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Yamareco

記録ID: 5204982
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雪山ハイキング
大峰山脈

風雪の稲村ヶ岳

2023年02月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:05
距離
12.7km
登り
1,327m
下り
1,313m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
1:27
合計
8:02
8:09
13
9:06
9:07
42
9:49
9:50
60
10:50
10:54
0
10:54
11:10
35
11:45
11:46
28
12:14
12:38
18
12:56
13:32
16
13:48
13:48
8
13:56
13:57
51
14:48
14:49
38
15:27
15:28
32
16:10
16:10
1
16:11
ゴール地点
寝坊して予定より2時間遅れて歩き出し。
所要時間は計画通り(コースタイム×1.1)くらい。
天候 曇りのち雪、霧。15時ごろになって晴れ。
出発時4℃。
法力峠で1℃、西側に開けているところは風があった。
山上辻で手持ちの温度計は-1℃、小屋の温度計は-4℃。
下山時4℃。
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
母公堂駐車場は、7時40分ごろ到着でまだ2〜3台とめられそうだった。
途中、観音峰の駐車場前を通ってきたが、1台もとまっていない様子だった。
コース状況/
危険箇所等
法力峠まではだんだん雪が増えてくる。
法力峠からは西側のトラバースになり、風の影響か雪が全体的に薄くなり、凍り付いているところが出てくる。
標高を上げるにつれまた雪が多くなってくるが、昨年ほどたくさんはない。足場の狭いトラバースがいくつかあるので、前爪付きのアイゼンが必要。

稲村小屋は休憩できるスペースがある。
トイレはあるが、行くのにちょっとリスクがある(写真参照)。そして、雪が吹き込んでいて中に入るのが困難だったので、使えるのかどうかよくわからず。

大日山のトラバースは、足場の確保を慎重に。ここも前爪付きのアイゼン、ピッケルが必須。ピッケルを刺す場所もないようなところが一部あり。また、ザックが木に引っかかるのが難儀だった。
大日山自体も、前爪を蹴り込んで、ピック又はスピッツェを打ち込んで登る状況。
その他周辺情報 黒滝の湯700円。内湯しかないが、熱すぎずぬるすぎず、良いお湯でした。
https://morimonogatari.com/hotspa/
登山口から雪あり。
この時点で手持ちの温度計は4℃。道路には-2℃とかの表示もあった。
2023年02月23日 08:10撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 8:10
登山口から雪あり。
この時点で手持ちの温度計は4℃。道路には-2℃とかの表示もあった。
2023年02月23日 08:36撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 8:36
2023年02月23日 08:40撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 8:40
法力峠は風が通るので雪が薄くなる。
手持ちの温度計で1℃。
2023年02月23日 09:06撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 9:06
法力峠は風が通るので雪が薄くなる。
手持ちの温度計で1℃。
前回の山行で、関西の山では冬靴不要と感じた。
コパのない靴に合うアイゼンを持ち合わせていなかったが、思い切って購入。
2023年02月23日 09:28撮影 by  iPhone XR, Apple
2
2/23 9:28
前回の山行で、関西の山では冬靴不要と感じた。
コパのない靴に合うアイゼンを持ち合わせていなかったが、思い切って購入。
2023年02月23日 09:29撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 9:29
岩が多く、アイゼンひっかけないよう注意。
2023年02月23日 09:44撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 9:44
岩が多く、アイゼンひっかけないよう注意。
パオーン杉と、
2023年02月23日 09:50撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 9:50
パオーン杉と、
そこから見上げた写真。
昨年よりずいぶん雪が少ない。昨年が多かったということですが。
2023年02月23日 09:51撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 9:51
そこから見上げた写真。
昨年よりずいぶん雪が少ない。昨年が多かったということですが。
2023年02月23日 10:14撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 10:14
足場の狭いトラバースが、
2023年02月23日 10:18撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 10:18
足場の狭いトラバースが、
これでもかと、
2023年02月23日 10:29撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 10:29
これでもかと、
出てくる。
2023年02月23日 10:32撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 10:32
出てくる。
崩壊橋のところも
2023年02月23日 10:37撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 10:37
崩壊橋のところも
トラバース。
2023年02月23日 10:38撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 10:38
トラバース。
ほっとする。
2023年02月23日 10:49撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 10:49
ほっとする。
2023年02月23日 10:51撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 10:51
トイレに行くのにスリルがある。
行ってみたけど、雪が吹き込んでいて入るのが大変そうだった。
(結局入らず。)
2023年02月23日 10:53撮影 by  DC-G9, Panasonic
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2/23 10:53
トイレに行くのにスリルがある。
行ってみたけど、雪が吹き込んでいて入るのが大変そうだった。
(結局入らず。)
休憩。
2023年02月23日 11:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
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2/23 11:05
休憩。
2023年02月23日 11:07撮影 by  iPhone XR, Apple
2/23 11:07
大日山の左側へ。トラバースが始まる。。
2023年02月23日 11:26撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 11:26
大日山の左側へ。トラバースが始まる。。
ここは大変だった!
足場が狭く、崩れそう。
そして、枝にザックがひっかかる。
東側なので風がないのが救い。
2023年02月23日 11:33撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 11:33
ここは大変だった!
足場が狭く、崩れそう。
そして、枝にザックがひっかかる。
東側なので風がないのが救い。
3月の焼岳の練習と思って、不要と思いつつワカン、ショベル、プローブなど担いできた。
2023年02月23日 11:52撮影 by  DC-G9, Panasonic
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2/23 11:52
3月の焼岳の練習と思って、不要と思いつつワカン、ショベル、プローブなど担いできた。
稲村ヶ岳が見えるはずなんだけど。。。
霧と雪で見えず。
2023年02月23日 11:53撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 11:53
稲村ヶ岳が見えるはずなんだけど。。。
霧と雪で見えず。
おぉ、久々だ。
2023年02月23日 12:23撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 12:23
おぉ、久々だ。
山頂。
2023年02月23日 12:25撮影 by  DC-G9, Panasonic
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2/23 12:25
山頂。
山頂からの素晴らしい風景。
2023年02月23日 12:25撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 12:25
山頂からの素晴らしい風景。
風の当たらない斜面で休憩。
稲村ヶ岳直下は、さらさらのパウダースノーいっぱい。
2023年02月23日 12:31撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 12:31
風の当たらない斜面で休憩。
稲村ヶ岳直下は、さらさらのパウダースノーいっぱい。
大日山へ。
2023年02月23日 12:53撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 12:53
大日山へ。
2023年02月23日 12:57撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 12:57
前爪を蹴り込んで登る。
2023年02月23日 12:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 12:59
前爪を蹴り込んで登る。
無事登頂。
2023年02月23日 13:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 13:05
無事登頂。
賽銭箱が埋まっていたので、お賽銭がちゃんと入ったかどうかよくわからない。
2023年02月23日 13:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
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2/23 13:05
賽銭箱が埋まっていたので、お賽銭がちゃんと入ったかどうかよくわからない。
大日山からの下山。橋が大丈夫かと心配になる。
2023年02月23日 13:17撮影 by  DC-G9, Panasonic
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2/23 13:17
大日山からの下山。橋が大丈夫かと心配になる。
大日山横のトラバース。
この下をくぐるのが難儀だった。
2023年02月23日 13:32撮影 by  DC-G9, Panasonic
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2/23 13:32
大日山横のトラバース。
この下をくぐるのが難儀だった。
稲村小屋で少し休憩して下山。
緊張するトラバース。
2023年02月23日 14:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 14:05
稲村小屋で少し休憩して下山。
緊張するトラバース。
霧。
2023年02月23日 14:14撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 14:14
霧。
15時ごろから晴れるという予報通り、晴れた。とてもきれいだった!けど、樹林の途切れるところがなく、写真は難しい。
2023年02月23日 15:14撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 15:14
15時ごろから晴れるという予報通り、晴れた。とてもきれいだった!けど、樹林の途切れるところがなく、写真は難しい。
結構低いところまで雪だったみたい。
2023年02月23日 15:15撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 15:15
結構低いところまで雪だったみたい。
母公堂まで無事帰ってきた。
2023年02月23日 16:14撮影 by  DC-G9, Panasonic
2/23 16:14
母公堂まで無事帰ってきた。

