浅草岳
- GPS
- 05:15
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り 無風、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪はスキーをするには十分。3月いっぱいはスキー等十分楽しめると思う。雪質は前日に降雪があり、多いところで10cm程度だったが、標高が低いところは雨だったので新雪はなかった。 |
写真
感想
除雪の最終点には6:08に到着。既に15台くらい並んでいた。気温はマイナス2℃。寒いと言えば寒いが無風なので外に出てもそれほど寒くはなかった。食事は途中の道の駅で済ませてきたが、着替えとパッキングがまだだった。それらを済ませて6:28に行動開始。前後左右にボーダーやハイカーが多い時間帯の出発となった。1分ほど歩いて雪の上の乗る。雪壁は相変わらず高く、今日の時点でまだ2メートル弱はありそうだった。雪質は硬いが凍ってはいない。板を履いて歩き出す。昨日はこの辺りも雪ではなく雨だったと思うが、雪の上には無数のトレースがあった。雨が降る前に着けたものだろうか。橋を渡り右に曲がる。前後に人は多いが適度にばらけるのであまり騒々しかったりはしない。天候は晴れていて予報どおり。だがここまで来るのに天気が目まぐるしく変わったのも事実だった。特に湯沢付近ではみぞれが降っていて、天気予報が外れたか?と思ったほどだった。しかし小出に近づくに連れ天候は回復していった。ただ最後までガスが取れず、そこが気がかりだったが、出発時にはしっかり晴れてくれた。
昨日の雨は標高が上がれば雪に変わるだろうと思いつつ先に進む。林道が終わり急傾斜地をこなすと稜線に出る。ぶなの森を緩やかに登っていく。ここまで無風で暑くてしかたなかったが、稜線に出るとさすがに少し冷たくちょうど良い加減になった。天気が良いので、稜線に出て振り返れば守門岳がよく見える。今日は向こうの山もスキーヤーボーダーハイカー多数だろう。除雪最終地点はここと同様長蛇の車列になっているだろう。8時過ぎに最初の休憩。持参したアンパンを食べ麦茶を飲む。途中までは暑くてジャケットは着ていられなかったが、この辺りから先は風もあり寒そうなので、再度ジャケットを羽織った。ぶなの森あたりから先は予想したように新雪があった。積雪は多いところで10cm程度か。既に良く踏まれているし、元々硬い雪の上に降った雪なので、スキーで歩いてもほとんど沈まずに歩ける。そしてぶなには樹氷が着いていた。標高の低いところは既に溶けていたが、距離を伸ばし標高が上がるとしっかりとした樹氷が見られるようになってきた。浅草岳は標高で言えば1500メートル程度だが、風の通り道になるのか、前日雪が降ると翌日は大概樹氷が見られる。しかも3月後半になってからでも見られるのは、何だか得した気分になる。下から見ていると雲の流れが速くて、風が冷たく寒そうだったが、実際に雲が流れるエリアに入っても寒さはほとんど感じなかった。ジャケットを着てほとんど休憩せず歩き続けていたのも良かったのかもしれない。時折雲はかかるものの、周囲の展望を遮るものはなかった。今日は新雪もあるしあたりの日だな、と思った。稜線に出るといくつかのピークを通過しないと浅草岳の山頂には到達しない。何度も来ているのでさすがの手前のピークを誤認することはなかった。また、山頂に近づくと足下の雪質が硬くなってきた。雪というか、氷に近い。この辺りは風の通り道なのか、昨日の雪も全然積もっていなかった。でも山頂は見えるし近い。最後、山頂を巻き気味に上がり9:46に無事到着。先客が数名いたが、いずれもハイカーだった。スキーやボードの人は下山が速いので、まだこれから上がってくるのだろう。山頂からの展望は相変わらず良い。天気もいいし風も弱いので、ひとしきり写真を撮った後は座って大休止とした。今日はここまで1回しか休憩らしい休憩はしなかった。
休憩しつつ下りの準備も行う。どこを下るか毎度悩むのだが、今日は新雪もあるし例によって早坂尾根を下ることにした。準備が終わり10:16に下山開始。山頂付近はやはり雪が硬く、新雪のあるところを選んで滑る必要があったが、それも次第に良い雪が多くなってきた。この尾根は傾斜も緩くて実に自分向けである。快適緩斜面に昨日降った新雪があり、非常に快適だった。今シーズン一番快適だったかもしれない。だが快適が長く続かないのもこの尾根の特徴だ。尾根から降りなければならないが、毎度場所に悩む。登りや下りのトレースは無数にあるが、ついて行ってはまるのも嫌なので、GPSを見つつ下降点を探す。適当なところから下り始め、緩い坂を滑ると時期に林道に到達した。毎度自信はないのだが、毎度なんとか林道に交差することができる。林道に至ればだいぶ安全なので、ここで装備を一部登り仕様に変更する。ゴーグルは暑いのでしまい、サングラスに換装する。ジャケットも暑いので脱いでフリースのみになる。11時過ぎに装備換装が終わり行動再開。ここまで来るとトレースがやはり無数にある。斜度はほとんどない林道だが、一応下りなのでスキーは歩くよりは速い。標高が下がりさすがにドライな新雪は最早なく、湿気た新雪か硬い雪のどちらかだが、それでも斜度があれば板は滑った。滑ったり歩いたりを繰り返し、11:36に無事駐車場に到着。クルマの列は更に増えていた。山頂から1.5時間かからずに下山したことになる。途中下降点でのまごつきがなければもう5-10分程度速かったかもしれない。山中にいたときは花粉もなくとても快適だったが、下山して後片付けをしていると早速くしゃみが出た。ずっと山中にいるわけにはいかないが、花粉のない環境はやはり魅力的だ。
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