石堂山(1636) 矢筈山(1848)
- GPS
- 09:14
- 距離
- 12.9km
- 上り
- 1,065m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 9:14
【記録】
深淵 駐車地点 発 5:51 --烏帽子山登山口 6:21 -- 石堂山 (8:40-9:20 ) --- 矢筈山 (11:06-11:51) --- 1654m標高点 (13:16-13:32) --- 県道三加茂東祖谷山線 14:00 --- 県道三加茂東祖谷山線 14:08 -烏帽子山登山口 14:38 --深淵 駐車地点 着 15:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
積雪及び路面凍結による冬期通行規制 徳島県道44号 三加茂東祖谷山線 終日 全面通行止 三好市東祖谷落合(深渕集会所)〜三好市東祖谷落合(九十九谷) 2022/12/19 11:00--2023/03/31 17:00 徳島県西部総合県民局(三好庁舎)TEL: 0883-76-0618 --------------------------- |
コース状況/ 危険箇所等 |
-------------------------------- ■2023年 安全登山方針 ■アマチュア無線APRSにて登山中の現在位置公開 JJ5MDM http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400 http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400 https://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/ ■IBUKI.run 活動ログLIVE配信 リアルタイムに現在位置を表示 https://ibuki.run/ ■GARMIN GPSMAP66i イリジウム衛星経由トラッキング 双方向通信 ■電子登山届「コンパス」にて登山届提出 http://www.mt-compass.com/index.php ■山中では常時「ヒトココ」携帯、「ココヘリ」加入 http://www.authjapan.com/ ---------------------------------- |
写真
装備
MYアイテム |
shumiyama
重量:-kg
|
---|
感想
【山頂】
今冬 初めて 深淵へ入る。すこし明るくなって 出発。
暖かい陽気が続き 雪は すっかり融けてしまっている。
県道44号三加茂東祖谷山線を歩き 石堂山 西尾根経由 石堂山頂へ。
花粉が飛びまくっているせいなのか 登山道で 足元を見ると 靴が 黄色くなってきている。
■石堂山 山頂 「プラス10.5度 南 1.5m 晴れ 矢筈山 天狗塚 見える。雪は少なくなっている。」(累計登頂回数 116回)
この時期としては 気温が高い。
矢筈山への 縦走路は 融けたとはいえ 稜線の東側には いまだ 堆雪が かなり残っている。
矢筈山山頂 北側稜線の雪庇も 2月のときに比べて ずいぶん小さくなっていたが 慎重に通過する。
ここでは 2021年1月 雪庇崩壊にまきこまれたときの 記憶が いまだ 通るたびに 鮮やかに よみがえってくる。
■矢筈山 山頂 「プラス10.3度 南 3.3m 晴れ 少しモヤッているが 剣山 次郎笈 三嶺 西熊山 天狗塚が見える。」(累計登頂回数 172回)
山頂は すっかり 雪が減って三角点や標識が露出。
落合峠方面へは 気温上昇で積雪状況をよく見ながら 雪庇・ブロック崩壊に注意し 慎重に進む。
■夏道は 最低鞍部からの落合峠へ斜面をトラバースするが 2011年3月26日このトラバース道で 雪崩に遭遇し痛い目にあった。
が 今回の積雪状況では とくに問題なしと 判断。しかし できれば もっと 上まで登ってトラバースを避ける 努力を もっと すべきところで 12年という歳月が 安易なほうに 流れさせて しまうのかもしれない。
2022年3月 に続き、今回も トラバース道を辿る。
■1654m標高点へ向かう 山稜では 北側の 雪の多いところの 雪の感触を味わいながら進むことができて 大満足。
1654m標高点からは 祖谷谷を挟んで三嶺 西熊山 天狗塚 牛の背の山並み 黄砂、 PM2.5 、花粉や モヤ などで 少し視界が陰ってっているものの しっかり見えた。
■1654m標高点から西方を 見ると、この先 落合峠への山稜は さらに 雪解けが進んで いるが、 1654m標高点 北側の斜面は いまだタップリ 残雪が豊富。
なので 県道44号三加茂東祖谷山線へ ショートカットすることにして、北側斜面の豊富な残雪を楽しみながら 直下降し 県道に降り立つ。
この日 出会った登山者は 矢筈山 1名。