装備

個人装備
セプター35 SNAP シェルオーバーグローブ 予備グローブ1セット 予備バラクラバ ダウンパーカ 山専ボトル ビーコン プローブ ショベル ワカン チェーンスパイク アイゼン ピッケル オープンスリング カラビナ トレッキングポール サングラス ヘッドライト 予備ヘッドライト 予備靴ひも ピコシェルター エマージェンシーシート ファーストエイド マルチツール タオル ポケットティッシュ ライター 行動食 モバイルバッテリー カメラ iPhone 時計 財布 コンパス 地形図
備考 ●装備
・ザックは9.5kgにもなった。テント泊並。
・お湯0.5L持参。
・3月の焼岳で必要そうなものを詰め込んだので重くなった。今日は不要だったものは次の通り。ワカン960g+プローブ230g+ショベル590g=1,780g
(ビーコンはザックに入れていないので除外)

●服装
《上半身》
・スキンメッシュ
・Primino140ジップネック
・ポリゴン2ULジャケット・・・今日の気温ではちょっと暑い。
・フロウラップフーディ

《下半身》
・ドライレイヤータイツ
・ドラウトクローパンツ
・エバーブレスアクロパンツ・・・間際までレインパンツ+コアノパンツにするか迷った。思ったより雪があったし、こちらにして良かったんだと思う。

《グローブ》
・メリノウールグローブタッチ
・ウインタートレッキンググローブ

《その他》
・ドライレイヤーソックス
・RLメリノ・エクスペディションクルー
・Kinesis Pro GTX・・・初めて積雪期に履いて、パウダースノーの中にしばらくいたが全然問題なし。関西の雪山は冬靴よりこれの方がよさそう。前爪で立ちこむのは冬靴の方がやりやすそうだが。
・クロコダイルゲイター
・ビーニー
・バラクラバ

感想

前回、天女の舞から見た稲村ヶ岳に行きたくなり計画。

前前夜の睡眠中に足がつり(人生3回目くらいか)、ふくらはぎに痛み。
最近仕事忙しく就寝が遅くなりがちで、朝寝坊。
予報は雪または雨。
朝のモチベーションは上がらなかったが、そろそろ雪のシーズンも終わるかもしれないし、花粉はひどくなってくるだろうしで決行。

アイゼン・ピッケルでのトラバース、岩・雪・氷、大変多くを学ばせてくれる山。
大日山横のトラバースはスリリングだった。
初めての積雪期稲村ヶ岳登頂、全然眺望はなかったけれどもうれしい。

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