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記録ID: 5332360
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

阿能川岳(仏岩ポケットパーク駐車場)

2023年04月02日(日) [日帰り]
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GPS
09:02
距離
14.6km
登り
1,057m
下り
1,051m

コースタイム

日帰り
山行
8:33
休憩
0:29
合計
9:02
05:35 仏岩ポケットパーク駐車場
05:55 赤谷越
06:03 仏岩 06:33
06:37 赤谷越
07:08 ヨシガ沢山
07:19 鉄塔
08:04 鍋クウシ山 08:05
08:28 天子山(GPS)
09:47 三岩山 09:48
10:17 阿能川岳 10:46
11:12 三岩山 11:17
12:42 天子山(GPS)
13:04 鍋クウシ山
14:47 ヨシガ沢山
14:18 赤谷越
14:37 仏岩ポケットパーク駐車場
天候 朝方くもりガス、10時頃よりガス上がり青空、15時頃より小雨
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内−首都高速−外環自動車道−<大泉JCT>−関越自動車道−<水上IC>−国道291号・県道270号(奥利根ゆけむり街道)−仏岩ポケットパーク駐車場
(都内−外環道−関越道−仏岩ポケットパーク:201km)

■復路:仏岩ポケットパーク駐車場−奥利根ゆけむり街道−<水上IC>−関越自動車道−<高崎JCT>−北関東自動車道−<岩舟JCT>−東北自動車道−<川口JCT>−首都高速−都内
(仏岩ポケットパーク−関越道−北関東道−東北道−都内:219km)

■駐車場:関越自動車道の水上ICで降りて国道291号、県道270号で約10キロ、仏岩トンネル手前の左側に仏岩ポケットパーク駐車場があります。駐車台数30台、無料です。駐車場は除雪されていますが、周囲には雪がありトイレは閉鎖されています。
マップコード:554 320 837*86
コース状況/
危険箇所等
■仏岩ポケットパーク駐車場−鉄塔
雪はほとんど溶けていて夏道です。ここまでは鉄塔の巡視路を兼ねているので、よく整備された登山道(巡視路)です。

■鉄塔−三岩山
鉄塔の巡視路は刈り払いもされよく整備された道ですが、登山道は雪の下か薮の中です。雪は残っていますが、雪庇が落ちたり、薮が起き上がったりして、かなり厄介な状態になっています。もう冬季限定ルートと呼べる状態ではありません。

