十勝岳
- GPS
- 08:25
- 距離
- 35.4km
- 登り
- 1,977m
- 下り
- 1,974m
コースタイム
07:00 十勝岳
10:50 トノカリ橋
ガッツギア4
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の食事は鹿追しかめん。ごぼう天が美味い。ごぼう天そばにしなくても、もりそば&ごぼ天とか豚丼セット&ごぼ天など好きなメニューにごぼ天を付けるのが良い。 |
写真
感想
十勝岳に十勝側から登ったことがない。十勝を愛する者として、いつかは登ろうと思っていた。トノカリ橋を基点にすれば十勝岳からオプタテ方面に縦走して、やめたくなったら適当に東面に下りてトラバースすればトノカリ林道に戻れる。オプタテまで縦走すれば東斜面はイイ感じに緩んでいるだろうが、果たして天気と体力はもつだろうか。
1時にくったりレイクインを出てトノカリ林道まで。何年振りだろう。林道は穴ボコボコで運転は気を遣う。落石、倒木もあったので何度かクルマを下りてどかした。春の林道は大変だ。普通車、しかもレンタカーで夜の林道は走りたくない。橋の広場で支度したら十勝岳の登山口を目指して林道をゆく。林道は早速崩れてクルマが通れる状態ではなかった。登山口まで林道を使ったり森をショートカットしたり適当に。どう行くのが最も早く疲れないのか、やってみないとわからない。夏道登山口(十勝岳に続く尾根)に着いたら高度を上げていくが、目の前には一面のハイマツ。なんで? 雪が落ち切っているのか、地面が暖かいのか、風の通り道なのかわからないが十勝岳の東側はハイマツが出ている尾根、出ていない尾根がハッキリ分かれていた。望岳台から十勝岳に登って「あの尾根は白くて登りやすそうだな」というアタリを付けておけばもう少しうまく行けるだろう。
1,600mあたりで十勝岳が見えた。遠かった。ここからは一面シュカブラに氷の海。上までシールで登らせてくれそうにない。いつの間にか青空が広がっていた。下界はすごい速度で雲が流れている。今日は曇りだと思っていたので晴れて良かった。十勝岳を踏んだらオプタテ方面へ。板なら一瞬で高度を落とせるが東面はガチガチの氷で脚が疲れそうなので歩いていく。ここから見る美瑛岳は岩と雪のコントラストが美しい。こんなに立派な山だったんだなあ。遠くに大雪山、トムラウシも見える。
美瑛岳の手前の北側に回り込むところで足元の氷がガチガチに硬くなる。アイゼンもウィペットも弾かれる。ここでは絶対に転べないので大人しく引き返して斜度のユルいところで高度を落として巻いていく。オプタテまで尾根通しで行くのはやめて、板でオプタテの裾までガッツリトラバースすることにした。雪は硬くて斜度もあるので結構なスピードで北上していく。が、ここでもやっぱりハイマツや土に阻まれて高度貯金が減ってゆく。オプタテの裾に着く頃には1,200mまで落ちていた。雪が繋がっていればもう少し上手く行くと思う。今からあと800m登るのは・・・暑いからもう帰ろう。オプタテまで行くならもう90分早く出るんだったな。森はイイ感じに緩んで楽しかった。しかし林道は緩みすぎて滑らない。長い。オプタテに来るたびに「林道なげー、やっぱ羊蹄だな」と思っている。もう数年は来ることはないでしょう。下山後は林道を慎重に運転して念願の鹿追しかめんでゴボウ天そばを。その後は音更鳳の舞のサウナでガッチリ追い込んだ。帯広空港でクルマを返して夜の便で東京へ。本州の花粉はまだ終わらない。来週も北海道で。毎週東京に戻るのがめんどくさいからテレワークさせてほしい。
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