下ノ廊下

2014年10月11日(土) ~ 2014年10月12日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,121m
• 下り: 1,961m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:30

6:50 黒部ダム
14:20 阿曽原温泉小屋

2日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:00

6:00 阿曽原温泉小屋
11:00 欅平

道は平なのですが、コケたら死んでしまうという恐怖からコースタイムは上がらず、スピードよりも安全を重視しました。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢までマイカーで行き、回送サービスを利用して、宇奈月温泉まで回送してもらいました。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは、扇沢のトロリーバスのりば1階の階段手前にあります。コースは、大変良く整備されていますが、滑落したら危険なところばかりで恐怖の連続でした。

その他周辺情報

定食屋のおかみさんからお勧めされた「尾の沼体験交流施設 とちの湯」が、宇奈月駅から車で１０分程度のところにあいます。トロッコ列車からも見える温泉施設です。

写真

10/11 5:38

扇平のトロリーバスのりば。早朝から切符を求める列。H先輩もこの列に並んでいます。

10/11 6:24

トロリーバスの1号車に乗車。早起きした甲斐がありました。

10/11 6:47

黒部ダムに到着。

10/11 6:53

旧日電歩道の案内板。

10/11 7:05

黒部ダムです。

10/11 7:27

さわやかな気候の中、ハイキング気分でスタート。写真は、山歩き5回目のKAMAちゃんです。

10/11 7:59

川が豪快に流れています。晴天続きのため、水は澄んでいます。

10/12 23:54

木々が紅葉してきています。

10/12 23:54

渓谷沿いの歩道。まだまだ序の口です。

10/11 8:57

残雪です。もうすぐ雪が降るのに。。。

10/12 23:54

ひょえ〜。結構、怖いです。

10/12 23:54

何ですって？

10/12 23:54

これが、高廻り桟道。ほぼ90度。

10/11 9:30

きれいな青。何という花でしょう？

10/12 23:54

ひょえ〜。ひょえ〜。

10/12 23:54

こんな渓谷の切り立った崖の中腹に作られた歩道をひたすら歩きます。

10/11 10:47

滝越え。体半分ずぶ濡れです。

10/11 11:20

十字峡。ここで軽い昼食です。

10/11 11:21

一人づつしか歩いてはいけないワイヤー吊り橋。ひょえ〜。因みにこの後ろ姿が私でございます。

10/12 23:55

コの字に削られた歩道。ひょえ〜。ひょえ〜。

10/11 12:05

ひょえ〜。ひょえ〜。ひょえ〜。

10/11 12:14

何だあれは？

10/12 23:55

吊り橋パート�.結構、しっかりした造りで3人一緒に渡ることができました。因みにこの後ろ姿はH先輩です。

10/11 12:41

ひょえ〜。ひょえ〜。ひょえ〜。

10/11 12:50

発電所でした。手前が吊り橋。

10/11 12:57

廃墟を進みます。

10/11 12:58

廃墟の暗がりです。

10/11 13:07

仙人谷ダムに到着。ダムカードは無いとのこと。とほほ。

10/11 13:11

ダム施設内の高熱隧道。サウナのようでござんす。

10/11 13:15

関西電力人見平宿舎前のトロッコ軌道。

10/11 13:39

へびだ〜！ひょえ〜。ひょえ〜。

10/11 13:41

短いトンネルを抜けます。

10/11 14:07

やっと着いた〜。阿曽原温泉小屋です。

10/11 15:45

テン場は満員状態。しかたなくトイレ前に設営しました。

10/11 18:02

夕飯はカレーです。

10/12 23:55

小屋を下ったところの滝。2日目スタートです。

10/12 6:39

今日も快晴。

10/12 7:06

山の中腹に真横に伸びるスジ。あれが水平歩道です。ひたすら続きます。ひょえ〜。

10/12 23:55

滝がたくさんあります。

10/12 7:40

何の実でしょう。植物は全くわかりません。

10/12 7:40

砂防ダムの中を歩きます。

10/12 7:46

可憐な花。何という花でしょう。

