草鹿砥卿のみち③西山〜本宮山〜新城裏参道

2023年03月21日(火) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 9.0km
• 登り: 815m
• 下り: 621m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:56

距離 9.0km 登り 820m 下り 627m

9:03 46号鉄塔
9:49 9:52 中部電力 三河南豊田線No.26
10:00 10:01 中部電力 額田三河線 No.35
12:40 馬の背平
12:59 13:10 公園
13:48 砥鹿神社奥宮
15:59 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

写真

3/21 9:39

前回完了のナギ沢からスタート　西山〜本宮山縦走路　傾斜はあるがおおむね幅広く快適　休日なのに出会う人はまれだった

3/21 9:49

鉄塔　正面は吉祥山　野田城址も見える　雨山合戦時に兵士も越えたらしい

3/21 9:57

3/21 9:59

あまり見たことが無い石垣積みの鉄塔　地権者には中電からわずかだが地代が入るそうだ

3/21 10:00

今年は馬酔木も開花が早い

3/21 10:01

雨山のブランコがある所を展望する

3/21 10:10

過剰な案内　木もさぞ迷惑だろう

3/21 10:22

こちらも過剰なバリケード　こうまでせずともわかりますとも　それとも地権者が登山者通行を嫌がっているのだろうか

3/21 10:34

3/21 10:34

3/21 10:58

3/21 11:07

第1ハイライトの松源院跡地へ急降下

3/21 11:18

3/21 11:19

宝篋印塔　沢筋からも来れるそうだ　各種の情報を頼りにSさんが再発見したそうだ　

3/21 11:20

3/21 11:29

昭和、平成のお賽銭

3/21 11:31

この平場は（八床嶺）　松源院の旧地だそうだ

3/21 12:04

3/21 12:30

3/21 12:34

3/21 12:37

馬の背平　その名の通り植林は無く草取りのための原っぱだったそうだ　宮崎道でもある

3/21 12:49

丁石　頭部が欠けている

3/21 12:55

国見岩　古代は支配者（赴任した国司）らがここに立って三河国を見おろすことが支配権を示すことだったらしい　なわばりということ

3/21 13:00

有名な「道のり」銅像　都からきて迷走する勅使（草鹿砥卿）に扇で鳳来寺山の方向を示す童子（本宮山の神？）

3/21 13:00

3/21 13:05

作者は大田さんらしいが不詳

3/21 13:15

3/21 13:15

願主　東田原村
森？竹松

3/21 13:42

本宮奥宮の道標　
右　志んしろ
左　みやさき

3/21 13:43

3/21 13:44

？云われ不明　聞いてなかっただけかも

3/21 13:45

3/21 13:45

縣立賢
鈴木與二郎
荒物屋権七

3/21 13:46

3/21 13:49

好評な自動販売機　以前は汁子もあったそうだが本日は食後のホットコーヒーを所望

3/21 13:50

3/21 14:01

「砥鹿神社神苑確立碑」　明治神宮造営の内務省「ドクトル本郷高徳」が本宮山神苑造りにかかわっているとか

3/21 14:03

意外なところから,
しんしろ道（臼子）へ

3/21 14:15

スカイライン脇（下）にも道標が多い

3/21 14:21

ここらの下にも新発見の丁石があるはず

3/21 14:26

ミツマタ

3/21 14:27

3/21 14:32

振り返り本宮山頂

3/21 14:41

二十六丁石　　宗高　元次郎　左兵衛　この道の丁石は玄武岩で規格(サイズ、書体）も統一されているそうだ　幕末期　砥鹿神社側の記録には出てこないらしい

3/21 14:42

3/21 14:45

3/21 14:47

藩中　加藤金兵衛の寄進　新城藩の重役だったとか

3/21 15:03

3/21 15:08

3/21 15:14

一桁には第がつく　ざんねんながら失われたものが多い

3/21 15:20

3/21 15:32

鳥居前BS　白木の大きな鳥居が近年まで建っていた　石垣も立派　何度も脇を通っているはずだが存在を知らなかった

3/21 15:44

礎石跡

3/21 15:44

往年の鳥居材　ここから本宮山頂に1時間で直登出来るらしい

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

ゲスト

三回目、ハイライトは旧松源院。毎度のことだが初めて通る道が多いので新鮮だ。
西山〜本宮山西尾根　雰囲気の良い明るい道だ。
旧松源院（八床）、かなり奥の秘境めいた場所なので山岳寺院か。山岳修行にも関係があるのかもしれない。それにしても本宮山には仏教遺跡（石仏など）が少なすぎる。明治期に整理されてしまったのだろうか。
新城裏参道、新城城主の菅沼定邦も本宮登山に利用している。
その記録は「山婦ミ乃記」として残されている。丁石は幕末の領民からの寄進。小Sさんにレクチャーを受ける。
この道は新城から見える烏帽子岩の下を通り抜けている。
歩行は白木鳥居の有った鳥居下BSで終了。歴史があり、静かながら印象に残った行程だった。
＊本宮山で道迷いした草鹿砥卿は鹿、童子（いずれも本宮山の化身？）に出会い
利修仙人のいる鳳来寺山の方向を示された。
　「草刈の　童たのまん　鎌をとく　砥鹿の社の　道の案内は　千代住」　
　　『狂歌三河名所図絵』