峯池からP360北の大樹を見て「魔道」にチャレンジ！

2023年03月03日(金) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 11.8km
• 登り: 790m
• 下り: 761m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:57
• 休憩: 0:09
• 合計: 6:06

10:53 心合寺山古墳
11:20 11:21 神立辻地蔵
11:41 11:49 水呑地蔵尊
16:59 熊野神社

2020.02.08 P360から阪奈線64-65ルートを歩いた記録を復刻しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5246806.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自転車

心合寺山古墳の駐輪場にデポ

コース状況／危険箇所等

阪奈線64-65号間の大釜川を横断するルートは、地中で崩落しており危険。大釜川の右岸は急峻な斜面が続く。

写真

3/3 10:50

心合寺山古墳から出発。団体さんを避けて北周りで水呑山へ向かう。

3/3 11:03

途中、やんごとなき理由で迂回。平日にはよくある光景です。おかげで、苗木の開花を確認w

3/3 11:08

ついでにと言うと怒られますが、河内七墓の一つ「神立墓地」に立ち寄りました。等身大の立派な迎え地蔵さんにご挨拶。江戸期の銘が刻されてます。

3/3 11:09

こちらの銘号碑も江戸期造立のものでしょう。

3/3 11:10

江戸期の様式を表す五輪塔。風輪部がズレて落ちそうな感じ。

3/3 11:11

立派な松の木が、墓地中央に立っています。

3/3 11:21

エプロン交換中かな？　西国33カ所巡りの石仏二対。

3/3 11:45

水呑さんのテラスから。心地よい天気でした。吹く風は冷たいけど、歩いてると気持ちがイイ。

3/3 11:57

楽音寺ゲートに到着。本日はいちはら越（かわち越）で山越えします。

3/3 12:06

クラーケンの木を潜って通過。今日は輝いて見えるな。

3/3 12:25

さて、スカイラインをななめ横断して、かわち越に向かいます。

3/3 12:27

途中の草むらに峯池三角点経由の分岐道へあり。峯池まで軽いヤブ漕ぎでした。イノシシ・ワールドとなっているようで、道はボッコボコです。

3/3 12:32

倒木を潜った先辺りの斜面側に注目。

3/3 12:34

峯池の四等三角点にタッチ。

3/3 12:34

なんでこんな場所に？　というような場所に埋設されてる三角点。背後はややピークに見えるけど、こんなところにわざわざ来るアホは希少価値大なり。

3/3 12:42

ヤブ漕ぎを楽しみながら進んでいると、細尾根の鞍部に着きました。この先は、古道の雰囲気たっぷりの良き道です。

3/3 12:45

道幅もあって、とても歩きやすいです。里道にしては立派ですね。

3/3 12:48

その良き道はここでおしまい。左に尾根を見送って、斜めに下って行きます。ここからがワイルドルートの本番じゃ。

3/3 12:55

倒竹地獄の始まりだけど、今や、カラカラに枯れてパッキパキに折れる。砕きながら障害物を取り除いて進みました。

3/3 13:07

枯れ竹の処理をしながら進んで、鉄塔巡視路に出た。「火の用心」プレートの裏側に立ってます。

3/3 13:07

プレートの前に回って撮影。北方向に進む立派な道が、巡視路ルートです。

3/3 13:25

地図上のP360地点に着きました。東に下った先に阪奈線64号が立っています。

3/3 13:26

ついったで教えて頂いた幹周4.4mの大樹です。桜ともう一本の木が合体してる奇妙な木。

3/3 13:27

反対側か見るとこんな感じです。桜は根が浅くて倒れやすい。合体したことで、ここまで大きくなったのか？

3/3 13:31

P360から北東へ下った先に立つ泉南東大阪線165号です。ここは阪奈線と空中で立体交差する見事な景観を楽しめます。

3/3 13:31

見上げておきましょう。美しいですね。造形美の極致だとおもいます。

3/3 13:32

さぁ。ここから先の巡視路がやばいぞ〜。地形図を見ても分かるように、北側の斜面はコンターの目が詰まってますよ。

3/3 13:32

ぽっかり空いた魔道の口に飛び込む。ぎゃー。

3/3 13:41

カメラは水平です。道がナナメってるんです。途中まであったプラ階段は、いつの間にか消えてる。戻れない。。。

3/3 13:48

キラキラテープを追いかけてここまで来たけど、ほぼ直滑降の滑り台状態。木に捕まりながら、テープの地点まで降りた。

3/3 13:50

このテープがキラキラと光って誘ってくれたけど、川床までまだ30mぐらいあるやん。この下はほぼ垂直の斜面で脆い砂岩質です。踏ん張りはききません。

3/3 13:54

ズルズル〜っと降りてきた斜面を見上げる。登るの絶対無理やん。とにかく大釜川に着水した。水は綺麗で、手と顔を洗いました。気持ちよかった。

3/3 14:00

大釜川の左岸をクリークみたいな溝を横断して進むと、川の中に立ってる「火の用心」プレートに来た。元の巡視路は、このプレート後方の斜面だけど、たぶん使えなくなってます。