10/12 7:53

すすき。

10/12 23:55

ひょえ〜。

10/12 8:34

ヘッドライト装着。

10/12 8:38

150mの長いトンネル。

10/12 23:55

水平歩道を歩く物好きな人々。この辺りまで来ると高度にも慣れ「ひょえ〜」も治まってきました。

10/12 9:34

かわいいお花。何という花でしょう。

10/12 9:39

白馬岳？

10/12 10:51

やっと人間界に到着。

10/12 11:22

トロッコ電車だぁ。

10/12 12:49

誰だぁ？

10/12 12:54

宇奈月駅。ここにマイカーが回送されています。

10/12 13:34

遅めの昼食。
唐揚げ定食、ごはん大盛り。

10/12 14:08

立ち寄った温泉（尾の沼体験交流施設 とちの湯）。定食屋のおかみさんのお勧めです。

10/12 16:34

KAMAちゃんが、「富山まで来たのだからどうしても食べたい！」とわがままを言うので仕方なくブラックラーメン。私の口には合いません。

撮影機器：

Canon IXY 100F Canon

装備

共同装備

３人用テント

感想

kazu5000🌲

　H先輩の提案で、この時期にしか歩くことの出来ない「下ノ廊下」を歩くこととなりました。旅の前に、H先輩からお借りした吉村昭著「高熱隧道」を拝読し、先人たちの苦労に思いを馳せる山旅となりました。
　さて、想像していた通りに断崖絶壁の歩道をひたすら歩く「ひょえ〜」な行程でした。高所恐怖症のKAMAちゃんの歩行スピードが上がらず、トレラン業界のH先輩は、きっとイライラされたことでしょう。
　結局、無事に人間界に戻ってこられて良かったです。
　また、私自身、初めてのテント泊で、H先輩がいなければこんな素敵な経験は出来なかったことでしょう。どうもありがとうございました。
　最後に、阿曽原温泉小屋の露天風呂は「男の裸祭り」でまるでコントのようでした。がははははは。

コメント

ssm330

こんにちは
テント場の写真にボクが写っていたので思わずコメントさせてもらいました。
テント場の混み具合は凄まじかったですね。ボクは早く着いたから問題なく設営出来たんですが、それでもすぐ隣で宴会してたりで騒がしかったです。

kazu5000🌲

Re: こんにちは
テント場の込み具合を写したかったのですが、ssm330さまも写してしまって、どうもすいませんでした。
我々は、トイレの前に設営したのですが、思ったより快適に休むことができました。
また、どこかの山でお会いしましょう。

たけ

はじめまして。
初めまして。たけと申します。
私も今週末に下ノ廊下を予定しており、同じく山の先輩に薦められて「高熱隧道」を読んでいるところなので楽しく拝見し、参考になりました。先人たちのご苦労は想像を絶するものなのでしょうね〜。ありがとうございました。

kazu5000🌲

Re: はじめまして。
週末だと紅葉も良い感じかもしれませんね。
私は、先人たちの苦労を心の中で思いつつも テント場では只の酔っ払いおじさんになってしまいました。まさに二律背反でございます。
では、良い山旅を。。。

hokkun

お疲れ様でした
いつかは歩いてみたかった下の廊下に「ピークハンター」のkazu5000様をお誘いしてしまって申し訳ありませんでした
次回はもっと鍛えて、アルコール の積載量を増加させたいと思いますのでよろしくお願いします

kazu5000🌲

Re: お疲れ様でした
本当にお疲れ様でした。
テント、食料、KAMAちゃんの飲料水、何から何まで担いでいただいてすいませんでした。
また、H先輩であれば日帰りでこなせる行程をほぼコースタイム通りの遅いペースで最後まで面倒みていただき本当にありがとうございました。
私もより精進いたしますのでまたお付き合いください。
最後に、ブラックラーメンは二度と食べません

takenakano

混んでいましたね
こんにちは。テン場の写真で手前の後姿は多分私だと思います。３時半頃着いて、テントとテントの隙間に張ろうとしたのですが、隣のおじさんから通路（？）に張るなといわれ、露天風呂に下る道の途中の草むらに張りました。フロアレスシェルターでよかったです。

kazu5000🌲

Re: 混んでいましたね
やはり、この時期にしか歩くことのできないルートだからでしょうか。本当に混んでいましたね。
でも、露天風呂に通じる道でのテント設営は、ラッキーポイントではないでしょうか？よこしまな考えですが、お風呂に行く山ガールをチェック出来たりして。。。
すいません。大変な思いをされた方に私自身の妄想を述べてしまいました。。。
いつか、私も一人でテント泊が出来るように精進します。