会津駒ヶ岳・三岩岳 〜愛駒 ’23春〜

2023年04月21日(金) ~ 2023年04月22日(土)

• GPS: 11:42
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,585m
• 下り: 1,720m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:21
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:38

距離 5.2km 登り 1,143m 下り 28m

11:26 会津駒ヶ岳登山口
11:57 12:03 会津駒ヶ岳滝沢登山口
12:47 12:48 ヘリポート跡
13:54 水場
15:54 16:04 駒の小屋
16:04 宿泊地

2日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:04

距離 13.1km 登り 447m 下り 1,702m

9:05 宿泊地
9:18 9:31 会津駒ヶ岳
10:08 10:25 大戸沢岳
12:20 12:34 三岩岳
13:07 13:41 避難小屋
14:30 14:32 旧道分岐
15:57 16:00 国体コース登山口
16:07 あずき温泉バス停
16:09 ゴール地点

天候

4/21(金)晴れのちくもり　(山頂界隈のみガス)
4/22(土)快晴＆強風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

■駐車場
小豆温泉界隈のスノーシェッド近くに駐車。(「あずき温泉」バス停前。)
(→ここからバスで登山口まで移動)

■会津バス　(檜枝岐村方面)
https://www.aizubus.com/rosen/jikokuhyou
※この中の「田島管内」のPDFを参照してください。5/1にダイヤ改正があります。

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【参考】公共交通機関はこちら

■東武鉄道　特急リバティ
https://www.tobu.co.jp/railway/special_express/vehicle/revaty/
※下今市〜会津高原尾瀬口は、特急券がなくても乗車できる区間です。

■会津バス　時刻表
https://www.aizubus.com/rosen/jikokuhyou
※この中の「田島管内」のPDFを参照してください。季節により運行状況は変わります！

コース状況／危険箇所等

■4/21　滝沢登山口(国道)〜駒の小屋
今年は雪が少なく、旧ヘリポートより上まで、ほぼ夏道が出ています。私たちはブナ帯(標高1500mくらい)からアイゼンを装着しました。
森林限界を越えるあたりからガスの中に突入しました。視界は真っ白ですが、ワタクシ的には「尾根沿いで左へ左へ」を意識して、駒の小屋を目指しました。(右側が山頂方面ですが、広いので迷いやすいです。)　なお小屋界隈には道迷い防止のポールが立てられます。

※ちなみにこのルート、残雪期は下山時に中腹で道迷いする方も多いので、お気を付けください。


■4/22　会津駒ヶ岳〜三岩岳〜小豆温泉
寒波の影響で早朝はマイナス9度。冷たい北風が吹いていましたが、陽が昇れば少しずつ気温は和らいできたので、バラクラバを装着して歩き始めました。
会津駒ヶ岳〜三岩岳は、例年踏み抜きも多いですが、今年は前日からの冷え込みのお陰か、よく雪がしまっていました。とはいえ、雪庇が目立つ場所もあるので、その場合は樹林帯に潜りながら進みました。
三岩岳から小豆温泉は、少しずつ標高も下がり、ザクザクとした雪の上を下れました。この一帯も道迷いをしやすいので、GPSで現在位置を確認しながら進みました。終盤は再び夏道になりますが、かなりの急傾斜なので丁寧にゆっくり下ってください。

その他周辺情報

■駒の小屋　公式HP
https://komanokoya.com/

■駒の小屋　Twitter
https://twitter.com/komanokoya

■駒の小屋　アメブロ
https://ameblo.jp/aizukomagatake/

※駒の小屋最新情報は上記をご確認ください。

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■古町温泉　赤岩荘
http://www.sayurinosato.co.jp/akaiwa/index.php
・営業時間：9:30〜20:00
・大人600円
・「鉄分含有量が豊富で保温効果が高い」と記載されていたが、本当に湯上がりはポカポカ♨

■中華料理　清華
http://www.tomcat.co.jp/seika/
・西那須野塩原IC付近
・17時までランチメニューで対応！　19時半ラストオーダー。

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≪備忘録≫
■こま草
https://tabelog.com/tochigi/A0903/A090301/9020216/
・気になるお店！

