたかった道がブナ林だったので、年甲斐もなくジ〜ンとしてしまいました(^^ゞ
ブナに混じってヒメシャラもあり、色のコントラストが素晴らしい道を歩くこと35分ほどでヘビブナに到着。どうすればあのような形になるのか不思議ですが、やはり自然の力は想像を絶するモノです。ただただ見入ってしまうばかりです。
帰りは万三郎岳下分岐点から涸沢方面へ下ったのですが、これが下れども下れども階段地獄(_v_;) 500段以上あるそうです。下りが苦手な自分達にとっては地獄の時間が延々と続いたのですが、どうにかコースタイム通りに涸沢分岐点に到着。そのことに安心したのかその後は予想以上に時間がかかりました。道標の天城高原ゴルフ場までの距離がなかなか減らない。表示が間違っているのでは(-_-メ)と疑ってしまうほどカメの歩みでどうにか駐車場に戻ってきました。
この時期ならではの清々しい天気に恵まれた1日。全行程で出会ったハイカーさん達は8名という静かなハイキング。初の百名山登頂やブナの中を歩けた喜び。へっぽこハイカーの自分達にとっては大満足のハイキングでした。
日本百名山 1/100山座
「お泊まりで天城を歩く 1日目 霧の八丁池」はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-515459.html
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