3/3 14:01

プレートの向かい側斜面が登れそうです。もう一度左岸側へ戻ります。

3/3 14:02

ルートで間違いありません。鉄塔巡視路のプラ階段が、地面に埋まっています。

3/3 14:09

大釜川左岸から、巡視路ルートに乗りました。谷を乗り越す地点で、竹と巨木の倒れ込み。火の用心プレートが埋まっています。前回来たとき同じだから、ここ最近使われてないのかも。

3/3 14:30

途中の倒竹エリアでも、枯れていたので、パッキパキに割っておきました。この付近は道迷いポイント。期間限定のマーキングテープを貼っておいたよ。

3/3 14:42

かわち越に合流した。この先は通行止め。目の前に阪奈線65号です。休憩しました。

3/3 14:44

大釜川を挟んで64号の方向を眺める。大釜川は、清流でイイんだけど、厳しいルートです。

3/3 15:46

管理道のベンチで最後の休憩。68番をお湯で溶いて飲みました。甘くて美味しいです。コーヒーよりもいいよ。

3/3 15:55

管理道から楽音寺道方面への分岐入り口です。だれかマーキングした？あんまり派手にやると、府民の森の管理人さんに怒られるよ。

3/3 16:11

鍋谷山の尾根道へでました。これを書いてる頃に、鍋谷山ルートのヤブも綺麗に刈り払いされてるでしょう。

3/3 16:12

ナニコレ？　キノコですか？　知ってる人、教えてください。

3/3 16:34

スイセンが咲きました。スイセンは球根で増える植物です。なのに、いつの間にか増えてくる。

3/3 16:35

家庭菜園で玉ねぎに紛れることもあるそうな。間違えて食べるとエライ目に遭います。花が咲いてたら間違えないけど。

3/3 16:35

球根だけじゃなく葉っぱもダメ。ニラと間違える事故が毎年発生してるとのこと。

3/3 16:36

毒成分のリコリンは水溶性、シュウ酸カルシウムはお酢で毒抜き可能で、上手くいけばでんぷんを取り出せるかも。ちなみに、タピオカの原料キャッサバも同じ毒性なんだって。知ってた？

3/3 16:59

と言うワケで、魔道から無事に帰還できたので、熊野神社でお礼を述べて帰宅しました。

撮影機器：

Google Pixel 7 128GB SIMフリー Google

感想

Ikoma Nature Walk

ヤブ漕ぎルートを歩くのにベストな季節になりました。早春の楽しみですね。
かつてはかなりの難敵だった河内越に楽音寺道、どちらも歩きやすいルートです。楽音寺道周辺は、ルートも豊富でいろんな楽しみ方ができますね。

魔道（阪奈線64-65号ルート）
P360東側斜面の削平地に立つ二本の鉄塔から、大釜川を横断して河内越の尾根道に至るルートです。

64号から大釜川へ、最初は、プラ階段が埋まっているので、それに従って下ります。やがてプラ階段がなくなると、テープなどの手がかりを元に急斜面をジグザグに下って大釜川へ降りたつ。今回は2本目のキラキラテープから折り返さず、そのまま西向きに進んで、山ヌケで形成されたと思われる急斜面の浅い溝を下りました。前方はるか下方で、キラキラテープを見つけたので、そのまま下って行きましたが、本来であれば引き返して巡視路の残骸を見つけるべきでしたね。そうすれば、火の用心プレート後方あたりに降りてきたでしょう。（前回はそうしました）

しかし、いずれにしても急斜面をズリズリしながら下ることに変わらず、もしかしたら、新しいルートを準備中なのかもしれません。キラキラテープを誰がつけたのかが問題。巡視路関係者だったらイイのですが。。。

このルートはスリリングなバリルートを楽しみたい方向けです。大釜川に出てからの左岸ルートは、ルーファイ能力もためされます。枯れた倒竹は多少処理しておきましたので、楽に通過できると思いますけれど。。。では、では。