2023 令和5年3月12日現在
累計山行日数 2020日 (四国 1630)
-------------------------------------------------
■今回から ガーミンのGPSMAP66i導入
-------------------------------------------------
徳島県 三好市 東祖谷 深淵。
この谷間では 電波状況が厳しく携帯電話 は 圏外。
アマチュア無線の電波は 標高の高いところでしか通じず、アマチュア無線のAPRSで 現在位置をリアルタイムに示そうとしても 谷間では うまく作動しない。
IBUKIも携帯電話不感地帯では トラックを記録しても送信できず 携帯電波の圏内帯にはいり はじめて 有効に機能する。
■電波環境の 悪条件のもとで 現在位置をリアルタイムに 示す ライブ トラッキング送信はできないのかと 思いつつ、、、
かねてより 気になっていたのが イリジウム衛星を使い双方向衛星通信機能を搭載した ガーミン社製のGPSMAP66i。
これを使えば 空が開けてさえ いれば イリジウム衛星を捕捉でき 谷間でも 十分 リアルタイムに現在地を ライブトラッキングできる。
ただし 機器の初期値段が高額なうえ 月額のサブスクリプション費用が嵩むことが ネック。
こうした難点があるので 維持費の安い アマチュア無線 APRSなどを活用して GPSMAP66iへの導入には ためらい が続いていた。
■三嶺山頂で 高額な維持費がかかる イリジウム衛星携帯電話の実物も 実際 見せてもらったことがあったり、
山域でよく会う 登山者から 縦走路で イリジウム通信機能のあるガーミン社製品も見せてもらったりして、
とても興味がわき 登山用として いつか 時代は イリジュウムなどの衛星通信利用へと 移っていくのかと 思っていた。
■こうしたおり アップル iPhone14 は 北米では イリジウム衛星通信を使用した「Emergency SOS(緊急SOS)」機能が 使えるようになったとか聞く。
ただし 日本国内ではiPhone14の衛星機能は 使えないとか。
■2020年 瀬戸大橋の すぐ近くで 沈没した大勢の学童を乗せたクルーズ船は 直ちに すぐ 全員無事救助されたが、2022年知床の観光船沈没事故は電波状況の悪いところで 多数が犠牲となった。
電波機器不備と 電波状況の悪さが 捜索救難を著しく難しくしていることを 2022年の観光船沈没事故は 実際に証明しているのでは ないだろうか。
■山岳遭難では 低山から高山まで 電波状況悪いところで 行方不明になったりして 行方不明遭難者の探索救難が とても困難になることが多い。
■普段 通い慣れているところでも 山岳地帯では 携帯電話の利用できるところは 案外 限られるところだけで 殆どが圏外となるのが実情なのだ。
■ところが 山岳遭難は 突然 いつおこるかわからないもの。
携帯 電波圏外でも 空が見えさえすれば 連絡がつく メール機能。
刻々と 現在位置を リアルタイムに表示公開していく ライブトラッキング機能。
これらがあれば 緊急時 の 山岳遭難対策に極めて有効になることは 間違いない。
■北米ではiPhone14で使えるのに 日本国内では iPhone15以降でも イリジウム衛星利用できる 可能性は とても低いのでは?
携帯電話 アマチュア無線 ココヘリ IBUKI など など すでに ある程度持参携行しているが、さらに 電波機器をしっかり 装備して 常に 使えるようにすることが 大事だ。
■いろいろ検討した結果 少々 大袈裟かもしれないが やはり 衛星通信機能を 備えた ガーミン社製の GPS端末GARMIN GPSMAP66iに 注目。
■月々 サブスクリプション費用が嵩むのは 痛いところだが
万が一の 山岳事故があってから 出費するするより 事前に 念のためと 費用をかけるほうが 安心して山に行けて より 実質的に安全登山につながるのでは ないだろうか。
■熟慮のうえ、多少の月々 サブスクリプション費用などは 安心代として とらえて GPSMAP66iを今回 新たに 購入し 運用することにしました。
■現在 のところ 10分間隔のトラッキングなど まだ不慣れですが 様々な機能を ぜひ 使いこなせるよう に試し 運用中です。
【動画】
https://youtu.be/H8tugLbybsw
【写真】
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720306702625
【趣深山ブログ】
https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/584881ca5f9fa7b2d21df3d98f5a1c96
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する