剱岳 早月尾根

2014年09月29日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.8km
• 登り: 2,252m
• 下り: 2,240m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 11:30

6:20 スタート地点
17:50 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新潟西ICー滑川ICー番場島

コース状況／危険箇所等

番場島登山口より早月小屋まではよく整備された木の根の山、早月小屋上部より岩が交じりザレやガレ、頂上部は真に岩の殿堂。

写真

曙光の剱岳。快晴の予感。

憧れと試練。振り返ってみてだけど、試練と言うには美しすぎる尾根だった。

林道終点より石碑方面を見遣った図。

石碑から駐車場、トイレ方面を振り返った図。

石碑の右奥に登山道があります。

登山口。

木の根の間をお邪魔しますね。

小窓方面。大窓？

1000mまではのどかな山道。

気持ちの良い径。

猫又山方面に陽光が差し始める。

力感のある木。

1200m前後より少し急登に。

右手の尾根。

1200m〜1400mくらいの尾根道が唯一の危険個所か。大日岳側の沢がスパッといっちゃってる箇所がいくつかありました。下山時や疲労時、暗いときなど落ちないように。其れ意外は無問題の尾根。

1400m。睡眠不足と運転でもはや力出ず。

1600m。ちょうど下山してきた人が早っ！って言ってたからこの辺の石碑は不正確そう。5，60mの誤差があるか。

青空が広がる。上も絶景の予感。なんとしてでも上まで行こう。

1800m。

斜面が色ついてきたな。

美しい彩色。

少し暑くなってきた。樹林帯で日影が多いのが幸いだな。

いよいよ紅葉ゾーンへ。

2000m。

いやあ、美しいね。

ロープなくても大丈夫そうです。左の木の根を補助に。

紅葉した早月小屋。

紅葉したテント。気持ちの良さそうなテン場。次は是非にお願いしまする。

2200m。

今日一番の赤色は君たちだね。

前方に岩の殿堂。気を引き締めて。

2400m

圧巻の岩肌。

紅葉もせりあがれない。

岩尾根ゾーン。

左の岩か右の岩か。

右を通過。岩の間のトンネルを通れて見た目ほど危険はなかった。

若干の細さ。

君も赤い屋根だったんだね。

白馬方面が見えて来たかな。

頂上が射程圏に。

2600m。あと400m程か。けっこう疲れたぞ。

御嶽方面。全ての登山家の祈りを。

下山していくパーティー。

9/29 12:34

チームワークの良いパーティーは同日レコの可愛いいYANGURUMAさんと逞しいirohaさんでした。ひきの一枚。

2800m。行けるかな。山頂からの景色を見せてくれ。

岩の殿堂入り。

鎖を補助に。

ああ、あれは空に導くものか。

行先は汝が決めよ。

やはりここは紛れもなく空だな。

立山方面。

空に続く殿堂。

ああ。

やっと着いたよ。

雲海よ。

白馬よ。

立山よ。

山々の祈りを。

富士の頂よ。

雲海に消える山頂の友よ。無事に。俺も下山だ。

気を引き締めて。

岩肌が輝く。

雲がせり上がる。

さよなら早月。

美しく散るものたち。

数時間前よりより色ついたなあ。

幻想の雲海に突入。早月尾根の優しさか。火照った体が静まって行く。

雲海の中の紅葉。

いつまでも留まりたいなあ。

しかし帰らねば。

日暮れ前になんとか下山。

撮影機器：

Canon PowerShot S110 Canon

感想

ryo-t

先週立山に行ってど快晴。その時に厳めしく黒い山容を誇っていた剱岳に行って来ました。出来れば日帰りができそうな早月尾根を選択。

深夜新潟発で途中のSAで二時間程仮眠。番場島までの林道で若干車酔い。。。なんか林道の工事中？番場島について車を降りたら軽い眩暈が。

無理してもしょうがないしその辺適当に散策して帰るプランも浮かんだけれど。
曙光に剱岳のシルエットがくっきり。今日登れたらどんな景色が見れるのだろう？
できる範囲でペースを維持してやってみるか。

急ぎもせず休みもせずただたんたんとひたすら登る。
高度を上げるにつれ紅葉と景観が始まり素晴らしい。
憧れと試練。
試練と呼ぶにはあまりにも美しすぎる秋晴れの早月尾根でした。

山頂からは雲海の上に360度の大景観。
白馬、鹿島槍、立山、槍穂、富士山、御嶽…

無理はすべきじゃないけれど、ここに今日立てて良かった。
山の神々に感謝を。

またぜひ近いうちに！