写真

4/21 8:43

【2023.4.21】会津高原尾瀬口駅。8時半に到着したものの、食事処は9時からということで…。

隙間時間にお花見🌸(w)
まだ桜が楽しめて嬉しい（k）

4/21 8:35

ちょうど桜の季節です！(w)

4/21 8:48

なんとも言えない色味（k）
春色♪(w)

4/21 9:06

お待ちかねの、三種合体麺！
(うどん＆そば＆ラーメン入り！)

ボリューム満点！（k）
そばの主張が強いとみた(w)

4/21 10:04

車窓より見えたのは、三岩岳かな。(w)
雪が見えるとテンションが上がる！（k）

4/21 11:10

さて、歩き始め♪

4/21 11:30

フキノトウはすでにトウが立つ…(w)
もう少し早ければ…（k）

4/21 11:38

ネコノメシリーズ

ネコノメソウかな？(w)

4/21 11:39

こちらもネコノメシリーズかと…(w)

4/21 11:39

ショウジョウバカマ？(w)

4/21 11:44

4/21 11:46

夏道近道

4/21 11:54

イワナシは、もう終わりかけ…。

4/21 12:04

さて、登ります！(w)
やるかー！（k）

4/21 12:13

まずはじわじわと登り！(w)
最初の急登が割ときつい！（k）

4/21 12:24

営林署看板前で小休止。

まったく雪がない！(w)
今年は雪が少ないと聞いてはいましたが…（k）

4/21 12:30

ほっと一息…（k）
駒Tでやる気出してますね(w)

4/21 12:40

旧ヘリポート下は、多少の残雪。解けるのは時間の問題かな(w)

4/21 12:46

wさん撮影中（k）
遠方に白いものを発見しまして！(w)

4/21 12:49

タムシバ。ほんの少しだけ開き始める。(w)

4/21 12:44

こちらは、マンサク

4/21 12:47

旧ヘリポート。ここも雪がない！(w)

4/21 12:48

帝釈山も、雪が少なめ(w)

4/21 12:53

再び、夏道。

4/21 13:13

時々、雪解け水で登山道が潤う(w)
登山道が川のよう（k）

4/21 13:51

だんだんと雪が根付いてきたので、アイゼンを装着！(w)

4/21 13:57

幹の回りはすり鉢状に溶けていて不思議（k）
木も生きてるね！(w)

4/21 14:04

水場を少し過ぎた場所で休憩♪(w)

4/21 14:47

振り返る。だいぶ登ってきたね(w)
もう一息だー（k）

4/21 14:48

大戸沢岳がチラリと見える(w)

4/21 15:19

しかし、だんだん怪しい雲行き(w)
小屋に着くまで、天気もつかな…（k）

4/21 15:21

下界は晴れているのに(w)

4/21 15:21

だんだんとガスの中に…(w)
ガスを呼び寄せたのはwさん？それとも私？（k）

4/21 15:22

視界不良の中、wさんの背中が頼もしい（k）

4/21 15:31

とはいえ、これは迷いやすい…(w)
一人で登っていたら怖いな…（k）

4/21 15:38

ついに真っ白！(w)

4/21 15:40

振り返っても、真っ白！(w)

4/21 15:53

ほっとした!（k）
うん！(w)

4/21 15:57

ただいま〜！(w)
素敵な佇まい（k）

4/21 17:18

いただきもの。檜枝岐村のイタリアン居酒屋「どんのぉる なじょ」さんのフォッカチオをいただきました。塩バター的な味にやられる♪
お裾分けでいただいたラタトゥーユと相性ばっちり！（k）

4/21 17:27

そして、ほかにも沢山のお裾分けをいただく。こちらは鶏肉に春菊や山椒を添えて。美味！(w)
ありがとうございます。どれも美味しくいただきました！（k）

4/21 17:27

kさんからは、パリパリキャベツサラダ♪(w)
wさんのパプリカが良いアクセントに（k）

4/22 5:14

【2023.4.22】おはようございます！

寒波の影響もあって冷え込む朝。強風。マイナス9℃！(w)

4/22 5:15

駒が見える！(w)

4/22 8:37

小屋前からの、燧＆至仏(w)

