和賀岳 岩手の山友とツボ足で
- GPS
- 12:12
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 1,724m
- 下り
- 1,706m
コースタイム
- 山行
- 10:54
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 12:12
天候 | 晴天 午前は秋田県側に雲が 午後は快晴に |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下部は夏道が出ていました |
写真
感想
毎年恒例の残雪期和賀岳への縦走。スキーで3回、昨年ツボ足で1回、今回が5度目です。天候、残雪量からみてベストと考えたこの日、岩手のK守さんを通して集まった元気いっぱいの盛岡のKんさん、どこか岸田首相似の北上のI守さんの3人でロングルートに挑戦しました。
青森市を深夜12時過ぎに出発。貝沢駐車帯で仮眠後、お二方と合流し高畑口へ移動し出発。林道歩きでは踏み抜きが多く、結構疲れました。登るにつれ雪も締まり、アイゼン装着。第一関門の高下岳までがんばります。高下で雪の和賀岳とご対面。「あの稜線を歩き通すのか〜」「本当にあそこまで行けるのかな?」と感じますが、歩き続ければ大丈夫と励まし合います。
根菅岳、ブッシュの根菅分岐と続き最大の難関、コルからの登りへ。この時期、このルートの和賀岳は初めてというIさんは気合が入ってます。狭くて左右が切れている稜線ですが、日射で雪が柔らかくなっており安全に登れました。さらにいくつかのピークを越えていきます。次第に近づく和賀岳山頂。山頂手前1412mでIさんも「これで絶対に行けるよね」と確信。6時間以上歩き通してついに山頂へ。3人でガッチリ握手。山々の名を確認し絶景を堪能します。Kさん特製“おかず入り特大おにぎり”やスープ、コーヒーまでいただきました。他にだれもいない山頂。3人で、特別かつ最高の時間を過ごしました。
北に向かって戻ります。歩くうちに羽後朝日岳が近づきます。今年は特に、2週前に到達したニノ沢畚への稜線に目が引き付けられます。惹きつけられるような弾かれるようなあの鎌尾根…。感動を思い出しつつ、大雪田、毎年出会う岩場を経てコルへの下りへ。確実に下降し3人で安堵・休憩。その後は、雲がとれ快晴となった空の向こうに見える盛岡の街、早池峰、そして鳥海山を楽しみながら歩きます。高下で和賀岳に別れを告げ、軟雪に足をとられながらも12時間以上歩き通しました。お二人ともとても喜んでくれたのが何よりです。私としてもお二人から岩手の山事情を聞くことができ、とても勉強になりました。和賀の山々とお二人に感謝の気持ちでいっぱいです。
コメント
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こんばんは~
いつも拝見しております。
まさかあの時山頂に人がいたなんて!
素晴らしい山歩きに感動です!
お疲れさまでした~
コメントありがとうございます。
私からも「まさか薬師や甲山に人がいたなんて!」という感じです。
一昨年秋に訪れた際、甲山は標柱が見えるのに藪で近づけないと感じていました。
そうかこの季節があったのか、と教えていただきました。
お互いに12時頃、薬師・和賀の頂上にいたようですね。
残念ながら見えませんでした。
お天気良く、気持ちの良い1日でしたね。
これからもmomongaさんのレコ、楽しみにしております。
観ました。写真より臨場感があっていいですね!
コメントありがとうございます。相変わらずあちこちに出没しております。
GOPRO8をゴムバンド(ヘッドストラップ)で頭に付けております。
撮影も編集も若い人のようにサクサクとできませんが、記録目的や自分で悦に入るためにやってます。
以前読ませていただいたように、雪をも溶かすほどのkidachiさんの情熱こもったレコをお待ちしております。
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