記録ID: 5254874
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
穴毛谷〜笠ヶ岳〜抜戸岳〜穴毛谷
2023年03月11日(土) [日帰り]
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 11:26
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,207m
- 下り
- 2,201m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 10:46
10:48
ゴール地点
雪が完全に腐っており始終踏み抜きの可能性あり。稜線は雪庇の張り出しが5〜15m程あり気を遣わないとどこかで踏み抜きそう。特に抜戸岳付近は雪庇の踏み抜きに要注意。気温が高く雪崩のリスクもあり、始終緊張感のある登山であった。
天候 | 快晴だが春霞?黄砂? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【新穂高〜左俣林道〜穴毛谷一ノ沢取付】 スタートより蒲田川を渡り双六、笠方面へ。左俣林道を歩く。半分近く夏道が出ていた。今年は早い気がする。雪道は常時腐った雪で膝上まで踏み抜く。途中までツボ足で歩くも腐った雪に心折られ(開始25分)ワカン装着。橋を渡った後の灌木帯も踏み抜き地獄で相変わらず凶悪。灌木の中にはバラも多く、腕が傷だらけ。時間を費やし穴毛谷の堰堤へ。穴毛谷方面は雪たっぷりではあるがデブリが凄い。今日はデブリの中を歩くことになりそうだ。 【穴毛谷本谷〜六ノ沢出合まで】 穴毛谷本谷内は大規模なデブリがスタートから六ノ沢出合まで続いていた。雪崩ブロック1つで10m四方以上の物が多数転がっておりゾッとする。ラッセル等無く進めるが、デブリを越えたりくぐったりと素直に直上出来ないのが歯痒かった。ちなみに下りは雪が腐りデブリの中の踏み抜きがしんどかった。 【六ノ沢〜稜線】 六ノ沢を100m程上がると穴毛谷大滝。少し水が流れておりこじんまりとした滝になっていた。穴毛谷大滝を越え100m程高度を上げたところで見上げて左側の尾根へ乗り、その向こう側にある六ノ沢へ合流。その後も高度を上げるが標高2100mくらいから新雪ラッセルが始まる。深さとしては脛〜股下くらい。稜線直下は雪庇の張り出しがあるがそれ程苦労しなかった。 【稜線〜笠ヶ岳】 笠ヶ岳までは広大かつ平らな稜線が続く。雪質はモナカで踏み抜くと股下のラッセル。よく見るとクラストしている部分が分かる。そこを歩けば快適なアイゼン歩行可能。 【笠ヶ岳〜抜戸岳】 広大かつ平らな稜線が続く。雪庇の張り出しが多数見受けられ、不意に踏み抜かぬ様に注意が必要。特に抜戸岳付近の雪庇は発達しており15m近く張り出してる部分も見受けられた。 【抜戸岳〜穴毛谷大滝】 雪庇が無い適当な部分から穴毛谷方面目指してエントリー(徒歩だが)。気温上昇につき雪崩を警戒してなるべく尾根筋を歩く。股下まで沈むが下りなのでガンガン進む。杓子平から六ノ沢方面の凹を下り穴毛谷大滝へ合流。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉は良質でした。お土産もロープウェイ駅で購入可能。ガソスタが近場に無い。ガソリンには余力を持ったドライブを。 |
写真
装備
備考 | ワカンのベルトが不調であった。 |
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
笠ヶ岳/笠新道ルート/新穂高温泉起点杓子平抜戸岳分岐笠ヶ岳山荘経由
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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