4/22 8:37

先日お邪魔した、日光白根山！(w)
特徴的で分かりやすい（k）

4/22 8:40

お世話になりました！(w)

4/22 9:02

いざ、出発！(w)
進まねば…（k）

4/22 9:23

山頂〜(w)

4/22 9:24

再び、燧＆至仏。駒の小屋も！(w)

4/22 9:26

中門岳

4/22 9:27

撮ってもらいました！(w)
同じ様な格好ですねー（k）
たしかに…(w)

4/22 9:29

さて、大戸沢岳へ(w)

4/22 9:29

三岩岳も見える！(w)

4/22 9:40

燧ヶ岳がどーん！(k)
この角度、いいね！(w)

4/22 9:58

大戸沢岳手前。クラックも見える(w)

4/22 10:24

大戸沢岳に到着。

振り返れば、あいこまからの穏やかな道。(w)

4/22 10:31

大戸沢の森を、北進！(w)

4/22 10:36

4/22 10:39

三岩岳が近づいてきた！(w)

4/22 10:40

4/22 10:40

iphoneの方が、空が青い！(w)
何でか分かりませんが、確かに！（k）

4/22 10:43

で、もったいないけど、いったん下る。(w)

4/22 10:51

なんだか転げ落ちそうな構図…(w)

4/22 10:53

下り切って、再び登る(w)

4/22 10:56

4/22 10:59

稜線にはプチ雪庇も見える。(w)
せり出してますね（k）

4/22 11:03

雪庇付近は樹林の中へ避ける(w)

4/22 11:21

登り中に振り返る。大戸沢岳をバックに(w)

4/22 11:21

ピークまでが長いっ！(w)

4/22 11:30

4/22 11:32

2057ピークに登り切る！　三岩岳は近そうで遠い。(w)

4/22 11:56

4/22 11:56

4/22 11:56

4/22 11:56

小刻みなアップダウンの繰り返し(w)
地味にきつい…（k）

4/22 11:58

北側。会津朝日岳方面かな(w)

4/22 12:12

振り返る。先ほどいた2057ピークはこんな感じ(w)

4/22 12:14

樹氷だ！(w)
綺麗！（k）
前夜の冷え込みのお陰だね〜(w)

4/22 12:15

お花みたい!?(w)

4/22 12:26

そして、三岩岳！(w)

4/22 12:29

3つの岩。三岩！(w)
わかりやすい！（k）

4/22 12:30

本日歩いてきたルート！(w)
よく歩きました（k）

4/22 12:34

では、名残惜しくも、下る！(w)

4/22 12:53

樹林の中を自由に下っていたら(w)

4/22 13:00

正面に窓明山！　ん？(w)
次回は行きたいな（k）

4/22 13:00

ん？　右奥の家向山に下る尾根が見えるということは…。

自分たちが下りたかった尾根を通り過ぎてしまったことに気づき…、ここから少し後戻り…(w)

4/22 13:11

三岩岳避難小屋を見つけた！(w)
窓から入るのも雪山ならではですね（k）

4/22 13:23

ランチタイム♪(w)
ホットコーヒーがすぐにアイスコーヒーに。どちらも楽しめる♪（k）

4/22 13:47

これより、下り！(w)

4/22 13:51

4/22 14:01

4/22 14:08

一度、下る尾根を間違いそうになりつつ、GPSで確認しながら進む。こちらが正解！(w)

4/22 14:11

振り返る。さらば三岩岳！(w)

4/22 14:14

ブナが迎えてくれる♪(w)
標高差で樹相が変わるの面白い（k）

4/22 14:21

BCのシュプールがあったっけ(w)

4/22 14:24

標高が下がれば気温は上昇。ザクザクと下る！(w)

4/22 14:26

夏道が見え隠れし始めるが、まだまだしばらくは雪上を歩く(w)

4/22 14:33

久々に見た人工物！(w)

4/22 14:34

そしてここが旧道分岐！(w)

4/22 14:37

緩やかな登り返しもありつつ、基本はザクザク下る！(w)

4/22 14:43

三岩岳が見えた。もう遥か彼方！(w)
くだりは本当にあっという間（k）

4/22 14:50

よーく見てください！　同系色(笑)(w)

