白馬乗鞍岳
- GPS
- 05:45
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 887m
- 下り
- 888m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:43
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
直近数日間の暖かさで雪の緩みが気がかりだったが、まだ何とか大丈夫そう。でもやはり雪崩は怖いので十分な注意を。
【備忘録】
栂池ゲレンデの駐車場に車を停める(1,000円也)。栂池ゲレンデからゴンドラリフト「イヴ」に乗り、栂の森駅へ。その先のロープウェイはまだ動いていなかったので、そこから歩いてスタート。雪質はザラメ状。足回り装備、私はスノーシューをチョイス。
成城大学小屋までは比較的楽に歩ける林道なのだが、既に暑い。所々ショートカットしながら、成城大学小屋まで1時間ちょい。楽と言えども結構登って来た感あり。
ここから本格的な雪山登山の開始。山の会の8人パーティーで天狗原まで行く予定だったが、「山頂まで行ってもいいよ」と言う皆様のご好意により、急遽2人だけ分かれて山頂に向かうことにした。感謝!
天狗原の手前までまあまあの急登が続く。結構キツいが、スノーシューでサクサク登ることができる。標高は上がって来たが、雪質は相変わらず良くない。周りを見ればBCスキーヤーばかりで、普通に登山してるのは私たちくらい。場違いなのだろうか…。
天狗原の左をトラバースして、山頂を仰ぐ。見上げるほどの急登。先行者がアリみたい。止まっているように見えるが、じっと目を凝らすと微かに進んでいる。キツそう。雪が硬かったらピッケル&アイゼン必須だろうが、この雪ならスノーシューで行けそう。
登り始めると案の定キツい。足元ばかり見て必死で登るが、ふと立ち止まって視線を上げると、いつの間にかすんごい青空。おまけに飛行機雲が一筋。わー!幸せだぁ‼︎ ドSの極地!
急登を上り詰めると山頂平原。山頂の標柱はどこ? ケルンあるはずなんだけど…大海原のように広がるシュカブラの中をGPSを頼りに進むとケルンが、その背景には美しい稜線が伸びる船越ノ頭。絶景過ぎる! こんなに素晴らしい景色が待っているなんて想像してなかったから、痛く感激。最高のご褒美!
山頂で一緒になったスキーヤーに「普通に下るの?」と言われ、ヒップソリを見せると、軽く笑われる。でも、別グループのご婦人には「雪が柔らかいからヒップソリにはちょうどいいね」と優しい言葉をかけられ、俄然やる気が出る。
ご婦人のおっしゃる通り、ヒップソリはあまりスピードも出ず、いい感じで滑走。雪面に描かれた美しいシュプールを、ヒップソリで台無しにする背徳感を抱きながら、ガンガンショートカット。下りは正味1時間半。雪の緩みが気がかりだったが、無事栂の森駅に到着し、仲間と合流。満足感半端ない山行だった。
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