■三岩山−阿能川岳
十分な雪で繋がっています。この間は快適な雪上歩行が出来ます。気温があまり高くはなかったからか、踏み抜きは一切なく、ノーアイゼンで歩きました。
奥利根ゆけむり街道の仏岩トンネルの手前、仏岩ポケットパークの駐車場に車を入れました。
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奥利根ゆけむり街道の仏岩トンネルの手前、仏岩ポケットパークの駐車場に車を入れました。
駐車場は除雪されていますが、駐車場の周囲には雪があります。
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駐車場は除雪されていますが、駐車場の周囲には雪があります。
トイレは冬季閉鎖されていて使用できません。公衆電話ボックスがありますが、こちらは使用できそうです。
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トイレは冬季閉鎖されていて使用できません。公衆電話ボックスがありますが、こちらは使用できそうです。
5時半を過ぎました。すっかり明るくなりました。公称30台駐車できる駐車場ですが閑散としています。
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5時半を過ぎました。すっかり明るくなりました。公称30台駐車できる駐車場ですが閑散としています。
登山口はこの東屋の裏にあります。
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登山口はこの東屋の裏にあります。
登山口には阿能川岳の記述はありません。吾妻耶山登山口と書かれています。
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登山口には阿能川岳の記述はありません。吾妻耶山登山口と書かれています。
赤谷越まで登ってきました。阿能川岳とは方向が180度反対ですが、仏岩に寄っていきます。
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赤谷越まで登ってきました。阿能川岳とは方向が180度反対ですが、仏岩に寄っていきます。
赤谷越から5分ほどで仏岩です。
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赤谷越から5分ほどで仏岩です。
大きな岩です。仏だと思って見れば見えなくもないですが...裏に回ってみましたが、登れるようです。
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大きな岩です。仏だと思って見れば見えなくもないですが...裏に回ってみましたが、登れるようです。
チョット道草をして赤谷越まで戻ってきました。ここから阿能川岳に向かいます。
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チョット道草をして赤谷越まで戻ってきました。ここから阿能川岳に向かいます。
阿能川岳へは稜線のルートで、幾つかピークを越えていきますが、最初のピークは「ヨシガ沢山」です。
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阿能川岳へは稜線のルートで、幾つかピークを越えていきますが、最初のピークは「ヨシガ沢山」です。
山頂には雪がありましたが、雪があるのは山頂だけ、すぐに消えてしまいました。
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山頂には雪がありましたが、雪があるのは山頂だけ、すぐに消えてしまいました。
登山道に鉄塔があります。ここまで雪はほとんど消えていますが、ここからボチボチ出始めます。
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登山道に鉄塔があります。ここまで雪はほとんど消えていますが、ここからボチボチ出始めます。
二番目のピークは「鍋クウシ山」です。山名の意味は分かりません。
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二番目のピークは「鍋クウシ山」です。山名の意味は分かりません。
二番目のピークを過ぎると雪は増えますが繋がっていません。
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二番目のピークを過ぎると雪は増えますが繋がっていません。
辛うじて繋がっていても綱渡りのように痩せています。
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辛うじて繋がっていても綱渡りのように痩せています。
危ないところは藪に逃げますが、これが結構体力を消耗します。
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危ないところは藪に逃げますが、これが結構体力を消耗します。
このように安定して繋がっている場所は少ないです。
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このように安定して繋がっている場所は少ないです。
三岩山を過ぎると雪稜も安定して、本日最後の阿能川岳が見えてきました。谷川岳方面はまだガスですが、テンクラでは10時頃から晴れマークです。
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三岩山を過ぎると雪稜も安定して、本日最後の阿能川岳が見えてきました。谷川岳方面はまだガスですが、テンクラでは10時頃から晴れマークです。
稜線が平らになったと思ったら阿能川岳の山頂です。手作りの山頂標が掛けられていました。テンクラの予想が当たり青空が見え始めました。ガスが上がり、俎瑤里茲Δ任后
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稜線が平らになったと思ったら阿能川岳の山頂です。手作りの山頂標が掛けられていました。テンクラの予想が当たり青空が見え始めました。ガスが上がり、俎瑤里茲Δ任后
三角点は雪の中です。エアでポチッと...
基準点名:阿能川岳 等級:二等 標高:1611.30m
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三角点は雪の中です。エアでポチッと...
基準点名:阿能川岳 等級:二等 標高:1611.30m
手前が俎山稜で川棚ノ頭と俎(右)、奥は国境稜線の万太郎山だと思います。
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手前が俎山稜で川棚ノ頭と俎(右)、奥は国境稜線の万太郎山だと思います。
俎瑤鬟▲奪廚法ァァイ海諒角から見る俎瑤呂呂犬瓩討世隼廚い泙后
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俎瑤鬟▲奪廚法ァァイ海諒角から見る俎瑤呂呂犬瓩討世隼廚い泙后
山頂の西側に近いのは小出俣山です。ここも行きたい山のリストにありますが、この雪質ではチョットやばいかな。
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山頂の西側に近いのは小出俣山です。ここも行きたい山のリストにありますが、この雪質ではチョットやばいかな。
さて下山します。今日はピストンなので往路を忠実に下ります。
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さて下山します。今日はピストンなので往路を忠実に下ります。
雪庇が崩れかけている場所があります。気温は10℃以下なので踏み抜きや雪庇の崩壊はなさそうですが、慎重に下山します。
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雪庇が崩れかけている場所があります。気温は10℃以下なので踏み抜きや雪庇の崩壊はなさそうですが、慎重に下山します。
登り返しがキツそうな三岩山ですが、思ったほどキツくはなかったです。
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登り返しがキツそうな三岩山ですが、思ったほどキツくはなかったです。
往路では気がつかなかった三岩山の山頂標です。手作りですが、あれば嬉しいです。
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往路では気がつかなかった三岩山の山頂標です。手作りですが、あれば嬉しいです。
三岩山にも三角点があります。
基準点名:小唐沢 等級:三等 標高:1568.09m
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三岩山にも三角点があります。
基準点名:小唐沢 等級:三等 標高:1568.09m
三岩山の山頂から見た谷川岳(オキ・トマ)です。ずいぶん雪が少ないように思います。肩の小屋や方位塔が見えます。
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三岩山の山頂から見た谷川岳(オキ・トマ)です。ずいぶん雪が少ないように思います。肩の小屋や方位塔が見えます。
天子山の山頂だったと思います。小出俣山の両サイドに万太郎山と仙ノ倉山です。
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天子山の山頂だったと思います。小出俣山の両サイドに万太郎山と仙ノ倉山です。
藪に逃げるのがしんどくなってきたので、極力雪上を歩きます。
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藪に逃げるのがしんどくなってきたので、極力雪上を歩きます。
パッコ〜ン
鉄塔まで下ってきました。正面の山は吾妻耶山です。雪はここまでです。整備されている道は鉄塔の巡視路です。登山道は雪の下、でなければ藪の中です。
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鉄塔まで下ってきました。正面の山は吾妻耶山です。雪はここまでです。整備されている道は鉄塔の巡視路です。登山道は雪の下、でなければ藪の中です。
赤谷越あたりで黒い雲が出てきましたが、雨が降る前に駐車場まで降りてきました。
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赤谷越あたりで黒い雲が出てきましたが、雨が降る前に駐車場まで降りてきました。
駐車場は「仏岩ポケットパーク」でした。静かで車中泊には良さそうですが、この時期だけかな?関越では事故渋滞が始まっているので北関東道から東北道を迂回して帰ります。お疲れ〜...
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駐車場は「仏岩ポケットパーク」でした。静かで車中泊には良さそうですが、この時期だけかな?関越では事故渋滞が始まっているので北関東道から東北道を迂回して帰ります。お疲れ〜...

