記録ID: 5406341
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
水晶岳と、雪で埋まった東沢谷、双六谷冒険
2023年04月22日(土) ~
2023年04月24日(月)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 25:09
- 距離
- 45.4km
- 登り
- 4,128m
- 下り
- 4,097m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 9:05
17:18
宿泊地
2日目
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:02
3日目
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:00
6:28
48分
宿泊地
13:28
天候 | 一、二日目は晴れだが、気温は低い。特に内部の稜線上は風が強く、体感的に-15度くらいで、最防寒手袋を持ってくれば良かったと後悔。 三日目は、やはり内部の稜線は風が強くて寒く、昼にかけてだんだんと高曇りになった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山指導センターにトイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
左俣林道の後半から所々に雪の大堆積あり。 小池新道登山口からほぼ雪面だが、始めはデブリ地帯で雪切れ箇所もあるので進路に迷った。山側を行くとほぼ雪面で通過できる。夏道伝いだと倒れた枝に邪魔される。 旧大ノマ分岐から大ノマ乗越へ登り上げるが、最上部の傾斜が高いので、下山時は安全にバックステップ。前日が高温だったせいか初日はアイゼンでは沈み込みが深めだったが、その後寒い日が続いたせいか最終日は沈み込みが少なかった。 稜線に上がり、雪面を進むが、ハイマツとの切れ目あたりは踏み抜くので注意した。双六岳を巻いて稜線に上がると丸山、三俣蓮華あたりは風が強かった。 三俣山荘近くを基地としてテン泊。朝にはテント内も−10℃に下った。 翌日は、黒部源流経由で水晶岳へ。稜線は夏道が出ている箇所も多かった。水晶岳手前で一番の難所の雪壁が立ちはだかり、怖いトレースに沿って登りあげて通過。下る方がさらに怖そうで戻りたくなかった。 水晶岳北峰の夏道にも怖そうな雪斜面トラバース箇所があり、回避。 その後、雪豊富な東沢谷への斜面に魅了され、下りやすい斜面を大降下。そして水晶小屋へと大上昇。上部は硬めの急斜面。水晶小屋直下の谷部から一本隣の谷部を進んだので、稜線に出てから少し怖い区間を進むことになった。 最終日は、双六岳に登頂し、双六谷へ続くトレースに後押しされて大降下。そして谷から大ノマ乗越への急斜面は辛かった。 |
その他周辺情報 | 中崎山荘日帰り入浴利用 |
写真
撮影機器:
感想
あわよくば薬師見平を目指してこの時期は初めての北アルプスへ。
少ないだろうと思っていたらまだまだ雪いっぱい。
改めて標高が高い峰々が連なっていることを実感し、
遠い目標は諦めて雪で埋まった谷を冒険。
寒かったが大雪原を思い存分楽しめた三日間となった。
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