4/22 14:49

一生懸命生きているなぁ（k）
強いね！(w)

4/22 14:56

雪上の枝がだんだん多くなる(w)

4/22 14:58

再び、マンサク♪(w)

4/22 15:00

急傾斜な夏道が見えたところで、アイゼンを脱ぐ(w)
雪がなくなっちゃった…（k）

4/22 15:16

急傾斜にはお助けロープも(w)
くだり大変だけど、登りもきついだろうなぁ（k）
いつかは登ってみたいけどね〜(w)

4/22 15:23

イワウチワ(w)

4/22 15:24

横顔！(w)

4/22 15:28

にしても、激下りが続くのだが(w)

4/22 15:32

イワウチワの群落には癒される♪(w)

4/22 15:35

こちらはひっそりと咲くイワナシ(w)
可憐につつましやかで良いですね…（k）

4/22 15:37

あら、気の早いシャクナゲ！(w)
うーん、温暖化…（k）

4/22 15:47

下れば下るほど、イワウチワ街道になる！(w)
急坂で勢いあまって踏まないよう気をつけながら…（k）

4/22 16:00

ようやく国道が見えたー！(w)

4/22 16:02

下山〜(w)
国体のコースだったんだ（k）

4/22 16:29

水芭蕉群落地を見に行く。今年は暖かく、水芭蕉もすでに育ちすぎ!?(w)

4/22 16:30

です！(w)

4/22 16:51

初めての赤岩荘。湧き出すお湯は鉄分を豊富に含む褐色で、ポカポカ〜(w)
壁際からボコボコ源泉が湧いていました（k）

4/22 19:22

2日間ごはんを食べてなかったね、と。最後は街中華の定食！(w)
美味しくいただきました（k）

撮影機器：

iPhone 11 Apple

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

SH-RM11 SHARP

感想

wildwind

■寒波到来!?
事前の天気予報では、寒波の影響によりマイナス10℃予想…。一瞬目を疑ったが、防寒具をザックに詰めて出発すれば、初日は山麓(檜枝岐村)でまさかの20℃！　これはこれで笑いつつ、今年初めての半袖スタート！　

例年より残雪が少ないと聞いていたものの、中腹を過ぎれば冬の世界に後戻り。雨予報の割には降られずにすんだとはいえ、稜線に近づくにつれ冷たい風が吹きすさび、最後はまさかのホワイトアウト…。それでも小屋が見えれば安堵し、いろいろなものがこみ上げてくる。愛駒マジック♪

翌朝は予報どおり、マイナス9℃。強風の中、ひとまず駒ヶ岳まではと登り始めれば身体は温かくなり、稜線に立てば「行ける！」と確信。確かに顔は寒いけど、この冷え込みのお陰で、アイゼンがよく刺さる！　例年悩まされる踏み抜きが一度もなかったのは、もはや奇跡！

三岩岳へのルートも歩かないといろいろなことが忘れてしまいそうで…、だからこそ歩けて良かった。今回ばかりは寒波に感謝☆



■駒の小屋
今年の営業は4/29からだが、その前週の臨時営業に合わせてお邪魔することができた。小屋番さんはもちろん、毎年小屋開きのお手伝いをしている方にも再会でき、ランプの下で楽しい一夜を過ごす。この昔から変わらない雰囲気の中、何も成長していない自分の存在も感じつつ、今年は今年の思い出がまたできたなぁ(笑)


※そういえばみなさん、4/22のNHKラジオ「山カフェ」は聞きました？　4/29までなら「NHKらじるらじる」のオンデマンドで聴けます。内容は山小屋開き特集で、駒の兄さんも生放送で出演してました♪

wildwind

コメント

kimipapa

wwさん、こんにちは。

まだまだ雪山旅なんですねぇ。
山の中にも国体コースなんていうのがあるんですね！？

wildwind

kimipapaさん♪

東北は雪深いですからね。残雪期は春も冬も楽しめます

以前は山岳競技もありましたが、今はあまり聞かなくなりましたね。気になって調べてみたら、縦走の国体も2001年で終わってしまったようです💦

↓Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E4%BD%93%E8%82%B2%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E5%B1%B1%E5%B2%B3%E7%AB%B6%E6%8A%80