感想

今年の冬は満足な雪遊びもできないうちに4月になってしまった。この週末はまだ雪が残っているだろう谷川方面の地図を眺めていた。花が咲きはじめたオキ・トマや国境稜線は激混みだろう。そこで冬季限定のルートとして登りたい山リストに登録してあった「阿能川岳」に行くことにした。
YAMAPの活動日記から得られた情報は雪が少ない。すでに藪が起き上がっている写真もあった。

実際に雪は少なかった。鉄塔辺りまでは、ほぼ雪は溶けていた。三岩山までの稜線も、雪庇が落ちたり、藪が起き上がっていたりして雪上を歩けない場所が多く、藪漕ぎで多くの体力を消耗した。笹藪は足で押し分けられるのでまだいいが、灌木の薮は手で押し分け体をねじ込む...疲れた。
三岩山を過ぎると阿能川岳まで雪も繋がり、快適な雪上歩きができた。

朝の内、曇り空で周囲の山はガスか霞で見えなかったが、テンクラの10時頃からの晴れに期待して、薮で折れそうな気持ちを抑えて阿能川岳まで登ってきた。山頂に着いたのは10時を少し過ぎた時間だった。テンクラの予想が当たった。それまで見えなかった周囲の山はガスが上がりだした。
とくに阿能川岳の目の前にある俎瑤徐々に姿を現す光景は圧巻だった。
オキ・トマも姿を現し、万太郎や仙ノ倉も見えだしたときは、藪漕ぎの疲れも忘れるほどだった。

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ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
阿能川岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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