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Yamareco

記録ID: 5298541
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

高松山−昼闇山−焼山−金山−火打山あたり

2023年03月19日(日) ~ 2023年03月21日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
24:05
距離
43.2km
登り
4,015m
下り
4,019m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:35
休憩
0:58
合計
11:33
3:26
35
スタート地点
4:01
4:02
236
7:58
7:59
75
9:14
9:21
187
12:28
12:29
68
13:37
14:25
34
14:59
2日目
山行
7:03
休憩
0:33
合計
7:36
7:00
27
7:27
7:36
62
8:38
8:58
198
12:16
12:20
136
14:36
宿泊地
3日目
山行
4:10
休憩
0:37
合計
4:47
9:00
13
宿泊地
9:13
9:18
22
9:40
9:41
77
10:58
11:28
89
12:57
12:58
32
13:30
13:30
17
13:47
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
夜が明けてきた
高松山への稜線に光が
1
高松山への稜線に光が
火打の向こうから太陽が
1
火打の向こうから太陽が
昼闇山方面
一ノ倉川方面
振り返る
影火打北西側は日が入るのが早い
1
影火打北西側は日が入るのが早い
昼闇谷方面
適当に落として適当に登ろう
1
適当に落として適当に登ろう
この沢を下って
この辺を適当に登って
この辺を適当に登って
雨飾方面
金山方面
焼山から火打方面
1
焼山から火打方面
翌日にたどるルートを確認
2
翌日にたどるルートを確認
屋根付き一戸建て
5
屋根付き一戸建て
朝日が当たる
さて出かけよう
焼山南面から妙高方面
焼山南面から妙高方面
金山から裏金山谷方面
1
金山から裏金山谷方面
小滝が出ていた
右側から巻く
小滝が出ていた
右側から巻く
金山と天狗原山の東面
2
金山と天狗原山の東面
嘉平治岳への登り返しから
嘉平治岳への登り返しから
影火打の南面台地
1
影火打の南面台地
嘉平治岳側を振り返る
嘉平治岳側を振り返る
南面台地から乙妻・高妻方面
南面台地から乙妻・高妻方面
また振り返る
火打に朝日が差し始める
1
火打に朝日が差し始める
雪庇がハイライトとなって美しい
1
雪庇がハイライトとなって美しい
低い光が宿にも当たる
低い光が宿にも当たる
高谷池ヒュッテと妙高方面
高谷池ヒュッテと妙高方面
宿の中からの借景
3
宿の中からの借景
屋根付いた
火打山頂でのみ足跡確認
火打山頂でのみ足跡確認
影火打の北西へ
安全地帯におりて振り返る
1
安全地帯におりて振り返る
登ってきた方が撮ってくれた
6
登ってきた方が撮ってくれた

感想

高温ながらしばらく好天が続きそう。イグルー泊でどこかに行ってみよう。地形図と過去の写真を照らし合わせて、こんな感じのルートならつなげられるかなと計画。なんだかんだで当初計画からの変更や端折りもあったが、概ね想定通りの周回となった。

【3/19】
笹倉温泉を早めにスタート。既に林道のつづら折れにライトの明かりが複数。徐々に新雪が出てくる。つづら折れの先からアマナ平までの区間、複雑な起伏の続く地形を適当にルートを取るのが登りも下りも好きだったりする。アマナ平から高松山の尾根に取り付く。先行者はみな北面台地に向かった模様。火打焼山北面台地を眺めながらのラッセルが気持ちいい。高松山の手前で板を担いでアイゼンで登るが、ずぼずぼ沈んで時間を要した。
素晴らしい天気と展望のもと昼闇山まで。ここから南面を下る予定だったが、下部の状況に確信が持てなかったので高松山側に稜線を戻り適当な沢に滑り込む。1600mあたりまで下って登り返し。人の気配のない中のんびりと歩く。富士見峠手前で泊まるのに適当な箇所を見繕い、泊まり装備をデポして焼山へ。シュカブラとカチカチで歩きにくいが、傾斜が緩むところまでなんとか。この先は北面台地から登ってきた方が数名。山頂を往復するも、ライチョウは姿も足跡もフンも見られなかった。
デポ地点に戻ってあらためて周辺を確認して泊地を決定。イグルー作成開始。雪はそれほど悪くなく、大きめのブロックも切り出せたが、作業が丁寧すぎるのかどうにも時間がかかってしまう。イグルー泊とすることでテントなどを持たず軽量化して、雪山の自由を存分に楽しむ魂胆なのだが、逆に時間がかかって行動を制限しているのは問題であり今後の課題。特に仕上げの段階に入るとイグルー内で周囲の状況が見えず、夕日などの撮影機会を逸してしまうのは大変よろしくない。この日の夕焼けは特に赤く染まっていただけにもったいないことをした。

【3/20】
以前、笹ヶ峰から金山に行って泊まったことはあったが、焼山と金山の間をたどるのは初めて。数日前のものと思われるスキーのトレースあり。小谷側から笹倉温泉の方へ抜けたのだろうか。金山から東面へ滑り込むが、谷の中は深めの新雪がずっしりと重くなって板を回せず、新雪の薄い尾根に逃げる。こちらはこちらで硬くてやっかい、ところどころスラフが流れるのをやり過ごして裏金山谷の沢床まで。
以降は夏道との合流箇所まで滑りにくい雪をよろよろと下る。途中で小滝が出ており、板を脱いでトラバース。板を滝下に放り投げたら、ZEDのブレーキが外れた。
ヌルイ沢もしくは地獄谷との合流点から登り返して嘉平治岳を目指す。嘉平治岳に着くと西面からのスキーのトレースあり。こんなところに来る人もいるのだなと。
嘉平治岳の東面を降りて影火打の南面台地へ向かう。雪は悪いだろうと思っていたが、予期せぬフィルムクラスト。ところどころズブズブ新雪が混じるが苦労せずに済んで安堵。
翌日は妙高山へ登ろうと思っていたが、すでにモチベーションは減退気味。天狗の庭と高谷池の間の2147mへ向かいつつ、ロケーションのいいところを泊地にしようと探りつつ進む。良さげなところに目星をつけてイグルー作成を開始。やはりこの日も時間がかかってしまった。これではテント持ってきたほうが有益ではないか。

【3/21】
早めに起床して朝食を済ませてから早朝の光を撮影。それからまたイグルー内でたっぷりのお茶を飲むなどして時間を使う。火打山経由で笹倉温泉に戻るのに、雪の状態がマシになるのはいつ頃か悩ましい。モナカが残っているのが一番辛いだろうと、やや遅めの行動とする。
高谷池ヒュッテ周辺を散策してから火打山へ。ライチョウの姿なり痕跡なりを見れないかと思っていたが、山頂で1羽の足跡を確認したのみ。みなさんどこにいたのだろう。
下山は傾斜の緩めな影火打の北西面とする。ここ2日の気持ち良さげな滑走跡がたくさん。雪はだいぶ重くなっており、這々の体でなんとか下る。北面台地に出てからはシャウダーと言うのかザラメと言うのか、板のよく走る雪で快適下山。笹倉温泉までストップ雪などの厄介な箇所はなかった。
降りてから笹倉温泉でひとっ風呂。

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