流石山〜唐沢山(空沢山) 観音沼Pから
- GPS
- 12:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,230m
- 下り
- 1,385m
コースタイム
天候 | 晴れ〜降雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
南会津を行き来するときにチラ見していた山は唐沢山(空沢山)だったが、調べてみるとその奥の稜線が良いらしい。せっかくなので稜線を歩く周回ルートとした。前日夜に道の駅まで向かい、車泊して翌日に備えた。
朝4時起きのつもりが5時になり、せっせと支度して観音沼Pから入山した。林道の建物を過ぎたあたりからトレースが増えたが、目的地はどこだろう。林道1003分岐の看板を過ぎ1031のカーブを超えると、林道脇のブッシュが落ち着いてきた。ヘアピンを適当にショートカットし、先へ進む。ヨロイ沢を超えるころには先行者のトレースなくなっていて、どこへ向かったか思案していたが、おそらく旭岳方面か。co.1380トラバースあたりから夏道が細くなり、沢沿いは適当に登って大峠に到着。
流石山への登りは雪が固くシーアイゼンを付けたが、5分もせずにアイゼンに切り替えた。最初のco.50m程度を超えればシールで行けたかもしれない。肩に乗り上げてシールに戻し、流石山に到着した。
稜線はわずかにブッシュの頭が出ているところもあるといった程度で白い。振り返れば甲子旭岳や三本槍岳も良く見えた。これからの道程に期待が持てた。滑れそうなところはスキー、登りはシーアイゼンで歩いて行った。大倉山から加藤谷川側は雪庇が張り出していたが、視界十分なので問題なし。
三倉山やその先の肩から見ると、スキー/シールで行けるような気がしていたが、実際は様相が大きく変わってきた。co.1750付近から稜線上の木と藪が濃い。東面の雪は軽いが雪庇がある吹き溜まりで一部クラックもあり、安易には入れなさそう。稜線上を気合で滑ろうとしたが、板が引っかかってどうにもならなかった。藪とは聞いていたが思った以上だった。仕方なくシートラツボにすると案の定踏み抜く。なるべくスノーシューのトレースを辿って唐沢山へ。唐沢山へ登るころから少し雪がちらつき始めたが、ここまでくれば多少荒れても行けるだろう。行くしかない。
唐沢山から一応スキーにしてみたが、すぐにブッシュにつかまり、やはりツボに切り替えた。下っていくとco.1400くらいから藪は薄くなり始めてスキーに換装したが、時間帯も遅く暗くなり始めたのでco.1300付近でまたシートラした。夏道分岐の看板を超えてco.1000付近になると積雪が薄くなり、雪をつないで下って道路に出た。計画では川を渡渉して観音沼に戻るが、いかんせん辛いので適当なバス停まで歩いてからタクシーを呼び、車まで戻っておしまい。
計画の甘さが出たが、晴れの稜線歩きは良かった。今後の反省としよう。
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