コイカクシュサツナイ岳
- GPS
- 16:26
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 1,917m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:19
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 7:35
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:17
天候 | 3/18晴れ,1/19晴れ(風あり)/曇り,3/20晴れ(風強) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※トンネル内でGPSに誤差が出たようなので、上り下りの標高差の記録は実際とズレが生じている模様。 ピョウタンの滝〜コイカク登山口・・・無雪 コイカク登山口〜上二股・・・岩伝いに歩ける渡渉多数,雪締まっている コイカク夏尾根・・・下部カリカリ急斜面,上部脛ラッセル |
写真
装備
個人装備 |
スノーシュー
|
---|---|
共同装備 |
30mロープ
|
感想
■3/28 晴 ピョウタンの滝(9:30)→上二股(13:50)=C1
アプローチ日なので、遅めの9時半出発。道道は全く雪が無く、自転車でもあれば快適な状態。サクサク歩き2時間弱でコイカク登山口に到着。沢沿いは雪が詰まっていて、よく締まっていて踏み抜きも無く歩きやすい。ゴルジュは巻くこともできそうだ。渡渉を何度も繰り返すが、水量も少ないので岩伝いに靴を濡らすことなく上二股まで到着。のんびりしながら過ごす。18時半くらいまで明るく、だいぶ日が長くなったことを実感する。夜は風が強かった。
■3/19 晴(風)
上二股(4:50)→コイカク(9:30)→上二股(12:30)=C2
5時前にテントを出る。雪の状態がどんな感じか分からず、風が強い場合はCo1308でC2にしようと、テントを撤収し全荷で登り始める。取り付きから間もなくものすごい傾斜に驚く。表面は氷化していてスノーシューがしっかり効くが、重荷でバランスを崩すと大変だと思った。重荷に耐えながらCo1100まで来たところで、雪の状態も良く風も大丈夫そうなので、泊まり装備をデポすることにした。途端に羽が生えたように歩きやすくなった。Co1305はテン場になりそうだ。テン場から上はスネ程度の積雪で、時々腰までズボ抜ける。よく足場を作ってから体重をかけないと、滑って危ない。Co1500くらいからアイゼンに履き替え、ハーネスも付ける。岩場が連続するが、注意して歩けば問題なかった。ロープを出すならここか?というポイントが2か所ほどあったが、結局使わなかった。だが、高度感があり緊張が続く。日高の山々の切り立ち、渓の深さに驚く。夏尾根の頭に出る直前も傾斜が強い。稜上は風やや強い。気温は温度計で−10度。コイカクまでの500mの歩きは、十勝側に雪庇。歩きやすい。1839峰がゴジラのようにそびえていた。行ってみたい、行けるのではないかと思いつつ、まだあそこまで行く勇気がないなと思った。9:32コイカクピーク、写真を撮る。バックステップを交えて下る。氷化した斜面もしっかりと足が埋まり、快適に降りることができた。明るいうちに下山できる時間だったが、せっかくなので上二股でもう一泊。だだっ広い平地の真ん中にテントを張り、雪のボールと枝で野球をやったり、雪上50m走をやって遊ぶ。ビーコンで雪崩捜索の練習もやった。きょうは1年目の結婚記念日だ。
■3/20 晴(風) 上二股(6:40)→ピョウタンの滝(10:50)
ゆっくり準備して出発。重荷がずっしり肩に食い込む。帰り道の道路は行きよりも長く感じた。トンネルで歌を歌いながら頑張って歩く。11時前にピョウタンの滝に到着。きょうが3日間で一番天気が良さそうだった。
(感想)
積雪期に初めて日高の主稜線に立ってみたいと、コイカクを目指してみた。どんなものか分からないので、予備日を入れて3泊4日の行程を組んだ。結果的に雪の締まり具合が非常に良く、好条件の中で登ることができた。今回の条件下なら、1泊2日が妥当か。主稜線から見えた1839峰は、近いようで遠い存在だった。稜上で確実に泊まれる技術を身につけたい。
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